Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

ハイエースで旅する“I”

(7月11日放送)
鶴 神田雄一朗

鶴 神田雄一朗
(つる)
(かんだ ゆういちろう)

埼玉県鶴ヶ島市出身のアフロスリーピースバンド。
2008年『恋のゴング』でメジャーデビュー !写真左からゲストの神田雄一朗(ウキウキベース)、笠井快樹(テンパリドラム)、秋野温(うたギター)。7月28日、ニューアルバム「期待CD」をリリース!

秋野温に続いての出演だが、同様にトラック配送をはじめ、クルマやバイクを使ったアルバイトの経験が豊富である。クルマを愛してやまないアーティスト。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、アフロヘアーとお洒落サウンドが魅力、この夏、大注目の3人組「I」のベーシスト、神田雄一朗さんです。じっくりとお楽しみ下さい。

マイカー的なアルバイト
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鹿島 :今週のゲストは、「I」のベーシスト、この方です。

神田 :こんばんは、神田です。よろしくお願いしまーす。

鹿島 :よろしくお願いします。

神田 :神田ですー。

鹿島 :先日は、歌&ギターの秋野さんに3月末にお越し頂いたんですけど、独特の雰囲気を持っていて。完全にそのワールドに引き込まれてしまったんですが、神田さんもお持ちですね。

神田 :な、んー、あるんですかねー(笑)。

鹿島 :フフフ。ところでこの番組は12年目に突入しておりまして、ゲストの皆さんのクルマですとかオートバイにまつわるお話しをお伺いしているんですけど、相当のクルマ好きらしいですね。

神田 :いやあ、そんなに言うほどでもないんですけど、好きは好きです。興味は非常にあります。過去、乗り物が好きで、マイカー的なものがあるバイトとかがしたかったんですよ。

鹿島 :マイカー的なものがあるバイト?

神田 :例えばピザ屋の配達だったら、もう1台がマイバイクじゃないですか。

鹿島 :あー「お前にこれを任した」っていうね。

神田 :そうなんですよ。そういうのがやりたくて、結構やってましたね。

鹿島 :じゃあ、ピザもやってたんですか。

神田 :ピザは結構、何軒かというか。3〜4年もやってましたね。

鹿島 :あれは、いわゆるキャノピー、フードがついているやつ。

神田 :イエス、キャノピーです。

鹿島 :雨に濡れない、あの三輪バイクみたいなやつですよね。

神田 :そういうことです。

鹿島 :あれはかなり、クイックなコーナリングで駆け抜けていきますよね。

神田 :そうなんですよ。あれはいいんですよ、ケツを落とす感じ。

鹿島 :フフ、普通の原付、オートバイって倒すじゃないですか。でもあれは独特ですよね。

神田 :そうなんです。その感覚で乗るとコケますね。

鹿島 :なるほどね。むしろ、スキーに近いような感覚なんでしょうか。

神田 :そうですね、なんかこう、ハンドル…でもバイクもハンドルをあまり切らないですよね。

鹿島 :切らないですね。体重移動で曲がるんですよね。

神田 :こう、ねじれる感じですよね、アイツ。

鹿島 :後ろの2輪はキチっと接地しているにもかかわらず、前の部分は倒れ込むっていう。

神田 :でもあれ、たまにコーナーを攻めすぎると後輪が浮きます。

鹿島 :他はどんなクルマやバイクがらみの、マイカー的なバイトを?

神田 :そっからまあ色々と、配達系ではクルマを使うので。最終的にはトラックドライバーにいきまして。コンビニ配送みたいなやつなんですけど、結構、関東を回っているやつで。それも長いこと、3〜4年はやってましたね。

鹿島 :ほおー、完全なプロフェッショナルですね。

神田 :結構、信頼はおかれていました。

鹿島 :夜中に、コンビニにちょっと雑誌ですとか、早めにゲットしようなんて思って2時半くらいに行ったりすると、よく来ていますよね。

神田 :来てますね。で、通路にいっぱい、オリコンっていうんですけど、青くてパタンってしまう箱みたいなのが積んであって。あれをやっていたのは僕です。

鹿島 :あれは1人ですかね。

神田 :1人ですね。

鹿島 :ものすごい責任重大ですよね。

神田 :まあそうですね。ただ、やることやっていれば自由なんで。途中でジュース飲んだり、お腹空いたらご飯食べたりとか。時間通りに配達さえしていれば文句はないんですね。

鹿島 :じゃあ例えば道が空いていて、あと10分あるなっていう時は、ちょっと一服して、音楽を聴いたり友達に電話してみたり。

神田 :そういうことなんです。それが結構よくて。

鹿島 :いや、私のイメージですと、コンビニってたくさんあるじゃないですか。だから1分1秒を争って、ダっと降ろしてサッと去るっていうイメージがあったんですけど。

神田 :そういうコースもあるんです。

鹿島 :あ、コースによって違うんですか(笑)。

神田 :あるんですね。平等じゃないんです。

鹿島 :じゃあ、そういう5秒、10秒惜しんでますっていう方もいる中で、どっちかっていうとゆるいコースを。

神田 :性に合うんで(笑)。

鹿島 :フフ、なかなか選べないでしょう、アルバイトの場合って。

神田 :でも3〜4年いて重鎮になっていくと、「お前は、いいコースに行け」と。それがだんだんと「フリーでやれ」みたいな感じになっていくので、人が休んだところに行ったりするので、結構、人より早く終わったりとか、優遇されていましたね。

鹿島 :ラジオをお聴きのみなさんも、コンビニの配送の方を目撃されたことは必ずあると思うんですけど、どういう風に接すれば…何かお声をかけようかなと、「お疲れ様です」と言いたくなるんですけど。

神田 :あ、マジですか!? それはすごく嬉しいですよ。よく「邪魔だな」みたいな目で見てきたりする人もいるんですけど、結構頑張っているので「頑張れよ」と、「貴方たちのおかげでアタシは買えてるのね」とか、そういう優しい目で見てもらえると助かります。

鹿島 :じゃあ今度、声かけてみます。

神田 :ぜひ。あとは、エアブレーキの音が好きなんですよ。プシュプシュっていう。あれに憧れますね。

鹿島 :どの辺のトーンがいいですか。

神田 :ええと、信号で停まって、停まりきったあとにチャージするじゃないですか、エアーを。あれが好きですね。

鹿島 :具体的には?

神田 :こう、キーッって停まった後に、「プシーーーーーーーーーッ」。あれです。うわーいいなーと。

鹿島 :本当にお好きなんですね(笑)。

神田 :いいサウンドだなーと。

鹿島 :いいサウンドですね。やっぱりこう、普段から本当に愛している人の奏でるエアブレーキっていうのは、ちょっと普通じゃないというか(笑) 素敵です。


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デーモン・ヒルに憧れて