Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

メディカルトレーナー、運転中のカラダを語る。

(3月29日放送)
三澤 威

三澤 威

(みさわ たけし)

1969年11月28日、秋田県大館市出身。
89年6月、新日本プロレスに入門し10月にデビュー、同年12月にケイ椎を負傷。91年5月に復帰するも、再度ケイ椎を痛めて引退。その後、帝京医学技術専門学校と菅谷整骨院で医療技術を学び、96年に接骨師の国家試験に合格。
新日本プロレスのメディカルトレーナーに就任。
99年にはミサワ整骨院を開院。

現在は新日本プロレストレーニングディレクターとして トレーニングメニューを作成するほか、メディカルトレーナースクールや全国で『ケガをしない為のストレッチ』などの講演・実技を展開している。

著書:『三澤式プロレスストレッチTHE BODY HEAT』、
週刊ゴング:『三澤威の新日本クリニック』
週刊プロレスコラム:『プロレス身体論』。
DVD:『健者の幸せ』『ファミリーフィットネス』
   『ペットボトル2本集中エクササイズ』
   『タオル1本集中エクササイズ』
   『ボルサリーノ・T・三澤の二の腕塾、胸筋塾、腹筋塾』

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、プロレスラーを経て、新日本プロレスのメディカルトレーナー、ミサワ整骨院の接骨師として活躍されている、三澤威さんをお迎えします。お楽しみ下さい。


運転“コリ”は肩甲骨を回すべし!
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鹿島 :今週のゲストは、ボルサリーノ・T・三澤こと、三澤威さんです。よろしくお願いします。

三澤 :よろしくお願いします。

鹿島 :蝶野さんに続いて、プロレス関係の方は2人目です。

三澤 :ああ、2人目ですか、うれしいです。

鹿島 :今日はスタジオが狭いです! 本当に肩幅もがっちりしていて、さらにその先に筋肉がついていて。

三澤 :だいぶ痩せたんですけどね。

鹿島 :そうですか。でも何か全体的に、柔らかい雰囲気もありますよね。体が柔らかそうな感じが。

三澤 :まあ、ストレッチ指導もしていますんで、ちょっと柔らかくないと色々不都合が。

鹿島 :なるほどね。早速ですけど、三澤さんご自身はクルマがお好きでドライブもよく行かれるということなんですけど、今日ちょうど、たまたま渋滞中のクルマの中という方もいらっしゃるかも知れませんので、あとでワンポイントストレッチですとか、サービスエリアやパーキングエリアで出来るコリの解消法を教えて下さい。

三澤 :まかして下さい。バッチリいいのがありますので。

鹿島 :ところで三澤さんといいますと、ちょうど私の1つ下の世代。今年40歳になられる世代ですよね。

三澤 :そうですね、44年生まれの。

鹿島 :現役時代に首を痛められて、それがやはり、メディカルトレーナー、接骨師としての活動を始められるきっかけになったということですか。

三澤 :そうですね、そこでまあ現役がちょっと難しくなったのと、トレーナーという分野がまだ当時は無かったので、自分が先駆けになろうと思いまして、勉強してこの道に入ったというのが、今まで続いています。

鹿島 :この番組はレーシングドライバーはもちろんですけど、様々なスポーツの世界で活躍される方も、ゲストでお越しになって頂いているんですけど、スピードですとかパワーと非常に密接に付き合いのあるスポーツという意味でいいますと、レースもプロレスも似ているところがあるのかなって思うんですけど、どうですか。

三澤 :一歩間違って、力の入れ加減の衝撃で重大な怪我につながる。その体の力の入れどころ、気の抜き方や緊張の仕方っていうのはすごく共通していると思います。

鹿島 :具体的にはプロレスの場合は、どういう風に体を作って、どういうことを気にしていらっしゃるんですか。

三澤 :プロレスっていうのはまず、相手の技を受けて成り立つスポーツなので、まず衝撃に耐えられる体を徹底して身につけて、自分の身を守る。攻撃より先に守るほうが入ってきますので。

鹿島 :これは、筋肉をつけていくっていうことになるんですか。

三澤 :筋肉が一つと、あとは体に衝撃を溜めない動き、身のこなし方。そういう2つの面から徹底してやっていきます。

鹿島 :例えば、キックが飛んできたときに、受けて逃がすような方法を会得すると。これはもしかしたら日常生活でも緊急時に役に立つかも知れませんね。

三澤 :まさしくクルマのとっさの事故とか、そういう時に体が反応すれば上手く防げるんじゃないかと思います。

鹿島 :何か具体的に、例えば素人といいますか、トップアスリートとして活動していない人でも、何か気にすることで少しでも改善されるような方法ってありますか。

三澤 :やっぱり常に緊張している体っていうのは良くないので、ストレッチもそうなんですけども、いかに体の力を抜いてとっさに備えるかっていうのが大事になってくると思います。

鹿島 :なるほどね。まあでも、頭で思っても、なかなかそれをカタチにしていくのは難しそうですね。

三澤 :そうですね。

鹿島 :運転中、例えば免許取りたての頃って、僕も記憶がありますけど、すっごく肩に力が入っていたんですよね。2時間くらいドライブしただけで、肩とか手が痛くて。今はもうそんなことはないんですけど、そういう方に何かアドバイスってありますか。

三澤 :常に力が入っている人って結構いるんですよ。肩甲骨の周りががっちり固まってくると、人間っていうのは「小手先」とか言いますよね、手先ばっかしでやると、すごく体の血行が悪くなって大変なので、肩甲骨からリラックスして手を使うっていうのが大事なんです。ハンドルさばきの時も、肩甲骨にがっちり力が入ると、小手先だけの運転になりますので、そういう場合は肩甲骨周りのストレッチをして血行を良くするっていうのが大切になります。

鹿島 :具体的にはどういう風にしたらいいんですか。

三澤 :もう、肩甲骨を意識して動かすってことですね。

鹿島 :ラジオですけど、今やってもらってます。何となく、両腕を後ろにグルグルと回すような。こういうのが効きますか。

三澤 :意外と、手を上げて下さいって言うと、肩甲骨を動かしていない人が多いんですよ。それを、肩甲骨を意識して上げる。こういうことによって全然変わってきますね。手だけ上げるんじゃなくて肩甲骨から上げる。回す時も肩甲骨から回す。これだけでだいぶ変わってきます。

鹿島 :今、肩甲骨を中心に回していますけど、だいぶ動き自体が大きくなりますね。

三澤 :そうですね、はい。そうすると、手先の力もうまい具合に抜けていきますので。

鹿島 :…あ、効きますね。これは何回くらいやればいいんでしょうか。

三澤 :これを前後に10回くらい回すと、だいぶ変わってきます。

鹿島 :じゃあ今度はちょっと、前に回します。これは助手席で聴いてらっしゃる方はぜひやってもらいたいんですけど。運転中の方は次のパーキングエリアで。…あ、だいぶ違いますね。

三澤 :これ、首も楽になりますんで。

鹿島 :なりますね。あと、ちょっとですけど、いま10回づつ回しただけなんですけど、少し暖かくなりましたね。

三澤 :やっぱり血行が良くなるので、体はすぐに反応します。

鹿島 :素晴らしいですね。




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