Speed Scoop
クルマに関する話題を世界中からピックアップするスピードスクープ。
トップシークレット級のニュースやトピックも、レーサー鹿島がとことん追いかけます!
スピード・スクープ スペシャル 12月26日号

2004年も、モータースポーツをはじめ、クルマにまつわるさまざまな出来事がありました。今週は、年末恒例、「スピード・スクープスペシャル」今年のクルマ社会の出来事をまとめて振り返ります。



 F1GP、大いに盛り上がる!


今年のF1は例年になく大いに盛り上がりここ2〜3年低迷していたテレビ中継の視聴率もレースごとにアップしたと云われます。アメリカGPでは、佐藤琢磨が3位表彰台を獲得!これで、F1人気が一気に加速! さらに日本、マレーシアに続く、アジアで3番目、中国・上海GPも開催されるなど話題も豊富でした。そんな中、トヨタF1チームは3シーズン目、各所で健闘しましたが、今一歩及ばず!来シーズンへ期待をつなぎます。そして2004年、F1最後のビッグニュースは大物移籍!あのラルフ・シューマッハがトヨタへ移籍、F1界に衝撃が走りました。そしてもうひとつ、来シーズン、トヨタはあのジョーダンチームにもエンジンを供給します!ということで、応援のしがいが倍増です。3月6日、開幕戦・オーストラリアGPが待ちきれません!





 F3選手権!中嶋…一貴が鮮烈デビュー!

今年は若手ドライバーの躍進が目立ちました。中でも、F1やインディ戦士の登竜門と云われる「全日本F3選手権」で、元F1ドライバーあの中嶋悟監督の息子、期待のルーキー中嶋一貴が開幕戦、いきなりのポールtoウィンで見事鮮烈デビューを果たし、国内外の話題をさらいました。それに刺激されたかのように、横溝直輝、番場琢などトヨタの若手勢が大活躍! 日本のモータースポーツ界の新しい夜明けを感じさせる1年でした。また、今年の「F3選手権」では、山口のトヨタディーラーチーム・インギングがタイトルを獲得、旋風を巻き起こしたのも忘れてはなりません!




 アメリカ・NASCARでトヨタが歴史的な初優勝!

これまでアメリカの3大メーカーしか参加を果たせなかったアメリカンモータースポーツ界で絶大な人気を誇るNASCARシリーズ!このNASCARの、クラフツマン・トラックシリーズに今シーズン、トヨタが初参戦を果たしました。その第13戦、トヨタのピックアップトラック、タンドラが見事初優勝を成し遂げました。アメリカの自動車メーカー以外のクルマがNASCARで優勝するのは初めてという、まさに歴史的な出来事に、全米では3大ネットワークがトヨタの勝利を伝えました。また、最終戦には、IRLインディカーシリーズ等で活躍をしていた服部茂章選手が、トヨタのマシンでTRD-USAから急遽参戦、残念ながら予選通過はなりませんでしたが、もちろん、このシーリーズ、日本人初参戦、歴史に名を刻みました。




 あのグッドウッドに日本の伝説が甦った!


この夏も、伝統的なヒストリックカーの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」がイギリス・ロンドン郊外で開催されました。今年で12回目となるこの会場で、12万人の大観衆をわかせのが日本の伝説のレーシングカー。1968年の「トヨタ2000GT」のレース仕様車は、トヨタの斎藤副社長が自らステアリングを握り、ヒルクライムコースを疾走。会場から大きな拍手が沸き起こりました。さらに、幻のF1マシンと言われる、70年代の伝説のマシンあの「コジマF1」こと「コジマ・KE007」がイギリスの地で甦りました。当時、このマシンのステアリングを握り、富士スピードウェイを駆け抜けた名ドライバー、長谷見昌弘さんもこの日のために駆けつけて、感激で涙ぐんでいました。





 上津江村からお台場まで、ヒストリックカーイベント新時代!

イギリスのグッドウッドのように欧米では、以前からヒストリックカーを集めたイベントが盛んに行われていますが、日本各地でもさまざまなヒストリックカーのイベントが行われました。そのひとつが「チェント・ミリア かみつえ」。大分県のサーキット「オートポリス」を起点にサッカーのワールドカップでお馴染みになった中津江村や上津江村、さらに雄大な阿蘇までを巡るコースに、珍しいヒストリックカーなどが参加して、地域の方々も一緒になって盛り上がりました。また、この他にも、秋には東京お台場名物、あの観覧車の下を、トヨタ7から、GTスープラに至るまで、11台もの新旧のトヨタのレーシングカーが疾走、DANCE☆MAN他のアーティーストのライブと夢のコラボレーションを展する驚きのイベント「ドリームドライブ・ドリームライブ」も開催されて、ニュース番組などでも話題となりました。




 クルマの当選、実は詐欺です!?

今年は、「おれおれ詐欺」改め「振り込め詐欺」が日本中で大発生し社会問題となりましたが、クルマに限定してはこんな詐欺に多くの人が泣きました。電話やFAXで、「当選おめでとうございます。クルマが当たりました!」こんな知らせがいきなり届く。応募した覚えもないけど、当選と言われれば、まずは嬉しい!これが人情です。ところが、罠だったんです。この当選詐欺は、その後、クルマの登録諸費用や税金などを振り込むように要求! しかし、払い込んでも、当然、クルマもやってきません。夏まで全国15の道府県、約80件の詐欺電話が確認されました。ところで、本当にクルマのプレゼントなどに当選した場合いきなり登録費用などを要求することは絶対にないとのこと!




 ご当地ナンバー、いよいよ発進!

国土交通省は、これまでより枠を広げていわゆる“ご当地ナンバー”を認める方針を明らかにしました。「申請地域内の保有台数が、10万台を超えていること」、「その地名が地元の車のユーザーに認知されていること」などを条件に踏み切ったものです。2006年頃には、「浅草」ナンバー、「信州」や「駿河」といったナンバーも登場するかもしれません。




 運転中の携帯電話は厳禁です!

もはや説明不要の感もありますが、運転中の携帯電話やメールによる事故の急増から改正された道路交通法が11月から施行され反則金が科せられるようになりました。全国の警察署が初日に集中取り締まりを行った結果なんと3645人が摘発されたといいます。最近では、ハンズフリーによる運転中の電話が増えていますがこれでも、注意散漫になりやすいことが判明しています。間もなく2004年が暮れていきます。お忙しい時期とは思いますが、くれぐれも運転中の通話は控えて安全運転でよいお年をお迎え下さい。



〜以上、2004年、のクルマ社会を振り返った「スピードスクープ スペシャル」でした。
来年はどんな年になりますでしょうか?