Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

カーライフも音楽も進化し続ける

(4月12日放送)
河村隆一

河村隆一

(かわむらりゅういち)

“クルマを愛してやまない”アーティスト。フェラーリをはじめとするモーターファン垂涎の愛車を自ら操るテクニックはプロ級で、マシンセットアップに関する引き出しも豊富。近年はドリフトにも挑戦し、その幅の広いドライビングスタイルにはプロドライバーからの評価も高い。
1996年LUNA SEAの活動休止後、97年にシングル「I love you」でソロ活動をスタート、他アーティストへの楽曲提供も含め、その活動域は多岐に渡る。2009年2月4日ニューシングル「ヒロイン」、4月1日ニューアルバム「ピアノ」をリリース。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、クルマ、レースを愛してやまないアーティスト、河村隆一さんをお迎えします。お楽しみ下さい。


こんな時期こそ、ぶちまけて。
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鹿島 :今週のゲストは、河村隆一さんです。よろしくお願いします。

河村 :よろしくお願いします。

鹿島 :2007年11月以来なんです、スタジオにお越し頂くのは。

河村 :いや、久々なんですよね、思えば。

鹿島 :早いですよね、月日が経つのは。

河村 :本当に。

鹿島 :どうですか、最近? カーライフのほうは。

河村 :ええとですね、色々と変わりまして、今はマセラティ・クアトロポルテ。

鹿島 :えっ!? そんなことになってるんですか?

河村 :ええ、結構、普段の足にしていますね。

鹿島 :うわ〜。どんなフィーリングなんですか。

河村 :あのねえ、今までフェラーリが好きで乗ってきたんですね。それで、クアトロポルテも一応フェラーリのエンジンなんですよ。で、やっぱりフェラーリに乗っていて思ったのは、郊外はいいなとかサーキットはいいなとか、でもだんだん年を重ねていくにつれて都会の渋滞とかね、あとは大都会の真ん中で止まっているフェラーリって、実はちょっと濃いかなと思い始めていたわけですよ。

鹿島 :フフフ。

河村 :それは何かっていうと、音はうるさいしね、見た目も派手なわけじゃないですか。まあヨーロッパかなんかにポンと止まっていたらめちゃめちゃカッコいいんですけど、六本木や銀座にフェラーリはちょっと無いかなと、ちょっと自分で思っていて。そんな時にクアトロポルテが、パーンと自分の乗っていた288GTの横を通り過ぎてったんですけど、音は絶妙にいいんです。小さいんですけど吼えるっていうか。フェラーリより全然小さいんですよ、音量は。でもいい音で鳴きますね。すごく気に入っています。

鹿島 :それでもう「これだ!」と。

河村 :ええ。あとね、もう一個素晴らしいのは、足がよく動く。しなやかで柔らかい。柔らかくて、踏んでってもしっかり地面に食いついているって感じですね。

鹿島 :何ヶ月くらい乗ってらっしゃるんですか。

河村 :もう1年以上は乗っていますね。

鹿島 :何かカスタマイズとかはしていますか。

河村 :今、NEEZさんにホイルをお願いしようかなと思っていまして、鍛造アルミなんですけど、やっぱりバネ下は軽いほうがいいかなとか色々思って。

鹿島 :なるほどね。サスペンションから下が軽いほうが走行性能が上がりますからね。

河村 :あれ、本当に驚くように変わりますね。一時期、612スカリエッティも乗っていたんですね。で、612を、もう売っちゃったんですけど、辞めた理由はマセラティが良かったからなんですけど、612の時もNEEZさんのホイル、鍛造アルミにしたんですよ。そしたらハンドリングが激変して。今回のマセラティでそうなったらいいなと思って、期待しているんですけど。

鹿島 :昔、もう15年くらい前ですけど、マウンテンバイクにはまっていた時期がありまして、あの時にやっぱりホイルですとかサスペンション、当時出始めたばっかりで、アメリカでチャンピオンを取ったロックショックスっていうメーカーが日本に入り始めた頃だったんですけど、買いましてね、全然違うんですよ。

河村 :全然違うんですよね、アレね。

鹿島 :自転車って、元々が全体的に軽いじゃないですか。だからバネ下、いわゆるサスペンションとタイヤ、ホイルが占める割合が多いので、うわ〜こんなに違うんだと思って。

河村 :いや、本当に違うんですよね。僕もね、昔、ロードレーサーに乗ってたことがあって。

鹿島 :あ、そうなんですか(笑)。

河村 :ツー・ド・フランスっていうんでしたっけ、山を越えていくような。ああいう自転車に乗っていたことがあって。やっぱり軽いといいですよね、楽です。すごく転がるしね。

鹿島 :じゃあ楽しみですね。

河村 :楽しみです。

鹿島 :結構、大きめのものですか、ホイルは。

河村 :そこそこ大きいです。まあドレスアップの方法としては、太いタイヤを履く、J数の大きいものを履くっていうのがカッコいいと思うんですが、やっぱり当然、轍に取られたり走行上もあまり良くなくなったり、あとはインチアップしてくので扁平がね、きつくなってくると底づきとか色々出てきますよね。その辺はまあ、タイヤも進化しているので。

鹿島 :なるほどね。まあでも、見た目だけで言いますと、タイヤ・ホイルは、ホイルが少し大きめでタイヤが薄めの方が、横から見た時にキレイですよね。でもまあ、一回つけてみて、後から変える楽しみもありますからね。とりあえず合わせといて、もうちょいいってみようかなみたいな。

河村 :だから僕ね、国産のメーカーさんにすごくお願いしたいのは、そういう、みんな後で改造するわけじゃないですか。そうじゃなくて、もっとどんどんスポーツバージョンの、ちゃんと100時間〜200時間テストした、車高がちょっと落ちているけどコンビニも擦らないし、みたいな。それでタイヤは扁平なんだけど、全然足はちゃんと動くみたいなのをやって欲しいなと。それが出来たら、たぶん世界中がビックリすると思うんだけど。

鹿島 :そういう意味で言いますと、色んなクルマ雑誌でも去年くらいから出ていますけど、トヨタの新しいスポーツカーのL-FAっていう。2000万円だか3000万円と噂が飛び交っていますけど、あれはドイツのニュルブルクリンクで何度もテストしているの写真が出ていますけどね。

河村 :いや、興味ありますよね〜。

鹿島 :ああいったクルマが出てくると、ちょっと楽しみですよね。

河村 :不景気だからこそね、ぶちまけて欲しいね。タイムもお金も。すごいクルマを作って話題をかっさらって欲しいですね。

鹿島 :フフ、同感ですね〜。でも、こういう時期だからなんて言いながら、去年も一昨年も色んなメーカーからスーパーカーが出てますからね。

河村 :出てますよね。そうなんですよね。それで、絶対に良くなる時期も来て、悪くなる時期も来て、経済は流れていると思うので、いま良いのを作っておかないと、「はい、明日から(経済)が良くなりますよ」って言われても、「え、何も出来てないんですけど」ってことにきっとなるから、もうガンガン作って欲しいですね。




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歌もレースもスタートに違いが・・・