Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

渓谷、沐浴、銭湯
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鹿島 :ところで今日は色んなクルマの話を聞いていますけど、免許を取った後、ドライブがお好きになって、今までで忘れ得ぬ大変な思い出ですとか、素敵な思い出を教えて頂けますか。

安藤 :本当にドライブは、風来坊時代が長かったのでよくしていたんですけど、温泉巡りみたいのをすごいしていたのね。地図を見て温泉マークみたいのを探して、ここを曲がったらあるっぽいよって行って、すごいボロボロとかでもお湯はすごくいい、みたいな。そういうのを700円くらいで日帰り入浴に行って入ったりという旅をよくしていたんだけど、そういうところで、危険だったのは山道に入って道が一本しか無くて、道が崩れちゃってガードレールが谷底に落ちているようなところを乗り越えて行った温泉とか。猿が飛び出してきたりとか。

鹿島 :フフフ。

安藤 :でも素敵だな〜と思ったのは、栃木の奥の方かな? ちょっと秋くらい、これくらい寒い季節で夕暮れに道を走っていたら、鹿が一頭、ぽーんって眼の前に出てきて、ひょんってこっちを向いて、じーっと見て、またぴょんって出て行っちゃって。それがすごい印象的で。なんか、挨拶みたいな。ワクワクするっていうか、追っかけたい気持ちはするけど相手は山に入っちゃったから追いかけられないんだけど。

鹿島 :相当、山奥ですよね。

安藤 :うん。なんかこう、気持ちよかった。山の中にいると体が軽くなる。やっぱり酸素がいいからかな、とか思うんだけど。酸素浴?

鹿島 :ありますね。木から出ているって言いますからね。

安藤 :そう。出ているからだと思うんだけど、具合が悪いときでも、ちょっと山の中に入って、木々の空気みたいなのを吸うと、体が軽くなったりして。だからそういうところにクルマがあるとヒュッて行けるから楽しくて、よく行っていたり。

鹿島 :最近はそういう時間はあまりないんですか、風来坊的なドライブは。

安藤 :風来坊は、さすがにみんなが忙しくしていた時に遊び暮らしちゃったから、今は一生懸命働いていて時間がないんですけど、でもたまーに思い立ってちょっと近くの、こないだ一回、あっちの方へ行ったの。東京だけどあきる野の方。

鹿島 :あー、奥多摩の方じゃないんですか。あの山道があるところですよね。八王子のもっと奥の。

安藤 :そう、秋川渓谷の方に行って。

鹿島 :水もきれいですよね。

安藤 :すっごいきれいで、やっぱりちょっとクルマを止めて、川の方とか山の方をフラフラ歩いて、息を吸うとすごく気持ちよくて。ちょっと浄化作用。それでやっぱり温泉に入って帰ってきて。

鹿島 :いいですね。温泉用のタオルとか、グッズはいつも?

安藤 :うん、持ってく持ってく。一応、“日帰り+タオル代”みたいなプランはあるんだけど、なんかムダなお金は悔しいじゃないですか。だからそういう時はタオル持ってって。

鹿島 :僕も実は、日帰り温泉系が大好きで。昔はよく、日帰り温泉がない場合は地元の銭湯に入って帰ったりね。楽しいですよね。

安藤 :楽しい。銭湯もよく行った、昔。銭湯って、銭湯ルールみたいなのがあって。

鹿島 :フフフ、なんすかそれ。

安藤 :その街の重鎮の女性たち?

鹿島 :あ、要は常連の方々ですね。

安藤 :そう。毎晩来る女性たちがいて、そこに新参者で行くじゃないですか。それで無知な若者だからいきなりシャワーとか浴びちゃうわけ。そうすると「チッ…」みたいな感じで。

鹿島 :え、何がいけないんですか?

