Speed Scoop
クルマに関する話題を世界中からピックアップするスピードスクープ。
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3月27日号

 今週は、富士スピードウェイ、リニューアル・スペシャル!

新生富士スピードウェイ、オープン間近です!
2003年9月から大規模な改修工事を進めてきた、モータースポーツの聖地、富士スピードウェイが、いよいよ4月10日、リニューアルオープンします。これにさきがけて、先月、落成披露式が行なわれ、生まれ変わった全長4,563mの本コースをはじめ、ショートサーキットやドリフトコース、交通安全センターなどが報道陣や関係者に公開されました。

披露式では、富士スピードウェイの島田社長が、モータースポーツの振興と安全運転の普及推進、若者への情報発信に取り組んでいくことを宣言。また、新コースが、F1など世界のモータースポーツを統括するFIAが定める最高基準のグレード1を獲得したことも発表されました。これで、富士でのF1開催がぐっと現実味を帯びてきました。

当日は、富士スピードウェイに縁のあるレース関係者の姿も多く見られました。その中から、お二人にお話を伺いました。先ずは、1960年代からトヨタのドライバーとして活躍、監督としても国内外で様々な活躍をされたトヨタチームトムスの舘信秀会長です。

舘 :66年のオープンの時にね、オープン前だというのにここに来てね。どっから入ったのかよく覚えていないんだけど、柵を乗り越えて入ってね。冗談抜きでコースを走ったんですよ。まあ今だから時効だろうけどね。あの頃のコースやサーキット、施設全てを考えるとね、やっぱり時代の流れ。30数年経って、クルマの進化も凄いけどサーキットも本当に進化した。進化っていうのは、観客席やピットが素晴らしいってこともそうですけど、やはりコースが安全に出来ているっていう感じがしますよね。これが何よりも僕にとっては嬉しいことだなあと思いますね。

鹿島 :久しぶりに現役復帰して、ここで走りたいんじゃないんですか?

舘 :いやもうね、前からシニアレースやろうやろうって行っているんだけどさ、なかなか旗振りがいないのよ。だからこれはしょうがない。僕が自分で旗振って、50歳以上、往年のドライバーを集めてね、シニアレースをやりたいなと前々から思っているのでね。スピードウェイが出来たので、ソフトの一つとして使ってもらえるためにこれからスピードウェイと交渉しようかなと。

鹿島 :往年の負けずギライのみなさんの熱い走りに期待しています!

舘 :そうそう!

続いて、1971年に富士スピードウェイでレースデビュー、日本人で初めて「ルマン24時間レース」を制するなど活躍後、トヨタチームトムス監督、フォーミュラトヨタレーシングスクール校長として、後進の育成に尽力されている、関谷正徳さんに伺いました。
関谷 :コースが昔の場合はレイアウトが古かったですよね。そういった部分ではもの凄く安全で、お客さんにとっても凄く観やすいように出来上がったんでね。ここを通して自動車ってものをみんなに感じてもらえるようになればいいなと。もっともっとモータースポーツを身近に感じてもらえれたら嬉しいなと思っています。

鹿島 :レーシングチームの監督として、そしてトヨタの若手ドライバー育成のリーダーとして、この富士をどのように生かして行きたいと思っていますか?

関谷 :やはり、クルマに乗っていてもモータスポーツとかクルマを運転するということに対して、興味が無かった人たちに興味を持ってもらいたいというのが一つありますよね。あとは、クルマは決して危ないものではなくて、正しく使えば非常に楽しいものだよってことを分かってもらいたい。

鹿島 :関谷さんご自身は、全開のタイムアタックはされたんですか?

関谷 :いやいや(笑)、したいんですけどね。でも最近、僕は「乗ってくれ」って言われないんで。ええ。本当は乗りたいんですけど誰も僕に「関谷、乗ってよ!」って言われないんですよ、どういうわけか分からないんですけど。

4月10日にはオープニングイベントとして『富士スピードウェイ リニューアルカーニバル』が開催されます。往年の名車によるデモ走行や、GTマシンのテスト走行などが予定されています。
http://www.fujispeedway.co.jp/

鹿島 :フフフ。今日はラルフ・シューマッハ選手がF1で走行しましたけど、ご覧になってどうでした?

関谷 :あのぐらいなら僕も出来るんじゃないかな(笑)。