Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

ロックスターとスポーツカーの関係

(5月10日放送)
清春

清春

(きよはる)

1994年、黒夢としてデビュー。
1999年、無期限活動停止後、sadsとして再デビュー、
2003年からはソロ活動を展開する。
2009年1月、一夜限りの黒夢復活&解散ライブを日本武道館で行い、デビュー15周年を締めくくった。
5月にニューシングル「狂った果実」をリリース。
アパレルブランドのオーナー兼プロデューサーを務めるファッションリーダーとして、また無類のクルマ好きとしても知られる。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、クルマとファッションを愛してやまないアーティスト、元・黒夢の清春さんをお迎えします。お楽しみ下さい。


売れてくるとクルマも変わる。
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鹿島 :ゲストは先週に引き続き、清春さんです。よろしくお願いします。

清春 :お願いします。

鹿島 :1968年生まれ、スーパーカー世代って言われる世代で、色んなクルマに乗られてきていると思うんですけど、これまで何台くらい乗ってこられてますか。

清春 :何台だろう? 最初の親父のクルマも入れて?

鹿島 :入れましょう。

清春 :うんと…今、8台か9台ですね。

鹿島 :8か9。それで今がジャグワー。

清春 :ジャグワーですね。

鹿島 :ちなみにこれまでのラインナップは。

清春 :ええと、フェラーリも乗ったし。

鹿島 :フェラーリはどんなタイプですか。

清春 :新庄選手と一緒。あの野球のね。あの人が売っちゃったやつ。

鹿島 :それを購入されたんですか?

清春 :違う(笑) 同じのをなぜか持ってたんですよね。

鹿島 :そんなことないですよね(笑)。

清春 :あとはポルシェでしょ。あとはSLを2台乗ってましたね。

鹿島 :メルセデスですね。

清春 :あと、ジャグワーも、何回か前に、ちょっと古いタイプのジャグワーに乗ってました。

鹿島 :どれくらい古いタイプですか。

清春 :何だろう、あの、緑色のやつです。

鹿島 :Eタイプとかああいうやつですか。

清春 :何かね、中古だったんですけど、忘れちゃったな。

鹿島 :XJ。

清春 :あ、そうですそうです!

鹿島 :ああ、12気筒のやつですね、緑の。ちなみに、フェラーリとかポルシェとか色々と乗られていますけど、これまで例えば、好きなクルマに乗っていて路上でトラブって困っちゃったりとか、そういうことってありますか。

清春 :やっぱりフェラーリは、オートマと両方できるやつあるじゃないですか。あれだったので、本当に無理だなと思いました。僕は当時住んでいたところが環七沿いだったんですけど、こりゃ無理だなと。20秒経つとニュートラルに入っちゃうんですよね。

鹿島 :あ、そうなんですか?

清春 :音がピンポンってして。あとは曲がり角を曲がるときにギアが合っていないと音がするんですよ。それがカッコ悪いんですよ、すごく。

鹿島 :フフフ。

清春 :なんか、注意されているみたいで(笑) 自分ひとりならともかく、例えば奥さんが乗っている時とかね、信号待ちしているだけでピンポンと音が鳴ってもう一回ギアを入れ直しだし、あとは右折左折をする時に、いちいちうるさいんですよ。ギアを入れると。合ってれば無音なんですけど。それで、ちょっと恥ずかしいぞこれ、と。

鹿島 :フフフ…。

清春 :うん。確かに目立ってカッコいいんだけど。真っ黒でね。ちょっとそれはトラブルというよりは、車内で恥ずかしい思いですね(笑)。

鹿島 :クルマを買う時って、どういうことを基準に? 例えばひらめきとか第一印象とか、あるいは性能であるとか色々とあると思うんですけど。

清春 :やっぱり乗ったことが無い、夢を叶えたいという。そういうスーパーカー、サーキットもそうなんですけど。やっぱり基本は流線型がいい。

鹿島 :ほお。

清春 :なんせイメージなんですけど、昔に憧れたミュージシャン、カッコいいなと思ったモトリー・クルーとか、ガンズ・アンド・ローゼスもそうなんですけど、やっぱりあの世代の人たちのドキュメントビデオとかを観ると、必ずフェラーリとかコルベットとか。アメ車があって、ちょっと売れてくると変わってくる。そのうちにリムジンになって。その長いリムジンとかに行く手前のクルマっていう印象ですかね。

鹿島 :フフ、なるほど〜!

清春 :でも日本じゃねえ、叶姉妹さんみたいなのがダ〜ン! と乗ってもね。あれは曲がれないですから。やっぱりスーパーカー、ロックスターっていうイメージ。だから僕は、今でこそ家庭を持ってセダン系になってしまいましたけど、やっぱり今だとさ、レンジとか、四駆というか。

鹿島 :SUVっぽい。走行性能もあって、例えばホテルのエントランスに乗り付けても、山に行ってもOKみたいな、キャンプも行けるという。

清春 :はい。若い子らも、そっちの方に徐々に目標が移行してますけど。僕も今は、レンジは欲しいと思っているんですよ、もう1台ね。でもやはり1人なんであれば、結婚していなければ、もしくは子供がいなければ、やっぱり未だに流線型ですよね。

鹿島 :シートが2つしか無かったりとか。

清春 :そうです。いらないでしょ。

鹿島 :あっても乗れないみたいな。

清春 :ええ。荷物が置ければいい、みたいな。あとは2人で乗ってシートが近い(笑)。

鹿島 :フフ。分かりますね。実際に2人で乗った時、距離感が近いですよね。

清春 :そうなんですよね。何ですかね、あれ。でもあれは密室感がありますよね。4人乗りのクルマに2人で乗っているのと、やっぱり違うんですよね。

鹿島 :違いますね。でも実際にフェラーリとかって、助手席と運転席の腕の距離って、実は結構遠いんですよね。

清春 :遠いです。

鹿島 :なんですけど、近く感じるのが不思議だなっていうことだと思いますね。

清春 :やっぱり縦と横の関係でしょうね。

鹿島 :ですね。

清春 :だからポルシェも、後ろ無かったよね。

鹿島 :ほとんど無いですよね。

清春 :そう。だから基本的に流線型で2ドアのクルマ。たまにアレンジして4ドアのクルマもありますけど、やっぱり2ドアのクルマに憧れますね。

鹿島 :じゃあ基本はご自分で運転。

清春 :はい。家では。

鹿島 :まあ、お仕事の時は当然?

清春 :そう。でもね、何年か前までは自分のクルマで。SLの時は自分のクルマで通っていたんですけど。何でしょうね、その時はクルマが2台あったのかな。今はちょうど1台しか無くて、家内が「乗る」っていうんで、乗らなくなって。もう1台買えばね、自分でも行けそうかなって思うんですけど。





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スーパーカー世代の夢