Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

クルマが生み出す、日常と非日常

(3月6日放送)
THE BOOM 宮沢和史

THE BOOM 宮沢和史
(みやざわ かずふみ)

1966年山梨県甲府市生まれ。
THE BOOMのボーカリストとして1989年にデビュー。
『島唄』、『風になりたい』をはじめとする数々の名曲を生み出す一方で、SMAP、MISIAなど多くのミュージシャンに詞や曲を提供している。クルマの他、自転車、オートバイにも精通する、自称“乗り物全般好き”。愛車は車中泊可能なミニバン、70年代の伝説的なオートバイ他。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、旅と、日本と、クルマを愛してやまないアーティスト、THE BOOMの宮沢和史さんをお迎えします。じっくりとお楽しみ下さい。

沖縄、車中泊ツアーの醍醐味
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鹿島 :今週のゲストは、THE BOOMの宮沢和史さんです。よろしくお願いします。

宮沢 :宮沢です。よろしくお願いします。

鹿島 :レコード会社の関係者の方から、「宮沢さん、相当クルマ好きですから」という噂をお伺いしておりまして。今回、念願が叶ってご出演して頂きました。

宮沢 :嬉しいですね。クルマはいじったりは出来ないですけど、乗り物が好きなんですよ。クルマとオートバイと自転車と乗り分けて、その場に合わせて。

鹿島 :自転車、バイクは正直意外でしたね。今まで、音楽的なお話しはテレビやラジオでされていますけど、自転車やバイク、クルマの話、しかもプライベートな部分はあまり公開されたことはないんじゃないですか。

宮沢 :かも知れないですね。

鹿島 :初めてご自分で、一般道を運転したドライブってご記憶にありますか。

宮沢 :やっぱり我が初代愛車を買って走ったことですね。僕の田舎の山梨県で買った中古車なんですけど、それに乗った時の喜びは忘れられませんね。

鹿島 :ちなみにどんなクルマだったんですか。

宮沢 :フォルクスワーゲンのビートル。中古でしたね。

鹿島 :おお〜、いきなりマニアックというか相当渋いところを。ねらっていたんですか。

宮沢 :うん。好きだったんですよね。

鹿島 :トラブルとか、すごくメンテが大変だったりとかなかったですか。

宮沢 :ありますよ。細かいところが。そこ壊れるの!? ってところが壊れて。でもメインは意外としっかりしていて、エンジンを見ようとして開けると、本当に小さいエンジンでね、ベルトがぐわーっと回ってブルブルとエンジン全体が震えているのを見て、閉めて、「がんばれよ」と(笑)。

鹿島 :アハハ!

宮沢 :なんかいじろうと思ったけどやめて。がんばれよって思うくらい。頑丈だし、健気なんですよ。

鹿島 :だって本国のドイツでは、おじいちゃんが乗っていたビートルを、今は孫が乗っていますっていう人がいたりして、走行距離が40万kmっていうような話を聞いたりします。

宮沢 :あ〜。それで、そのエンジンとシートの下にあるバッテリーと、内臓はそのくらいですよ。

鹿島 :シンプルですよね。

宮沢 :だから壊れてもすぐ直るでしょうし、壊れるパターンも決まっていますし、いいクルマですよね。

鹿島 :何年くらい乗られたんですか。

宮沢 :2〜3年乗りましたかね。あとは妹に譲って。

鹿島 :そうなんですか。まさか今も・・・?

宮沢 :今は手放しました。

鹿島 :今もどこかで生きながらえているんですかね。

宮沢 :ええ。色を塗り替えてあげたりとかね。結構可愛がりましたから。

鹿島 :素敵ですね〜。何台くらい今までに乗り継いでこられていますか。

宮沢 :う〜ん・・・ざっと10台くらいですかね。

鹿島 :ビートルの後は?

宮沢 :ビートルの後は、メルセデスのゲレンデバーゲンですね。

鹿島 :だいぶまた毛色の違う、ごつい方向へ行かれたんですね。

宮沢 :うん。渓流釣りが好きなんですよ。意外に渓流釣りをする人っていうのはスピードが出る、あんまり四駆とかじゃないものを好まれるんですよね。移動時間をなるべく短くしたくて。渓流って、近くまでクルマでアクセスできるところも多いですから、意外にそういうクルマでガンガン飛ばす人も多いんですけどね。僕の場合は途中の過程も楽しみたい、車中泊をしたりとかもあるので、ちょっとゲレンデバーゲンに憧れて。今はシティカーになってますけど、僕が買った頃は本当に野山を駆け回るような人達が乗っていたんですよね。そんな世界に憧れたりして購入しました。それも中古車でしたけど。

鹿島 :ゴツかった時代のゲレンデバーゲンですよね。

宮沢 :1コ前の形ですね。

鹿島 :すごくスクエアで。今のやつよりも角張ってましたよね。その後はどういう方向に。

宮沢 :その後は、色々あったんですけど(笑)。

鹿島 :代表的なものですと。

宮沢 :代表的なところだと、今乗っているRAV4とですね、あともう1台が車中泊が出来るフォルクスワーゲン、バスで改造してあるんです。それは大人が4人寝られるように改造してあるんですよね。

鹿島 :へえ〜っ!

宮沢 :冷蔵庫とかついていて、それも中古で見つけたんですけどね。それで最近は遠出するっていう感じですかね。

鹿島 :フォルクスワーゲンのいつ頃のものですか。

宮沢 :10年以上前、90年代前半ですかね。

鹿島 :ヴァナゴンですか。

宮沢 :まさにヴァナゴンです。

鹿島 :いや〜、もうすでにそういう仕様になっていたものを見つけたんですか。

宮沢 :ヴァナゴンを完全にキャンピングカーに改造している業者があって、そこのものです。

鹿島 :最大で何泊されたことがありますか。

宮沢 :飛び飛びで1週間くらいですかね。沖縄に持ってったんですよ。僕、沖縄が好きなので。東京の有明のフェリーにヴァナゴンを押し込んで、自分は飛行機で行きまして(笑)。

鹿島 :いいですね(笑)。

宮沢 :で、那覇港でピックアップして。島を1週間くらい、ホテルにも泊まりながら、気が向いていいところがあったらクルマで寝て。ビーチとかそういうところにクルマを駐めて寝て。1週間くらいブラブラしていましたね。それでまた那覇港で送り出すんです。

鹿島 :それでまた飛行機で帰る。

宮沢 :ええ。有明でピックアップ(笑)。

鹿島 :とっても贅沢な雰囲気もあって素敵ですね。そういう旅って。

宮沢 :やっぱり沖縄にしても、ちょっと遠いところって非日常じゃないですか。でもそこにマイカーがあることでとっても日常にも感じられるし、相棒にも感じるじゃないですか。 ここ来たことないよな〜! とか2人でね。そういう感じでとっても新鮮でしたね。レンタカーもよく借りるんですけど、自分のクルマだとこんなに見え方が違うもんかなと思いました。

鹿島 :挑戦していますね〜色々と。


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