F1史上初めてのナイトレースが、第15戦シンガポールGPとして実現しました。シンガポールの街を駆け抜ける特設コースは夜間照明により、幻想的で異次元の世界を思わせるムードに包まれました。しかし、レースはそんな雰囲気とは打って変わって限界ぎりぎりのバトルやクラッシュが続くエキサイティングなものとなりました。ウィリアムズトヨタのルーキー中嶋一貴は10番手からスタート、アグレッシヴなオーバーテイクをみせ、8位入賞。トヨタは、好調の若手、ティモ・グロックが4位に入りました。記念すべきシンガポール初代のウィナーは、15番手から追い上げた、ルノーのフェルナンド・アロンソでした。いよいよ来週末は、F1日本GP、富士山をバックにF1マシンが疾走します。
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