Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

第41回 東京モーターショーのすべて

(10月25日放送)
森本太郎

森本太郎

(もりもとたろう)

1968年6月20日 東京生まれ

学生時代より、小学館、学研、スコラ等でライター&データーマン。94年、(株)三栄書 房に入社し、編集者としてアズ・エフ、GENROQ、OPTION、オートスポー ツなどの自動車雑誌/自動車レース雑誌に携わる。04年、新型車速報誌の『モーター ファン別冊 ニューモデル速報』に移籍し、07年4月より編集長。『新型プリウスの すべて』、『最新ミニバンのすべて』など、通称「すべてシリーズ」のブランド全体 を統括管理する。趣味は街あるき。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、「第41回 東京モーターショー」にスポットを当てます。三栄書房『モーターファン別冊 ニューモデル速報』編集長の森本太郎さんをお迎えします。お楽しみ下さい。


“エコカー元年”変革ショー
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鹿島 :今週のゲストは、三栄書房『モーターファン別冊 ニューモデル速報』編集長の森本太郎さんです。よろしくお願いします。

森本 :よろしくお願いします。

鹿島 :東京モーターショーが行われるこの年は、ものすごくお忙しいと思いますが、いよいよ先日から東京モーターショーが始まりまして、今年は色んなことが言われています。例えば、外国のメーカーが出展見合わせをかなりしていますし、あとは昨今の社会状況がありまして、そんな中での今年の東京モーターショーの特徴を簡単にまとめて頂きますとどんなところですか。

森本 :やっぱり今年はですね、インサイトですとかプリウスですとか、非常に反響の大きかったクルマ、まあエコカー元年と言われていますよね。ショーも当然この流れをくんで、ハイブリッド車、そしてEV・電気自動車を、まあ中心とまではいかないけれども、かなりこちら寄りと言いますかね、次世代の環境対応のクルマが当然主役になってくるショーじゃないかなと思います。

鹿島 :日本が持っている新しいシステムのクルマたちの、各メーカーの腕の見せ合いみたいな。そんな雰囲気がありますよね。

森本 :そうですね。特にハイブリッドなんかはかなり日本が先を行っている感があります。もちろんアメリカでもやっていますし。欧州はディーゼルがどちらかというと環境車としては今までやってきたところではあるんですが、さすがにハイブリッドを無視できないなということで、最近になって日本にも欧州のハイブリッド車が入ってきています。それだけ日本はこの辺は技術が進んでいますので、ショーでもそのあたりっていうのは当然見所になってくると思います。

鹿島 :具体的に、エコカーを紹介して頂けますか。

森本 :現実味のあるところで言いますと、ホンダが小さいコンパクトサイズのスポーツカー・CR-Zというクルマをですね、ハイブリッドで出してきます。これは来年の2月に発売すると言われていますけど、この辺ですとか、トヨタですとプリウスのプラグイン・ハイブリッド。これはもう近距離であればガソリンを全く使わないで走れるという。今のプリウスでも十分すぎるほどの燃費で、半年待ちというくらいの人気を得ていますけど、さらにその先を行くクルマですよね。あとは日産のフーガですとかね、この辺もハイブリッドをやっているってことで来年くらいに市販車として出てくるというモデルが、モーターショーにも展示されていますね。

鹿島 :プリウスのプラグイン・ハイブリッドはかなり話題になっていますけど、これはいわゆる家庭用の電源で充電が出来るという。

森本 :充電できますね。100Vで満充電まで3時間っていうことなので、まあ完全な100%電気自動車ではないので、そこまでの時間がかかりませんし、電気だけで20キロくらいは走れるだろうって言われていますんで、まあ近距離用としてはほぼ電気自動車と変わらずに使えるんじゃないかっていうクルマですね。

鹿島 :なんかあの…未来っぽいですよね(笑) 家で家庭用電源にコードを引っ張ってクルマを充電しているっていう。

森本 :もう最近では、家の側でもそういう設備というか、マンションが電気自動車を想定していたりとかですね、駐車場もそうですよね。そういうところがたくさん増えてます。こういうことっていうのは、始まってくるとかなりの速度で一気に普及してくるんじゃないかなと思いますね。




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