クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。
ohtsuru_gitan
大鶴義丹
Profile
生年月日:昭和43年4月24日
出身地:東京都
血液型:A型
身長:180cm
趣味:車、釣り
特技:料理、素潜り

NHKドラマ・スペシャル「安寿子の靴」で役者としてデビューし、1988年に主演した映画「首都高トライアル」など代表作は多い。1995年の映画「となりのボブ・マーリィ」では脚本と監督を務める。ドラマ・バラエティー・ドキュメンタリーなどTV出演も多数。また、作家としても1990年に「スプラッシュ」で第14回すばる文学賞を受賞して以来、コンスタントに執筆活動を続けており、その豊かな才能はとどまるところを知らない。ちなみに本文にも出てくる奥さんは、歌手のマルシアさん。

つるしか。
大鶴義丹
 PART1(11月7日放送)

今週は、俳優であり、作家であり、そして走り屋でもある大鶴義丹さんをお迎えしてお送りいたします。実はこのレーサー鹿島と同い年で、しかもクルマ好き! 自然と話にもたくさんの花が咲きました。かなり専門的な話も飛びだして花園状態のドライバーズ・サロン! じっくりお楽しみ下さい。

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鹿島 :今週のゲストはッ、このお方です!

大鶴 :大鶴義丹です。よろしくお願いします。

鹿島 :ヨロシクお願いします。実はボク、大鶴さんが主演された映画「湾岸ミッドナイト」が大好きでして、ホントにもう何回観たかわからないですよ!

大鶴 :そうですか(微笑) 当時、チューニングブームっていうんですか? それに乗っかった感じもあって、非常にいろんな方に観ていただいた作品ですね。

鹿島 :あの映画観て思ったんですが、愛車をガレージの中で自分でチューニングするあの主人公、大鶴義丹さんの私生活もきっとああなんじゃあないかな、と…

大鶴 :そうですね。比較的自分でやるほうですね。

鹿島 :ホホホ、間違ってなかったですね。もともとクルマ好きなんですか?

大鶴 :最初はバイクですね。オフロードやってたんですよ。今みたいな仕事を本格的にやるようになって、ちょっとケガが怖くなってやめたんですけど。クルマだったら、まあケガは少ないかなって、それでフレッシュマンレースとかをやりだしたんです。だからもともとはオフロードのバイクですね。

鹿島 :じゃ、バイクでいろんなとこに走りに行ったり…?

大鶴 :そうですね。まあ、ちょうどモトクロス車じゃなくて、一般のオフロード車のナンバー付きのモノを改造する「エンデューロ」てのが流行りだした時期で。

鹿島 :それは、やっぱり林道を走るワケわけですか?

大鶴 :普段の練習はそうでしたね。…今はね、林道って(規制が)凄くうるさくなっちゃったんですけど、当時はまだOKだったんですよ。

鹿島 :ボクが高校生ぐらいの頃は、林道にバイクの練習に行くって人、よくいましたよ。

大鶴 :それですねェ。まさしく。




鹿島 :大鶴さんも、まさしく「スーパーカーブーム世代」ですよね。「大人になったらあのクルマ買おう!」みたいな…

大鶴 :環八にカメラ持って行ってましたね。(*当時、街中を走るスーパーカーを写真に撮る少年カメラマンが多かった)

鹿島 :ハハハッ。行きましたか、やはり! ランボルギーニとかポルシェとか…写真撮りましたか?

大鶴 :そうですね。でも僕が一番好きだったのは結構変わっていてね、マセラティの ボウラというのが好きでしたね。

鹿島 :ボウラ! ありましたねェ〜! コレがわかるのは、相当なクルマ好きじゃあないと… やっぱり憧れてましたか?

大鶴 :欲しかったですね。

鹿島 :でもボウラって、今はもうなかなか手に入らないでしょう?

大鶴 :今ボウラ乗ってたら、相当カッコいいですよね。「何乗ってるの?」って聞かれて、「マセラティです」「ああ、ビトゥルボかなんかですか?」「いや、ボウラです」…(微笑)

鹿島 :フフフ… ボウラ! フフフ…(夢想)

大鶴 :ボウラって言われたら、ちょっとヒキますよね? カウンタックとかだと妙な匂いがありますけど、ボウラっていうと…なんかもう、許されちゃうような神秘性がありますね。

鹿島 :微妙ですよね… クルマってある種、生き物ですからね。放つオーラにも種類がありますよ。マセラティ・ボウラは、いうなればどんな雰囲気ですかね?

大鶴 :なんか… 「全くの未知」って感じですね。

鹿島 :「未知」! フフフ…。

大鶴 :第一、見たことないんですね。晴海の「スーパーカーショー」以外では!

鹿島 :なんか… なんか、夢の、スゴイ夢の存在ですよね…

大鶴 :……。

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「やっぱりブラジルの人ですから…」