Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

“ギアチェンジ”と“自転車目線”がいいね

(6月13日放送)
T-SQUARE 伊東たけし

T-SQUARE 伊東たけし
(いとう たけし)

1954年3月15日生まれ。福岡県出身。
大学在学中よりソロ・サックス・プレイヤーとして活動する傍ら、学生ビッグバンドに加入し、コンサート・マスターを務める。数々のコンテストに参加し、多くの賞を獲得。

1977年にTHE SQUARE(現T-SQUARE)に加入、1978年にプロデビューを飾る。以来、バンドのフロントマンとして活躍。1984年には「サントリーホワイト」のCMにスクェアの曲が起用され、伊東本人もヴィジュアル・キャラクターとしてCM出演。バンドの人気を決定的なものにする。

ソロ・プレイヤーとしても国内外のアーティストと交流を深め、特有の力強く透明感溢れるサックスの音色は、今や国際的なレベルで認められている。

また、スタイリッシュな一面は数々のファッション誌でも取り上げられる。プライベートでもスポーツを楽しみ、テニス、スキー、ロードバイはプロ級の腕前。オールシーズン・アウトドア派ミュージシャンである。2008年には 日本マクドナルド CM 出演、楽曲『Islet Beauty』を提供。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は先週に引き続きまして、クルマ、自転車を愛してやまないサックスプレイヤー、T-SQUAREの伊東たけしさんです。じっくりとお楽しみ下さい。

自分で“トルク”を見つける喜び
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鹿島 :ゲストは先週に引き続きまして、T-SQUAREの伊東たけしさんです。よろしくお願いします。

伊東 :よろしくお願いします。

鹿島 :先週は、昔のF1の話から、色んなお話しを伺ってきたんですけど。

伊東 :ええ。

鹿島 :今週は、伊東たけしさんが免許を取った時の頃までさかのぼってみたいんですけど。

伊東 :うわー! 免許を取った頃ですか…あれはもう何十年も前ですけどね、大学生の時かな。取りましたよ。

鹿島 :伊東さんが免許を取られた頃というのは、クルマはどっちかっていうと荒々しい時代ですかね。

伊東 :そうですね、まだキャブ(レター)ですからね。

鹿島 :これぞエンジン音みたいな。

伊東 :うん。まあ色々と乗ってましたけど、印象に残っているのはね、ゴルフに乗ってて、それもエッティンガーチューニングっていうのがあって。

鹿島 :ありましたねー!

伊東 :それにして、それから…ええと、あと何に乗ったかな、50年のメルセデスのSLですか。その後はゲレンデバーゲン。それもまだ全部がメルセデスではない時代のマニュアルのやつが手に入ったんですよ。230だったんですけどね。

鹿島 :ものすごい四角い時代のデザインですか、初期の。

伊東 :うん。まだ日本に入ってきていない時にたまたまそれがあって、それから四輪駆動車にハマって。それも10年近く乗ったんですけど、それでゲレンデバーゲンからディフェンダーですよね。それで最初はUS仕様のやつに乗っていて、ガソリン車だったんですけど、そのあとはディーゼル。いま乗っているやつなんですけどディフェンダーです。

鹿島 :もうじゃあ、しばらくディフェンダーで行くような感じですか。

伊東 :そうですね。いまのところね、相変わらず僕って、丸目の2灯でマニュアルっていうのが基本なんですよ。途中で実は、ジェッタっていうのも乗ってみたりしたのね。オートマだったんですよ。もうダメでしたね。全く自分のものにならないで、あげくの果てに目黒川が氾濫して流されちゃって(笑)。

鹿島 :そんなことがあったんですか!?

伊東 :あったんです。その時は寝てて分からなかったんですけど、「クルマが道に出ていますよ」とか言ってね。マンションの人から教えられて。

鹿島 :ええーっ! 水没ですか。

伊東 :そう。それで見たら、もう天気は良くなっていたんだけどファンがブーンって回りっぱなしになってて。当然ひどいもんですよね。

鹿島 :あら〜、可哀相でしたね。

伊東 :だから相変わらずマニュアル派ですね。

鹿島 :だいぶ少数派になってきましたんで、伊東さんの周りでも、同じアーティスト活動をされている方でも、マニュアルでっていう方はだいぶ減ってきたんじゃないですか。

伊東 :もうほとんどいないですね。でもやっぱりマニュアルは楽しいですよ。

鹿島 :いいですよね。左足でクラッチを操作しながらクラッチを入れて。

伊東 :そうそう。やっぱりね、自分でトルクを見つけて走らせるのは楽しいんですよ。

鹿島 :いい話ですねー(笑)。


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