Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

伝説の漫才コンビ、明かされるクルマ秘話

(11月7日放送)
ビートきよし

ビートきよし
(びーと きよし)

生年月日:1949年12月31日
出身地:山形県
血液型:B型
資  格:普通自動車一種免許
特  技:スキー
趣  味:ゴルフ
 
1980年代、漫才ブーム牽引役のひと組だったツービートのツッコミ役として人気を博し一躍スターダムへ。以後、テレビ・ラジオ・映画など様々なジャンルで活躍。歌手としては「雨の権之助坂」「うなずきマーチ」などのヒットを持ち、この冬、久しぶりの新曲「おまえだけだよ」をリリース。自他共に認めるクルマ好きで、自動車修理工場のメカニック時代にはオートバイからクルマのエンジンオーバーホールまでをこなした。これまでに所有したクルマは50台を超える。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、クルマを愛してやまない芸能人、ビートきよしさんをお迎えします。じっくりとお楽しみ下さい。

ツービート前は自動車修理工場で
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鹿島 :今週のゲストは、ビートきよしさんです。よろしくお願いします。

きよし :よろしくどうぞ、お願いします。

鹿島 :還暦とお伺いしていたんですが。

きよし :61歳になります。

鹿島 :本当にお肌もツヤツヤで、体のキレっていうんですか、今日も登場した時のキレがすごいなと思いました。秘訣があるんですか。

きよし :いえいえ、何にもしてない。ただ、体が疲れたなとか、肩が痛いとか腰が痛いという時はすぐ整体に行きますからね。

鹿島 :やっぱりコンディショニングはばっちりやられているわけですからね。

きよし :そうそう。クルマだってオイルとか点検しなかったらすぐに壊れるじゃないですか。やっぱりケアしないとダメですね。

鹿島 :さすがですね。ちょっと驚いたんですが、実は漫才の世界に入る前には自動車修理工場にいらっしゃったという。

きよし :修理工をしていたんですよ。なぜかっていうとね、僕はクルマは元々好きだったんですけど、うちの親父が「手に職をつけろ」と。手に職を持っていれば食いっぱぐれが無いからということで、何をやろうかなと思って、クルマが好きだから修理工をやろうと。それで最初は修理工をやったんですよ。オートバイから始まったですね、最初は。

鹿島 :当時、ビートきよしさんが修理工場で働いていた時代に、これは俺も欲しいな〜と思ったクルマですと、どんなのが入ってきましたか。

きよし :いっぱいありましたよ。トヨタのS8とかね。

鹿島 :スポーツ800。これは60年代の名車ですよね。

きよし :ねえ! カッコよかったじゃないですか。

鹿島 :今でもカッコいいですよね。

きよし :古きゃ古いなりにまたカッコいいし。あの当時にスポーツカーってパタパタっと出ましたよね、色々と。

鹿島 :あとはスポーツ800の兄貴分みたいな形で、あの『007』にも出た2000GT。

きよし :カッコいいですよ。何でアレは今売らないのかね。

鹿島 :でも愛好家の方々が、私も知り合いが何人かいるんですが、今は1500万円とか2000万円くらいで取引されていて(笑)。

きよし :無いんですもんね。

鹿島 :無いんですよね、もうほとんど残っていないです。

きよし :でもカッコよかったよね、あのクルマ…。それで僕は最初、国産車も色々と乗ったんですよ。一番最初に乗ったのはベレットGTっていう。いすゞのベレットでしたよ。

鹿島 :これは、“ベレG”と呼ばれて、私が子供の頃もまだかろうじて走っていました。70年代くらいに。デザイン的にはちょっとヨーロッパテイストのお洒落か感じがしましたね。ベレGは1600ccでしたっけ。

きよし :そうです。1600。

鹿島 :これはやっぱりご自分で整備なんかもされながら。

きよし :そうですね。昔は修理工をやっている時は、エンジンのオーバーホールをやったんですよ。全部エンジンをバラして、ピストンリングを交換したりシリンダーを研磨したり、あとはタペット調節とかね。

鹿島 :全部やられていたわけですね。

きよし :やりましたよ。冬の寒い時に手を洗うのが冷たくてね。そんな思い出がいっぱいあるんですけど、でも好きだったから良かったですよ。

鹿島 :ベレGの後は?

きよし :その後はね、あのコンテッサとかいうのがありましたよ。

鹿島 :日野コンテッサ!?

きよし :ええ。あれも案外カッコよかったんじゃないですか。

鹿島 :いや、デザイン的には今でもキレイだなという。

きよし :あとはクラウンも乗りましたよ。

鹿島 :昔のクラウンですね。

きよし :ちょうどね、3億円事件の時でしたよ。そうしたら犯人がクラウンで逃走したっていうんで、僕の時にも警察が来たことありますもん。

鹿島 :いたるところで同一車種が検問を受けたりしていたんですね。大丈夫だったんですか(笑)。

きよし :大丈夫だった(笑)。それで色々と国産車に乗ったんですけど、国産車をある程度乗って、その後はやっぱりアメ車にいきますね。

鹿島 :これはどの辺のアメ車だったんでしょうか。

きよし :アメ車はね、ファイヤーバード。トランザムね。あとはカマロのZ28とかね、乗りましたね。

鹿島 :ものすごいパワーがあって、アクセルを踏むだけで後輪がホイルスピンみたいな。

きよし :ええ。なりましたね。アメ車って音がいいじゃないですか。エンジン音が。

鹿島 :ちょっと低い感じのエンジン音ですよね。

きよし :お腹に響いてくる。あれはもうね、みんな1回は好きになるんじゃないですかね。それで、アメ車をやめてベンツになったんですよ。ベンツの450SLCっていうツードアの4人乗りに乗りましてね、そのうちにベンツでも4ドアに乗るようになったんですけどね。


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相方・世界のキタノの運転