Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

自伝小説で告白、5年間の車中生活!

(1月16日放送)
LiLiCo

LiLiCo
(リリコ)

1970年11月16日、スウェーデン・ストックホルム生まれ。スウェーデン人の父と旅行中に出会った日本人の母が恋に落ち誕生。18歳で単身来日、1989年から芸能活動スタート、ライブを中心に多方面で活動。TBS「王様のブランチ」に映画コメンテーターとして出演する他、映画、ファッションのイベントMCやトークショー、ラジオ出演、声優などマルチに活躍。2010年12月、初の自伝小説「ザリガニとひまわり」(講談社)を出版。下積時代に5年間、車中泊を繰り返しながら芸能活動をしていたこと、来日以来、最大の心の支えとなった祖母への想いなどがストレートな言葉で綴られている。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

先週に引き続き、映画コメンテーターのLiLiCoさんをお迎えします。じっくりとお楽しみ下さい。

東名高速から一生出られない!?
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鹿島 :今週のゲストは、先週に引き続き映画コメンテーターのこの方です。

LiLiCo :どうもLiLiCoです。よろしくお願いします。

鹿島 :先週は、映画に出ているクルマのお話しでしたけど、もう大変な盛り上がりで。

LiLiCo :ありがとうございます。

鹿島 :こんなことだったら、映画の話だけで2週いっとけば良かったかな、と思ってしまうくらいだったんですが、ぜひまたお越し頂くとして。今週は12月にLiLiCoさんが出版されました自伝小説『ザリガニとひまわり』。これは本当にびっくりしましたし、最後まで読み切った後に自然と頬をつたうものがありました。感動作でした。

LiLiCo :嬉しいです。ありがとうございます。

鹿島 :すごいですよね。いつもテレビで見ている時は、スタジオに登場した瞬間に皆さんが華やかな気持ちになるような、あの華やかなオーラの裏側にはこんな時代もあったのねという。

LiLiCo :反動ですよね(笑)。

鹿島 :びっくりしました。でも18歳でスウェーデンから東京に出てこられて、色んなご苦労が合った中で今があるわけですけど。

LiLiCo :楽しい経験でした。

鹿島 :クルマの中で、いわゆる車中泊は何年くらい?

LiLiCo :5年くらいですね。でもね、人ってできるんですよ。頑張れば(笑)。

鹿島 :フフ、ちょっと大型のセダンで。80年代くらいですよね。

LiLiCo :そうですね。

鹿島 :僕も結構、クルマの中で寝るのは好きで、例えば仙台ですとか名古屋の方にクルマで仕事に行った時は、帰りにウナギとかを食べるじゃないですか。そうすると食べた瞬間に眠くなるという性格でございまして。

LiLiCo :お子さんですよね(笑)。

鹿島 :そういう時は危ないのでクルマで寝るんですけど、たまに6時間くらい寝ちゃって、朝の大渋滞で仕事に間に合わない、どうしようみたいなこともあるんですよ。でもね、3日〜4日は無理ですね。クルマの中で寝ると背中とか首がすごくこるんですよ。

LiLiCo :そうです。私、今でも腰が痛いですもん。やっぱり寝かたが良くなかったですよね。

鹿島 :具体的に、クルマで寝るというのはいくつか方法があると思うんですね。例えばフロントのシートを思いっきり倒しますよね。そのまま、いわゆる飛行機のような形で寝る方と、体を横にして”くの字”にして寝る方といるじゃないですか。どちらのタイプですか。

LiLiCo :ええ、両方。

鹿島 :両方ですか(笑)。

LiLiCo :あのね、普通に座って、飛行機のようにするのは飽きるんですよ。体がおかしくなるのでちょっと横になるんですけど、一番問題なのは、私は生活するためにグッズとかを売っていて、クルマの中で生活もしているわけですから荷物が多いんですよ。その荷物を後ろの席に起きますとですね、シートを下まで倒せないんです。だからほぼ座った状態で寝るときもありました。

鹿島 :なるほど…。エコノミー症候群みたいなことになったりしないんですか。

LiLiCo :しますします、全然します。クルマを降りると、変な歩き方をしてました。いつも足はイライラしていましたね。

鹿島 :でもいつも健康そうで良かったです(笑) 僕が言うのも変なんですけど、心配になっちゃうじゃないですか。

LiLiCo :アハハ! そうですね〜。

鹿島 :あとはサービスエリアやパーキングエリアで、お顔を洗ったりだとかというシーンも小説の中に出てきますけど、やっぱり活用しまくりですか。

LiLiCo :そうですね。だから、パーキングエリアのプロでしたね。ここのパーキングエリアではお湯がでる、とか。最近はパーキングエリアってすっごいキレイじゃないですか。ショップとかお土産だけじゃなくて色んなチェーン店や料理屋さんもいっぱいありますよね。でも当時は何もないんですよ。何もなくて、お湯が出るだけでもいいかなみたいな。ただね、お茶が無料なんですよ。

鹿島 :ありますね! 案内所のとなりのところに。

LiLiCo :そうそう! それでお腹いっぱいにするんですよ。

鹿島 :フフフ。

LiLiCo :あれは助かりました。だからサービスエリアに泊まって、外に出ても何もできないわけですから2泊して、そうすると料金所でおじさんに「2日前に入ったのに、何をしていたんだ」ってすごく怪しまれましたけどね。

鹿島 :見るんですね、そんなところまで。

LiLiCo :見ます。

鹿島 :昔だからETCじゃなくて、券を出して。

LiLiCo :そうそう。

鹿島 :今は、道の駅ですとかサービスエリアやパーキングエリアも、そもそも車中泊を想定していますよね。そんなムードがありますよね。温泉があったりマッサージルームがあったり。当時はまだ全然ないころですもんね。

LiLiCo :何にもない! まあ、やっとコインシャワーがあったくらいですけど、でも200円なんて払えないもん、もったいなくて。東名高速の料金を払わなきゃいけないわけですから。そうじゃないと一生あの中にいなきゃいけない、東名高速の中に閉じ込められちゃうんじゃないかと思って。

鹿島 :アハハ!

LiLiCo :だからそれが一番なんですよ。ディーゼルとかの軽油を入れるときも、満タンなんて言ったことないです。1000円分とか。


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