Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

ビンテージも、ハイブリッドも!

(5月30日放送)
桐島ローランド

桐島ローランド
(きりしま ろーらんど)

ニューヨーク大学写真科卒業後、フォトグラファー、マルチクリエイターとして幅広いシーンで活躍中。
30歳の記念にオートバイで47都道府県を巡り、36歳の年、この番組がきっかけでレーサー鹿島と共にオートバイ耐久レースにデビュー。その後“夢のダカールラリー”へ初挑戦し完走を果たした他、自動車の耐久レースや、クラシックカーラリーイベントへ参加するなど、モーターフリークとしてその活動の場を広げ続けている。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、先週に引き続きまして、クルマ、オートバイを愛してやまないフォトグラファー、パリ・ダカの完走経験も持つ桐島ローランドさんです。じっくりとお楽しみ下さい。

エコ=エコノミー!?
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鹿島 :今週のゲストは、先週に引き続きまして、フォトグラファーで、パリ・ダカ完走経験もある桐島ローランドさんです。よろしくお願いします。

桐島 :いやー、いいですねその「パリ・ダカ完走経験」ってね。

鹿島 :やっぱりね、パリ・ダカ完走経験があるって、もう肩書きですからね。

桐島 :いや、すいませんね、自慢じゃないんですけど、自慢です(笑)。

鹿島 :フフ、“元F1パイロットの”とか、“芥川賞作家の”とか、そういうのと一緒ですね。

桐島 :若い子知らないよ、パリ・ダカとか言っても。せっかくほら、銀座のクラブとか行って、そのネタでと思うじゃないですか。でも「なんですか」みたいな。

鹿島 :無理でしょう(笑) でも、1990年代くらいまでは大体知ってたんじゃないですか。よくテレビでやってましたし。最近はあんまりね。

桐島 :そうなのよ。だから30代までの子はどうにか釣れるんですけど、20代は無理ですね(笑)。

鹿島 :ひどいヤツですね(笑)。

桐島 :そう。すいませんね、そんな話でスタートして。

鹿島 :いやいや。ところで最近クルマを買いかえたというのが、もっぱらの噂になっているんですけど。

桐島 :噂というよりも、まあ年々ね。今回はなんと、とうとうハイブリッドデビュー。

鹿島 :きましたねー。

桐島 :いいですね。買ったのはレクサスのHS250hっていうやつ。燃料がレギュラーで平気なんですよ。

鹿島 :大人のセダンですしね、どこに乗っていっても。

桐島 :そうだね。だから俺もセダンってあんまり、いままではゲレンデとか車高が高いクルマばっかり乗ってたから、久しぶりに低くなって。そういう意味では地面に近いぶん重心のバランスはいいから運転はしやすいですよね。音もそんなにノイズがないし。だからどれだけ燃費走行が出来るか。うちの奥さんが下手だからね。うちの奥さんが乗ると、燃費がすぐに9キロ台とか10キロ台になってるんですよ。「全然ダメじゃん」って言って、それで俺が乗って大体17キロ台とかに戻してみたいな。それで「ほらほら、俺が運転するとリッター17キロ走るのに、あんたはリッター9キロしか走れないじゃん」みたいな、家族の会話ですね、最近は。

鹿島 :でもなんか、今どきな感じがしますね。

桐島 :ねえー、やだねなんか、オヤジな感じで。

鹿島 :フフ、イヤじゃないでしょう。でもなんでそんなに奥さんは燃費が悪いんですかね。

桐島 :やっぱりね、踏み込んじゃうんですよね。言ってるんだけど全然理解してませんね。スムースストットルワークって基本じゃないですか、俺もレースやってるからスムーズにアクセルを。鹿島教授のおかげで。

鹿島 :いやいや(笑)。

桐島 :少しずつそうやってスムーズなライディングをするようになったけど、やっぱり普通の人ってアクセル、ブレーキ、アクセル、ブレーキって。最初使った加速のエネルギーをなるべく最後まで利用してみたいな、耐久レースでも、俺が燃費走行役だったんですよ。要するに速いドライバーはバンバン抜いてもらって、俺は基本的にはスムーズに走って燃料を稼ごうっていうやり方をしていたから。まあテクニックはないわけだから、他の人に比べて。だけど燃費走行は普通の人でも出来るじゃないですか。だからその経験もすごくプラスになって、いいですよ。ただプリウスみたいにリッター30キロとかいったら面白いと思うんだけど、さすがに無理ですよね。リッター20もキツイですね。

鹿島 :でもセダンで、あのフォルムで、あれだけ人がゆっくり後部座席にも乗れて17キロでしょ。悪くないですよね。

桐島 :悪くない。

鹿島 :でもたぶん、もうちょっと伸びますよ。だんだんテクニックが。

桐島 :そうですよね。そして意外と信号っていうのは、やっぱり普通の法定速度に合わせてあるんだなと思って。だからエコ走行をしていくと、案外きれいに信号をずっと通過できるっていう時が多いですね。

鹿島 :僕はちなみに、レクサスのSC430っていうオープンに乗っていますけど。

桐島 :ソアラのやつですね。

鹿島 :元ソアラですね。あれでも、高速は13.3キロですよ、燃費は。

桐島 :すごいですね。

鹿島 :すごいでしょ。

桐島 :レースカーなのにね、あれはほとんど。

鹿島 :最初はそんなにいかなかったんですよ。だんだん覚えてきて。この3年くらいの間に。

桐島 :まあ楽しいですよね。

鹿島 :楽しいですね。エコドライブってこんなに楽しかったんだなっていう。

桐島 :そうそう、いまはもうスピードじゃなくてそっちの方に燃えてるっていう。周りも意外とそういう人が多い。

鹿島 :増えてきましたよね。信号の手前でいかにアクセルを早く離して、惰性で他に迷惑をかけないでいくかとか。

桐島 :そうそう。それでいざやりだすと、ああなるほど、こりゃ燃えるわと。違った意味でのドライビングの楽しみが出たなと。

鹿島 :無理してエコエコと言うばかりでなく、エコノミーにもよく、なおかつ自分自身も楽しめるっていうところがいいですよね。

桐島 :ちょっとゲーム感覚になるっていうのはいいですよね。



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