Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

イタリア伊達男の大冒険

(6月12日放送)
パンツェッタ・ジローラモ

パンツェッタ・ジローラモ


生年月日 : 1962年9月6日
出身地 : イタリア ナポリ
略歴 : 建築一家の三男として、ナポリ建築大学在学中に亡き父の後を継ぐ。主に政府からの依頼を受け、歴史的建造物の修復にたずさわる。1988年から日本在住。以降、多数雑誌、番組などで祖国イタリアについて紹介。2006年、本国より騎士の称号「カバリエレ〜イタリア 連帯の星勲章」を贈られる。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、先週に引き続きましてオートバイ、クルマを愛してやまないイタリア出身のファッションリーダー、パンツェッタ・ジローラモさんです。じっくりとお楽しみ下さい。

ラナイの砂漠、アフリカの水平線
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鹿島 :今週もゲストは、パンツェッタ・ジローラモさんです。

ジローラモ :よろしくお願いします。

鹿島 :先週は、クルマの話しで盛り上がり過ぎて大騒ぎでしたね。

ジローラモ :そうですね、やっぱりクルマはいいですね〜。

鹿島 :本当にお好きですよね。ところで色んな国に、旅や仕事で行かれていると思うんですけど、クルマの旅で印象に残っているところはありますか。

ジローラモ :2つあります。ひとつはハワイのラナイ島。マウイ島の目の前の小さい島です。何もないんです。ホテルは2つしかありません。そして移動はクルマです。大体ホテルのクルマか、あとは小さなジープ。ラングラーです。

鹿島 :ジープ・ラングラー。

ジローラモ :日本ではあまり評価されていないじゃないですか。

鹿島 :すごくシンプルなクルマですよね。

ジローラモ :そう。それに乗って。ラナイには結構山があります。1000メートルくらいの山です。一番上のホテルに泊まって、そしてパワースポットと呼ばれるところがあって、そこは公園になっています。砂漠で石だらけです。そこから降りるんです。降りると砂浜のビーチまで行けるんです。だから1000メートルからジープでずっとボコボコの道を降りる。国立公園だから色んな動物がいます。まるでラリー、オフロードのレースをやっているみたいで超楽しいです。

鹿島 :すごいですね、サファリ状態ですね。

ジローラモ :知っている人は少ないと思います。下まで降りるとでっかいビーチがあって、誰もいない。自分の世界です。そこの海に行って、サメも多いから気をつけながらね。そして帰りは登るんです。それも面白い。道は全部オフロードだからすっごい楽しいです。

鹿島 :なかなかそういうところを運転する機会は実際ないですからね。

ジローラモ :ないです。大体ああいうところに行く人は、それを知らないからホテルに泊まって観光するだけです。知ってれば逆に面白いことができます。もうひとつは、南アフリカにボツワナという国がありますね。そこはすごく安心な国です。一番もうけているのはダイヤモンド。あとは牛を飼っているので肉です。そしてサファリ! サファリに国立公園があります。海を見ると、ラインに終りがないんですね。

鹿島 :水平線が。

ジローラモ :空と海が繋がっている感じがするんです。ボツワナというところはフラットだから、360度全て同じ感じなんです。緑と空が繋がっていてスゴイの。そういうところで普通は現地の人が運転するんだけど、今回は自分でジープを運転したんです。ジープは日本製もあればイギリスのレンジローバーもあります。あれはすごい。四駆で走っていると色んな動物が見れます。めったにできない経験です。

鹿島 :どんな動物と遭遇しましたか。

ジローラモ :見たのはゾウさんとか、レオパードとか。ライオンも見ました。

鹿島 :怖いですね。

ジローラモ :怖いんだけど、動物はクルマも動物だと思っているの。だからクルマで変な動きをしなければ安心です。動物と動物同士で動いている感じになるんです。急に外に出たりしたら、色んな問題があるんですけどね。

鹿島 :フフフ、色んな問題っていうか、喰われちゃいますよね。

ジローラモ :喰われちゃう。あとはゾウさんもそうです。グループで動いていてメスと子どもがいるんです。子どもはヤンチャだから、「ちょっとケンカするぜー」みたいに脅かしてくるんです(笑) それも面白かったんだけど、もっと面白かったのはクルマじゃなくてヘリコプター。

鹿島 :乗ったんですか。

ジローラモ :ヘリコプターは道がないんですね。アップして下がって、川の数メートル上を飛んで。右と左に窓がないから、シートベルトしていても体は出ているんです。

鹿島 :すごく昔のタイプのね。

ジローラモ :あの経験はすごい。戦争みたいです。ああいうところにいると動物を横から見たり上から見たり。面白いです。水に入っている動物を上から見たり。

鹿島 :あ、水がきれいだから見えちゃうんですか。

ジローラモ :ええ。そういう感じです。船も楽しい。船はアルミで造っているやつで、後ろのエンジンがプロペラみたいで超速いんです。水の上でパンパンって飛ぶんです。

鹿島 :水中じゃなくてプロペラが水の上に出ているやつですね。

ジローラモ :そうです。あれはすごい。


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