Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

LiLiCoがリコメンする“映画とクルマ”

(1月9日放送)
LiLiCo

LiLiCo
(リリコ)

1970年11月16日、スウェーデン・ストックホルム生まれ。スウェーデン人の父と旅行中に出会った日本人の母が恋に落ち誕生。18歳で単身来日、1989年から芸能活動スタート、ライブを中心に多方面で活動。TBS「王様のブランチ」に映画コメンテーターとして出演する他、映画、ファッションのイベントMCやトークショー、ラジオ出演、声優などマルチに活躍。2010年12月、初の自伝小説「ザリガニとひまわり」(講談社)を出版。下積時代に5年間、車中泊を繰り返しながら芸能活動をしていたこと、来日以来、最大の心の支えとなった祖母への想いなどがストレートな言葉で綴られている。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、映画コメンテーターのLiLiCoさんをお迎えします。じっくりとお楽しみ下さい。

ワイルド・スピードはハズせない!
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鹿島 :今週のゲストは、映画コメンテーターのLiLiCoさんです!

LiLiCo :どうもLiLiCoです。よろしくお願いします!

鹿島 :よろしくお願いします。僕は、LiLiCoさんが自伝小説を出されたというのを某ラジオ番組で知りまして、これは速攻で読まなきゃって渋谷の本屋へ行って読んで・・・泣きました。

LiLiCo :あっ、どうもありがとうございます〜! いや嬉しい。男性の方がそういう風に感動してくれるとすごく嬉しいです。

鹿島 :そんな経緯もあって今日はお越し頂いたわけなんですけど、まず何と言っても、映画コメンテーターですから、この新年はまだお休みが残っている方もいらっしゃいますし、オススメの映画を紹介して頂きたいんです。この番組は12年間にわたってクルマを切り口にしてきていますので、“映画とクルマ”、クルマが登場する映画ということでLiLiCoさんのオススメを教えて下さい。

LiLiCo :クルマの映画ですよね。ちょっと普通の入り口として私が大興奮したのが、ポール・ウォーカーの、これはクルマ映画としては当たり前なんですけど取り上げないわけにはいかないのが『ワイルド・スピード』。

鹿島 :これはシリーズで言うと、1ですか、2、3ですか?

LiLiCo :ワンが一番。ワンが一番興奮しました!

鹿島 :やっぱりワンですよね! あれは2003年頃ですよね。

LiLiCo :そうですね。

鹿島 :すごい低予算映画でしたよね。

LiLiCo :向こうでも色々と言われてね。原題が『THE FAST AND THE FURIOUS』ですからね。ワイルド・スピードって何だろう? と思って。でもポール・ウォーカーとかヴィン・ディーゼル…みんなカッコよすぎて、プラスでクルマがカッコいい。クルマ好きな方にはたまらないでしょ?

鹿島 :クルマの映画って、ともするとメカ方向ですとかスピード方向で、延々と走行シーンが続いたりして訳が分からなくなってしまうパターンってありますよね。すごく失礼な言い方になるかも知れませんけど。

LiLiCo :あります(笑)。

鹿島 :でもあの映画って、登場している人のカッコよさ、男気みたいな。アメリカ人の男気みたいな。

LiLiCo :本当に、カリフォルニアっていう感じですよね〜。でも私、免許も無いんですね。助手席専用でございまして。クルマの中で暮らしていたわりには(笑) 免許も無く、でもクルマを愛しているんですけどね。そんなに車種や名前に詳しいわけではないし、何馬力だとかは知らないんですけど、さすがにあの映画のクルマは全部カッコいいですよね。色といいデザインといい興奮しましたね。

鹿島 :結構、映画館でも女性が観に来られていた記憶があるんですよね。僕はロスで観たんですけどね、ちょうどヒットし始める頃で、まだ海のものとも山のものともつかない映画と言われていた頃に、サンタモニカの小っちゃな映画館で観たんですけど、結構お客さんが入っていまして、これ来るぞと思いましたね。

LiLiCo :なるほど、サンタモニカで観ると最高じゃないですか! だって映画館から出たら本物の世界があるじゃない!

鹿島 :フフフ。最高ですよね。あれで自分のクルマに戻って、いきなりホイルスピンしながら出て行く人が増えるとか増えないとかで、ちょっと問題になりかけましたけど(笑)。

LiLiCo :そうそう、分かります。サタデー・ナイト・フィーバーを観た後にジョン・トラヴォルタみたいに歩いちゃうというパターンですよね。いいな〜、ロスで観たとは羨ましいですね。

鹿島 :あれはいい映画でしたね。その後にシリーズの2、3と続いていくじゃないですか。すごくお金も掛かってきて色々と技巧も使われるようになっていくんですけど、僕もやはり原点は「1」ですね。

LiLiCo :そうですね。でさ、「3」が「TOKYO DRIFT」じゃないですか。あれはポール・ウォーカーのアイデアなのに、唯一本人が出なかった映画なんですよね。

鹿島 :なぜなんですかね。

LiLiCo :きっと色々、予算の問題だったり…。もしかしたら本人のアイデアだったのにストーリーが気に入らなかったのかも知れないですし。実は私、夜に呑んでいて、そしたらすごい酔っぱらいのオジサンがその飲み屋に入ってきて、「おーい、いまそこで“SPEED”撮ってるよ、サンドラ・ブロックとキアヌ・リーヴスいるぜ」って言うから、マジかよ!と思って(笑) でもフタを開けてみたらそれがワイルド・スピードで。

鹿島 :アハハ!

LiLiCo :全然、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックでもなくて、全く知らない、ポール・ウォーカーでもない俳優さんがいて。でも、ああなるほどと。映画を観たら、登場人物の一人の住んでいる住所が三田という設定だったんですね。その時は麻布十番にいたもんですから、ああなるほどねと思って。確かにあそこで撮っていたかも知れないという見覚えのある道がたくさん出ていました。スクランブル交差点とかは全部CGでよく作りましたよね。

鹿島 :すごいですよね。あれは本当にやっているのかと思うくらいでしたね。

LiLiCo :私もそう思いました。すごい迫力でしたよね。

鹿島 :あの「3」に関しては、ドリフトのシーンで僕の知人が何人かスタントを担当しているんですけどね、日本のドリフトの技術って世界でナンバーワンなんですよ。

LiLiCo :へえ〜っ!

鹿島 :ちょっとマニアックな見方をしますと、ああいう映画の中で日本人のドライバーが活躍しているっていうところもちょっと見所です。クレジットにご注目下さいっていう感じじゃないですかね。

LiLiCo :マジですか。あのクルマを入れたのは私の友達なんですよ。

鹿島 :そうなんですか!?

LiLiCo :はい。LADY-Xっていう会社で尾台あけみさんっていう人で。すごく仲良しなんです。だからそういう意味でも興味津々で観ていました。


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赤いペディキュアとダッシュボード