Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

気鋭のヴァイオリニストとカーライフ

(2月7日放送)
枝並 千花

枝並 千花
(えだなみ ちか)

ヴァイオリニスト

生年月日:1983年4月7日 出身地:新潟県

4歳よりヴァイオリンを始める。中学3年時に出場した「全日本学生音楽コンクール」で優勝。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部卒業。2003年の「第24回ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクール」でグランプリを獲得した。卒業後は東京交響楽団に入団。 2008年末に東京交響楽団を退団し、ソロ活動を始める。

【主な受賞コンクール】
98年 第52回全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第1位/東儀賞、兎束賞、都築音楽賞
01年 第10回日本モーツァルト音楽コンクールヴァイオリン部門第3位
03年 第24回ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクール優勝/ソナタ賞

【主な出演コンサート】
04年 「井上道義の上り坂コンサート」出演
04年 大友直人指揮、東京交響楽団と共演
05年 ソウルにて日韓交流演奏会に出演
07年 クリスタル・リサイタル
09年 CHANEL Pygmalion Days参加アーティスト

ブログ『ヴァイオリニスト枝並千花のMusic Life blog♪』
http://ameblo.jp/chika-edanami/

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない各界の有名人をゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、4歳からヴァイオリンを始め、中学3年の時に全日本学生音楽コンクールで優勝、その後もミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクールでグランプリを受賞するなどご活躍、東京交響楽団を経て現在はソロ活動をされている、クラシックシーン期待のヴァイオリニスト、枝並千花さんをお迎えします。お楽しみ下さい。

母とクルマとヴァイオリン
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鹿島 :今週のゲストは、ヴァイオリニストの枝並千花さんです。よろしくお願いします。

枝並 :よろしくお願いします。

鹿島 :昨年、お台場にありますトヨタの大きなショールーム、MEGA WEBで開催しました『MEGA WEB クラシックス』にお出になって頂きまして。

枝並 :お世話になりました。

鹿島 :こちらこそ。その時にも本当に、登場した瞬間に会場のお客さんが、なんていうんですかね、ため息をつくというか。

枝並 :そうでしたか(笑)。

鹿島 :もう本当に、当然、演奏のテクニックもさることながら、登場された時のビジュアルのインパクトは相当なものがありますよね。

枝並 :背が高いというのがあるのかも知れない・・・(笑)。

鹿島 :身長はおいくつですか。

枝並 :身長は171cmあります。

鹿島 :衣装によっては当然ヒールを履きますよね。その状態ですと大体?

枝並 :ええと、180cm近くなってしまいますよね〜。

鹿島 :色んなタイプのヴァイオリニストの方がいらっしゃいますけど、かなり身長は高い方・・・。

枝並 :高い方です。女性でこの身長がある方はあまりいないかも知れないですね。

鹿島 :むしろ国際コンクールに行かれた時には、自然な感じがするんじゃないですか。

枝並 :そうですね。男性の方はみなさん大きいので。

鹿島 :今日は色んなお話を伺っていきたいんですけれども、元々ヴァイオリンを始めたのは4歳ということで、子供の頃、レッスンへ行く時はクルマで送り迎えですよね。

枝並 :そうですね。母に。

鹿島 :あ、これはお母様が運転で。運転手の方がいるってわけではないですか。

枝並 :そんな生活ではないです(笑)。

鹿島 :フフフ、なんかイメージとしてはね。

枝並 :クラシックってね。そういうイメージ持たれがちですけど、いえいえ。

鹿島 :じゃあ、お母様が運転して、枝並千花さんをレッスンの会場まで連れて行って演奏を聴き、終わったらまた一緒に帰るという。

枝並 :そうですね。

鹿島 :そういう意味でいいますと、今が20代半ばから後半に向けてという年代ですけど、だんだんほら、両親や家族と会話をするチャンスが少なくなるって一般的に統計でよく言われますよね。そういう意味でいいますと、本当にお母様と一緒に、色んな話をしたり悩みを共有したりっていうことですよね。

枝並 :本当に母とも、もちろん父とも、家族が一つになって、迷惑をたくさんかけながら音楽の道を歩んできたという印象はありますよね。

鹿島 :そうじゃないと、なかなかここまでは来られない世界ですよね。

枝並 :そうですね。家族の協力がなければ来られないというのは本当にあります。

鹿島 :免許を取られたのはいつ頃ですか。

枝並 :免許は、大学4年生の時に取りました。

鹿島 :そしてご自分でクルマを運転して。

枝並 :はい。学生の時はそうですね。ずっと運転はしていたんですけど、最近はちょっとクルマの無い生活をしていまして。

鹿島 :免許を取られた頃は、コンサートですとかコンクールに自分の運転で行っていたんですか。

枝並 :コンクールの時はそれどころではなくて、電車かタクシーで移動していましたけど、学校に行く時とかはクルマで行っていました。近いのに(笑)。

鹿島 :いいですね〜(笑) でもやっぱり、音楽の道を極めていらっしゃるからすごく感覚は鋭いと思うんですけど、コンクールやコンサートの前に自分でクルマを運転するっていう精神状態にはならないってことですかね。

枝並 :そうですね、運転されて行かれている方も多くいらっしゃいますけど、私は運転はすごく好きなんですよ、ドライブということになるととても好きで、音楽もかけて楽しく運転できるんですけど、本番となると運転が怖くなっちゃうんですよ。コンサートが怖くなるというよりもコンサートのことを考えてしまうので、運転に集中できなくなってしまう気がして。それがすごく怖くて、あんまり気分的にイヤなので、そういう時は電車かタクシーで行ってしまいますね。

鹿島 :逆の言い方をしますと、それだけやっぱり運転にも精神的にものすごく気を遣って取り組まれているっていう雰囲気ですね。

枝並 :そうですね。

鹿島 :今日は実はヴァイオリンをお持ちになって頂いていますので、ちょっと一曲短めに弾いて頂けますでしょうか。

枝並 :はい、分かりました。ではエルガー作曲の『愛の挨拶』というとても有名な曲ですけど、時間の関係でちょっとカットして弾かせて頂きたいと思います。

〜 ♪演奏♪ 〜

鹿島 :(拍手)ありがとうございました! ヴァイオリンはこの距離で、1.5mくらいですかね。

枝並 :近いですね(笑)。

鹿島 :すごい迫力でした。ところで、クルマで楽器とともに移動する時って、何かコツはあるんですか。

枝並 :うーん、コツ…。まあトランクには絶対にのせないです。

鹿島 :そりゃそうですよね(笑) 例えば、人が抱えて持っておくとか、そういうことが一番いいんですか。

枝並 :本当はそうですね。でも一人で移動する時は、まあちょっと寒い時はコートを上にかけたりとか、毛布をかけたりとか。それは飛行機でもやりますね。飛行機の上にのせる時も毛布をお借りして間に挟んだりとか。それくらいしかできないですよね。あとは安全運転。

鹿島 :クルマの場合は助手席に置くんですか、それとも後部座席?

枝並 :後ろに置くことが多いですね、私は。

鹿島 :じゃあブレーキは相当ソフトに踏まないと。ドーンといっちゃうと大変なことになりますよね。

枝並 :そうですね。だから置き方は本当に気をつけますね、そういう意味では。

鹿島 :じゃあおのずと運転はソフトになりますね。

枝並 :なりますね。怖いです。

鹿島 :それもあって、これから舞台だっていう時には自分でクルマを運転して行くっていうのは疲れそうですね。

枝並 :そうなんです、自分もそうなんですけど、楽器を積んでいるとなると怖いんですよね。

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