Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

年収300万円からのフェラーリライフ!

(2月28日放送)
榎本 修

榎本 修
(えのもと おさむ)

1967年山口県岩国市生まれ
東海大学工学部卒業/武蔵野学院大学客員教授

自動車メーカーのエンジニアを経て、20年近くに渡ってフェラーリ販売に携わる。

フェラーリ専門店「コーナーストーンズ」代表取締役/店長として、雑誌やDVDなどにも度々登場する業界の有名人。

「フェラーリを1000台売った男」他の著書やDVDはそのリアリティ溢れる内容に定評がある。

ショップ公式サイト:http://www.cornerstones.jp/

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、スーパーカーにスポットを当てます。2007年に『フェラーリを1000台売った男』を出版してヒット、雑誌やDVDにたびたび登場するスーパーカーファンなら誰もが知っている有名人です。フェラーリ専門店・コーナーストーンズ代表で店長の榎本修さんをお迎えします。お楽しみ下さい。

フェラーリ購入のチャンス到来
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鹿島 :今週のゲストはフェラーリ専門店・コーナーストーンズ代表で店長の榎本修さんです。よろしくお願いします。

榎本 :よろしくお願いします。

鹿島 :ところで、2007年に出て頂いた当時は『フェラーリを1000台売った男』という本が話題になりましたけど、もう2000台くらいいきましたか?

榎本 :いやいや、まだそこまではいってないですけど(笑)。

鹿島 :フフフ、何台くらいいったんですかね。

榎本 :ええと、250から300台くらいかなと思ってます。

鹿島 :すごいですね…。まあしかし、この2年と8ヶ月の間に世の中の情勢もかなり変わりましたよね。

榎本 :やばかったですね、ええ。ちょっとピンチでしたよ。

鹿島 :そんななか2008年4月に、コーナーストーンズというフェラーリの専門店を代表としてオープンされたわけですけど、まさに自動車業界の激動の時代を生きている、そんな感じじゃないでしょうか。

榎本 :ありがとうございます。とんでもない時期にオープンしたなって思ったこともありましたけど、まあそのあとはどうなんでしょうね、頑張ってます。

鹿島 :最近は雑誌で、“今が最大の買い時なんじゃないか、スーパーカーが”というような見出しが躍っているわけなんですけど、実際の相場はどういう風に変わってきているんですか。

榎本 :あの、新車はどうも厳しいようですね。ただ、中古車はですね、どんどん値段が落ちまして、持ってらっしゃる方は自分の資産価値みたいのが減るわけですからちょっとガックリみたいな感じもあるかも知れませんが、これから買うぞ思っている人、狙っている人々はチャンス到来とばかりにですね、目の色が変わってきています。

鹿島 :スーパーカー全般の相場、それからフェラーリの特有の相場、その辺をちょっと解説して頂けますか。

榎本 :はい。誰もが知っていますスポーツカーメーカーがありますよね。色んなメーカーがあるんですけど、みんな基本的には落ちました。ですけれども途中でフェラーリだけが下げ止まり、そして上昇傾向にあります。そこがですね、やっぱり本物のブランド力と。フェラーリにはそれがあるなと思いましたね。

鹿島 :たとえがあっているかどうか分かりませんけど、最近は中古のマンションも結構買い時と言われていたりするわけですけど、やっぱり作りのいいもの、しっかりしたものっていうのがある程度のところで下げ止まっていますよね。ちょっと似ていますよね。

榎本 :本物かどうかですよね。

鹿島 :クルマの場合は廊下に水平器を置いたりですとか、パチンコ玉を転がしたりっていう、テレビでよくやってますけど(笑) なかなかああいうことができないですから、購入する場合も特有の難しさもありますよね。

榎本 :そうですね。やっぱりクルマは、見て乗って、それがいいかどうか、それは買われるお客様の真価も問われているような場面ですので。

鹿島 :フフ、なるほど。

榎本 :ええ。いいお店選びと、いいクルマ選びは大事だと思いますね。

鹿島 :最近、コーナーストーンズで買われたお客様で、サラリーマンの方が非常に多いっていう雑誌の記事を見かけたんですけど、実際は何割くらいいらっしゃるんですか。

榎本 :うちは8割が一般のサラリーマンの方です。

鹿島 :年収がおいくらくらいの方から買われていますか。

榎本 :一番低所得の方でですね、うちは300万円からいらっしゃいます。

鹿島 :300万円からのフェラーリライフ。

榎本 :そうです。それで、つい先週のことなんですが、鹿島さんもご存じだと思うんですが、フェラーリの550マラネロ。新車で2500万円くらいするクルマなんですけど、今はもうそれがリーマンショック以降は加速度的に値段が落ちてですね、大体600万円〜700万円くらいから買えるようになっているんですよ。それで、うちで年収300万円の勇気のある男がですね、ローンでその550マラネロを買われまして。これはですね、全国のフェラーリをこれから欲しいなと思ってらっしゃる方の、とっても素晴らしいお手本になったんではないかと思うんですね。

鹿島 :素晴らしいですね。あの、ちょっと立ち入ったことになるかも知れませんけど、名前はもちろん伏せて頂いて、何分割くらいされるんですか。

榎本 :最長で7年、84回ですね。

鹿島 :うわー(笑)。

榎本 :もう最近はですね、出来るだけ高額のフェラーリを長いローンで買うと。その際ですね、年収が少ないほど偉い!という。

鹿島 :フフフ、分かりますね〜なんか。なるほど。実際、フェラーリを買った方で、買うまでの生活やモチベーションと、買われた後の違いが非常に大きい方っていうとどんな方がいらっしゃいますか。

榎本 :我々は、怨念系と呼んでいるんですけど、長く狙ってですね、ちょっとずつ預金してですね、この目標額に頭金が達したら後はローンで買えると、そういう計算をされて質素な生活を送られてきます。そうすると全体的に雰囲気も暗いんですけど。

鹿島 :フフフ。

榎本 :でも買われた後はですね、もう皆さん本当に幸せになられていますね。ええ。

鹿島 :だから、何年も前からストーリーは始まっているわけですよね。

榎本 :そうです。ハジけちゃうんですね。

鹿島 :フフフ、いい意味でハジけるってことですね。

榎本 :そういうことです。そうするとですね、何となく「正直あんまり今までは友達とかも作らなかったんです、友達いなかったんです」みたいな方もですね、フェラーリオーナーさん同士で友達になってですね、毎週一緒にどこかに走りに行ったりですとか、「もうフェラーリがあれば僕の人生は他に何もいりません」とまで断言されていた人がですね、その仲良くなったお客様の紹介で、彼女とかも紹介されてですね。フェラーリ買って彼女も出来て幸せすぎてどうしよう、みたいなそういう現象がたくさん起きていますよ。


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フェラーリ“ウワサの真相”