クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。
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荻原次晴
Profile
生年月日:1969年12月20日
出身地:群馬県
血液型:O型
サイズ:170cm、61kg

1994年の全日本選手権で、五輪代表を抑えて総合3位に入賞。リレハンメル五輪後、ワールドカップに参戦し、長野オリンピックでは個人6位、団体5位と入賞を果たす。オリンピック終了後、引退を表明し、ノルディックスキー及びウィンタースポーツ普及の為、メディアや講演会での活動、後輩の育成に力を注ぐ。彼の爽やかでウィットに富む人柄に魅せられるファンは多い。

滑らない、オギワラ。
荻原次晴
 PART1(12月5日放送)

今週は、元スキーノルディック複合の日本代表、現在はテレビ・ラジオなどで幅広く活躍中の荻原次晴さんです! 雪道での運転、クルマへのこだわりなど、素顔に迫ってのドライバーズ・サロン。じっくりお楽しみ下さい!

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雪道にゃ自信アリ。

鹿島 :荻原さんは実は相当なクルマ好き、という噂を以前から伺っておりますが…?

荻原 :好きですねー。今はBMWのカブリオーレ! 真っ赤なオープンカーでちょっとイヤラシイんですけどね(笑) タイヤホイールとか全部換えて、スポイラーつけてます。内装は基本的にはブラック。黒のレザーなんですけど、ステアリングとシフトノブ、あと所々に赤いレザーを混ぜてますね。

鹿島 :ご自分のクルマは、オリジナルの状態よりも換えて乗るタイプなんですか?

荻原 :そうですね。クルマって見た目じゃないですか!?

鹿島 :フッ、ハハハ!

荻原 :たとえば6000ccのエンジン積んでても、エンジン見せて走るわけじゃないですよね?

鹿島 :アッ、ハハハ…! 彼女乗せて「エンジン見て」っていうのは、ちょっとないですよね(笑)

荻原 :8000ccでも6000ccでも外見がカッコ悪いと意味ないでしょ! ですから、外見がキレイなクルマ、カタチの美しいクルマが好きです。

鹿島 :ハハハ。ちなみに最初に乗られたクルマってなんですか?

荻原 :ガンメタリックのハイラックス・サーフですね。4WDです。大学の1年から3年まで乗ってました。それから新型が出て、ワインレッドに換えて…というか、親父に買い換えてもらいました。

鹿島 :それを運転してスキー場に…?

荻原 :行ってましたね。北海道に行くときは、新潟まで行ってそこからフェリーに載せて行きました。遠征車ですね。冬になるとクルマが自分のタンスみたいな感じです。

鹿島 :ハハハ…(笑) タンス! 冬のドライビングにかけては、相当…

荻原 :自信ありますね。

鹿島 :海外にも随分行かれてましたよね? 海外ですと、みんなハイスピードで雪道を走ってるんじゃあないかな、という気がするんですけど…?

荻原 :その通りですよ。雪をよく知ってるからでしょうね。僕はそんなことないですけど、雪をあまり知らない人は「雪=必ず滑る」っていう方程式ができてますよね?

鹿島 :ハイ。

荻原 :日本の雪は確かに滑ります。それは湿気が多いからです。雪とタイヤの間に水の膜みたいなモノができるから、滑るわけです。でも北欧の雪なんかは全然滑らないんですよ。

鹿島 :あっ、滑らないんですか?

荻原 :北欧の気候でマイナス20度、30度になってしまうと…頭の中で思い浮かべてもらえばいいんですけど…雪の結晶がクッキリ・ハッキリ出るわけですよね。そうなるともう、トゲじゃないですか。トゲが転がってるようなもんですから、滑らないんですよ。だから当然、スキーもマイナス20度、30度の世界では全く滑りません。紙ヤスリの上を滑るようなモノです。

鹿島 :ああ、それは滑らないですよね! 逆にいえばクルマもスリップしにくい… じゃあ、ガンガンいっちゃいますよね(笑)

荻原 :もう、夏と同じ気分で走って大丈夫ですよ。向こうで冬の事故っていっても、デカい鹿に当たるとか(笑)。

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「目の前のカーブで曲がりきれなくて谷に落ちてたんですよ!」