Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

クルマ雑誌から、ダーツ雑誌へ

(2月8日放送)
恵良 誠

恵良 誠

(えらまこと)

SOFTDARTS BIBLE 編集長
(三栄書房発行)

1965年12月21日生まれ、神奈川県出身。1990年に輸入車専門誌「GENROQ」に編集部員として入社。6年間編集部で編集とライティングの修行を積んだ後、独立しフリーランスのエディター/ライターとしての活動をスタート。以後約10年間、自動車雑誌を中心にさまざまな雑誌の編集、執筆を手がける。国産車、輸入車を問わず数多くのクルマに触れてきたが、とくにヨーロッパ車に関する知識は豊富。また、レーシングドライバーとしての一面もあり、2000年にはVW GOLFのワンメイクレース「VW GTI CUP」にシリーズ参戦。同年シリーズランキング4位となる。2001年は「VW NEW BEETLE CUP」や「もてぎEnjoy耐久レース」に参戦。2002年の「もてぎEnjoy耐久レース」参戦を最後にレース活動は休止。その頃から国内初のソフトダーツ専門誌「SOFTDARTS BIBLE」の構想を練りはじめる。2006年9月に初版本MOOK「SOFTDARTS BIBLE」を発刊。同年11月にレギュラー版創刊号「SOFTDARTS BIBLE vol.1」を発行し、創刊当初より編集長に就任。同誌は2008年秋に創刊2周年を迎えた。プライベートのカーライフでは、ここ10数年はドイツ車のみ(メルセデス・ベンツ190E2.5-16、オペル・ティグラ、オペル・ヴィータ、VWポロGTI、そして現在の愛車はVW Jetta2.0T)を乗り継いでいる。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、自動車雑誌の編集者を経て、フリーエディター、モータージャーナリストへ。現在は、ここ数年人気が高まっているソフトダーツの専門誌『ソフトダーツ・バイブル』編集長を務める恵良誠さんをお迎えしてお送りします。お楽しみ下さい。


ダーツのもつ不思議な魅力
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鹿島 :今週のゲストは、『ソフトダーツ・バイブル』編集長、恵良誠さんです。よろしくお願いします。

恵良 :よろしくお願いします。

鹿島 :元々は、『GENROQ』ですとか、クルマ雑誌でずっと活躍をされていたと思うんですけど、クルマの雑誌についてはどういうご経歴なんですか。

恵良 :まず、大学を卒業してすぐに『GENROQ』の編集部員として入社しまして、6年間『GENROQ』の編集部で修行させて頂いたんですけど、それから独立してですね、フリーのエディターとライターとして、主に自動車雑誌で執筆と編集のほうをやらせて頂いておりました。

鹿島 :レースも出られていましたよね。

恵良 :そうですね。まあ、シリーズ年間通じて戦ったのは1年だけなんですけど、その時はフォルクスワーゲンGTIカップという、ゴルフのワンメイクレースに出させて頂きまして。それ以外はスポット参戦でチョコチョコと色んなレースに出たことはありますが。

鹿島 :そしてこのところ非常に、“また”と言いますか、人気が高まっていますよね、ソフトダーツ。ダーツバーもすごく増えていますし。今は『ソフトダーツ・バイブル』という専門誌の編集長でらっしゃいますけど、これはどういうきっかけなんですか。

恵良 :まあ10年ほど前にプライベートで、ソフトダーツと出会ってしまったと。まあその時はたまたま、昔からの飲み友達に誘われて、横浜の本牧にあるとあるバーに誘われて行ったんですけど、そこにまあ、たまたまソフトダーツのダーツマシンがあって、実は3人の友達に誘われていたんですけど、久々に会った彼らはすでにダーツをはじめていて。

鹿島 :フフフ。

恵良 :それでいきなりゲームをさせられて、まあボコボコに負けてしまったと(笑) それが悔しくて、本当に趣味ですけど週に何度もダーツバーに通うようになって、それでまあ、元々編集を仕事としておりますので、これを本に出来たらいいなとずっと思っていて、それから数年後に、以前からお付き合いがあった三栄書房に企画を出させてもらって、これもラッキーなことに企画が通ってしまってですね、やっと2006年に創刊することが出来まして。

鹿島 :なるほど。今は通信(システム)が出来て、私も入会しましたけど、自分がここ1ヶ月で平均点が何点なのかとか、さっきのゲームの平均値がどうだったのかとか、あとはよく行くお店に今誰が来ているのかとか、色んなことが携帯電話でチェックできるという。

恵良 :そうなんですよね。

鹿島 :すごい機能がついていて、ちょっとカルチャーショックだったんですけど、この、今のダーツブームっていうのはいつ頃からなんですか。

恵良 :僕がはじめた頃には、本当にごく限られた人たちの中で楽しまれていたに過ぎないんですけど。お店も今から比べると本当に10分の1くらいしか無かったんじゃないかなと思います。でもここ10年の間に、日ごとにプレイヤーが増えてきたっていうブームになってきまして、今ではもう東京都内だけでも1000店舗近くダーツが出来るお店があると言われています。

鹿島 :全国では大体どのくらいなんでしょう。

恵良 :お店だけでも5000〜6000店舗はあるのではないかと。元々ダーツは15世紀にイギリスで発祥したと言われていますが、それがアメリカに渡って、自動で計算が出来たり、モニターがついていてその点数をきちんと表示してくれたりとか、そういう形で進化して行って、1990年代に日本に入ってきたという流れがあります。

鹿島 :ちょっとこう、ボーリングに近いと言いますかね。昔は手で計算していたんですけど、いつの間にか自動になって、そのうち何にもしなくて良くなったみたいな。ちょっと似ているところがありますよね。ちなみに、ダーツの最大の魅力って、10年やられていて何だと思いますか。

恵良 :やっぱり、気軽にずうっと続けていられることっていうのが一番大きな魅力かも知れないですね。

鹿島 :ダーツをやることによって得られるものって言いますか、日々の生活ですとか仕事で役に立つことってありますか。

恵良 :そうですね、自分のフィジカルやメンタルのコンディションはどんな状態にあるのかを、ダーツを通じて知ることが出来るっていうのは一つありますね。あとはダーツを通じて色んな人とコミュニケーションを取れて仲間が増えていく。これはダーツの持つ不思議な魅力だと思います。ボーリングやビリヤードだと、隣のレーンや台でやっている人に「一緒にゲームをやりませんか」ってなかなか言えないですよね。

鹿島 :ボーリングでそれを言ったらちょっとアレですよね(笑)。

恵良 :ダーツはそれを自然に出来るっていう魅力はありますよね。




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