安藤 :「しぶきが飛ぶんだけど〜」みたいな。もうダメなんですよ。それにバチャンっていうのも、「派手にやったら後ろの人にかかるでしょ」とか色々厳しくて。熱くて入れなかったので、ちょっと水を足したら、これは私が悪いんですけど水を出したことに激怒して怒られて。一カ所の話じゃないんですけど、大体、銭湯に行くとそういうので色々とルールを学ぶわけですよ。

鹿島 :ありますね。そこには社会がありますからね。

安藤 :そうそう! 何も知らない無知な人間だったから、そういうところで、ああこういうルールがあるんだな〜って教えてもらって。

鹿島 :フフフ。

安藤 :でもそれが結構楽しかったりするんですよね。

鹿島 :クルマを運転されていても、それだけマインドが高いと、あるんじゃないですか。「ああ、ちょっと待って下さい! 私がマナーを教えますから」みたいな。そんな気持ちになったりするんですか。

安藤 :止まってくれとは一切思わないけど、クルマの中は万年怒鳴り散らしていますね。関西弁ですね、そういう時は。

鹿島 :関西弁になるんですか? でも関西の方ですか?

安藤 :両親が関西なんですよ。だから怒られる時の関西弁みたいなのが染みついてるみたいで、クルマに乗っていてイラっとすると速攻関西弁ですね。

鹿島 :関西弁の方がなんとなく怒られている感じが(笑)

安藤 :怒りがね。

鹿島 :あれは何でなんですかね。

安藤 :怒りが表現しやすいっていうか(笑)。

鹿島 :分かります。本当に分かります。

安藤 :東京弁で、「なによー!」とか言っても迫力が出ないじゃないですか。

鹿島 :なるほどね(笑)。





大人になって、辿り着いた
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鹿島 :安藤優子さん11月25日リリースのニューシングルの中の『君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-』、これは1983年のYMOの名曲のカバーなんですけど、本当に懐かしいですね。

安藤 :ヘヘ。

鹿島 :でも世代としては、小学校に入る全然前ですよね。

安藤 :前ですね。

鹿島 :当時聴かれていました?

安藤 :私は、当時の記憶は全くない。

鹿島 :そうですよねー。

安藤 :だけど、大人になってからカッコいい音楽をたどると、たどり着くっていうのはありますね。

鹿島 :なるほど。色んなお話を伺って来ましたけど、11月25日にニューシングルが出て、そしてアコースティックライブが色んなところで展開中です。この後のスケジュールですと、1月9日から2月19日までですね。

安藤 :11本くらいね。今回はひとまず年明けから2月までいって、また場所を探して夏くらいに、もうちょっと来年はアコースティックライブをやっていきたいなと思っていますね。

鹿島 :長崎で始まって、横浜の関内ホールで終わるという。それから12月30日にもライブが。

安藤 :これはフェスなんですけど、カウントダウンジャパン・ロックフェスですか。私は12月30日に出るんですけど、夕方くらいにやって。バンドライブです。来年はアコースティックを長くやっちゃうから、バンドやりおさめみたいなところがあるから、ちょっと張り切っちゃった気持ちがして、良い年締めになると思います。

鹿島 :もうあと1ヶ月ですからね。

安藤 :だから遊びに来て、バンドライブを観たことが無い人は観に来て欲しいと思います。

鹿島 :幕張メッセですね。ライブに行かれる方は、今年も終わりという気分ですから、また安藤裕子さんの素敵なオーラに触れて、より素敵な気持ちで2010年が迎えられるんじゃないですかね。

安藤 :頑張りたいと思います。

鹿島 :本当に色んなお話をお伺いしてきましたけど、あんまりクルマの話をラジオですることって今までなかったんじゃないですか?

安藤 :ここまでクルマに焦点が行っていることも、まあ確かにないと思います。

鹿島 :じゃあ貴重なお話をお伺いできたということで、間違いないですね。

安藤 :はい(笑)。

鹿島 :ありがとうございました。またぜひいらして下さい。

安藤 :はい。お願いします。






今週は、11月25日にニューシングルを
リリースしたばかりのシンガーソングライター、
安藤裕子さんをお迎えしました。

ドライバーズサロン!
来週も素敵なゲストをお迎えしてお送りします。
お楽しみに!




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