Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

グランツーリスモの音楽への想い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鹿島 :クルマが大好きでゲームが大好きな者にとっては『グランツーリスモ』っていう、お化けみたいなゲームがあります。どんどん進化を続けていますが、その音楽を安藤さんが。

安藤 :初代からやらせて頂いています。

鹿島 :一度、ゲームの発表会で。

安藤 :あ、そうですね。

鹿島 :ライブもやられて。ちょっとサプライズ的にT-SQUAREのみなさんが登場してビックリしました。あれは明治記念館のところの“GT4”の時の発表会でした。ゲームの音楽ってどうなんですか、実際すごく大変そうだなっていう漠然としたイメージがあるんですけど。

安藤 :いや、グランツーリスモの場合は非常に明快なんですよ。要するにレースのゲームだから、走っているイメージを音楽にということで単純明快だったので、非常に作りやすかった。ただ、何曲も書かなきゃいけなかったのと、バラードとかは出来ないのが苦労しました。他のゲーム、例えばロールプレイングゲームなんかの音楽はすごく理不尽な要求をされたりしますから。

鹿島 :色んなシチュエーションに応じて、全く違うテイストのものだったりとか?

安藤 :そうですね。例えば、「漁師の町の音楽を作ってくれ」とかね。漁師の町って言われても…みたいな(笑)。

鹿島 :うわ〜、そういう漠然としたテーマから曲を作られるんですか。

安藤 :そういうこともあるんですけど、GTの場合は明快ですから、疾走する感じで作るっていうのはすごくギタリストにとっては非常にピッタリくるというかね。ロックな感じが好きですから。

鹿島 :音楽があるのと無いのでは全然モチベーションが変わりますもんね。

安藤 :でもあのゲームってF1レーサーとかが、「知らないコースを練習したい」ってやりに来るって聞きましたよ。

鹿島 :もう、定番ですね。

安藤 :そうなんですか。

鹿島 :あれを何10回もやっていくと、大体コースを覚えられるんです。

安藤 :でも不思議なのは、あれって加速度がないでしょ?

鹿島 :加速感、Gですね。

安藤 :だからどのくらい厳しいのかっていうのが分からないでしょ、それは分かるんですか?

鹿島 :それは分からないですね。そこがやっぱり今後の課題なんじゃないですか。シートが左右に動くやつはありますけどね。ただ実際の2Gだ3Gだっていう、グッと歯を食いしばる感覚はどうなんでしょうね。これからそういうのが出てくるのかも知れませんね。

安藤 :かも知れないですね。

鹿島 :でもさすがクルマ好きですから、安藤さんは視点がスゴイですね。僕もクルマのゲームでGを感じられるようになったらすごいな、というのはいつも思っていました。

安藤 :だから、どのくらいブレーキングすればいいんだろうとか、どのくらい加速してもいいかなっていうのは、コーナリングのGを感じながらアクセルを開いていくでしょ。それがなくてよく出来るなと。

鹿島 :クルマ好きで、疾走感のある曲を得意としていて、しかもグランツーリスモの音楽を担当されているわけですから今後も楽しみにしています。

安藤 :そうですね。またイベントとかあるかも知れないですしね。ぜひその時はお会いできるといいですね。

鹿島 :ぜひぜひ。楽しみにしています。





F1から赤いスイートピーまで
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鹿島 :安藤正容さんの11月24日リリース、ソロニューアルバム『WINTER SONGS』から『赤いスイートピー』をおかけしました。。ちょっと意外な選曲だなって、サンプル盤をお預かりしてクルマの中で聴かせてもらいました。これからの季節、もう今日はここで降りないでこのまま遠くまで行ってしまおうかな〜みたいな風になっちゃいましたね。

安藤 :シブいことをおっしゃられますね(笑)。

鹿島 :現実の世界とは全然違うところに連れて行かれるような、そんな素敵なアレンジですごいなと僭越ながら思ってしまいました。

安藤 :嬉しいです。

鹿島 :グランツーリスモで盛り上がる、あるいは『TRUTH』みたいにF1がスタートする躍動感から、このアコースティックの異次元空間に至るまで、本当にすごいです。

安藤 :いや、本当に嬉しいですね(笑)。

鹿島 :先月、今月とお越し頂きまして、前回はOAしましたが、10月27日にTHE SQUARE時代の曲をT-SQUAREのみなさんで全曲・新録音でカバーした『宝曲(たからのうた)』というアルバムがリリースされていまして、11月24日は安藤さんのソロアルバム『WINTER SONGS』がリリース。そして12月31日は恒例の大晦日カウントダウンが、日本橋の三井ホールであります。そしてコンサートツアー2011とお忙しいと思いますけど、お気をつけて。

安藤 :ありがとうございます。

鹿島 :クルマの運転も気をつけて下さいね。

安藤 :はい(笑)。

鹿島 :本当にありがとうございました。ぜひまたお越し下さい。

安藤 :ありがとうございます。






今週は、日本を代表するフュージョングループ、
T-SQUAREのリーダーでギタリスト、
安藤正容さんをお迎えしました。

ドライバーズサロン!
来週も素敵なゲストをお迎えしてお送りします。
お楽しみに!




back page home