Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

新車・高性能車こだわりマガジン『XaCAR』

(9月7日放送)
城市邦夫

城市邦夫

(じょういち くにお)

昭和23年生まれ、島根県出身。検定教科書の編集者を3年間経験して、自動車雑誌の編集者となる。週刊誌タイプ自動車誌の老舗・CARトップの編集部に入社、その後、編集長になり、CARトップを日本でナンバーワンの部数に育てた。11年間CARトップの編集長を務めたあと、独立して編集プロダクション(CFM出版)を創立。新車総合誌XaCAR・ザッカーを創刊(三栄書房発売)。XaCARは今年創刊11年目を数え、高性能車こだわりマガジンとして、多くの読者を獲得している。
趣味はアマチュア無線で、短波通信で世界中の無線仲間と交信する本格派。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、新車・高性能車こだわりマガジン『XaCAR(ザッカー)』編集長、城市邦夫さんをゲストにお迎えします。お楽しみ下さい。


最新号、石原都知事がディーゼルを語る!
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鹿島 :今週のゲストは、新車・高性能車こだわりマガジン『XaCAR』編集長の城市邦夫さんです。よろしくお願いします。

城市 :はい、よろしくお願いします。

鹿島 :この『XaCAR』、コンビニエンスストアなどでも売られていますが・・・、まず“本音”。

城市 :はい(笑)。

鹿島 :それから新車ですとか高性能車に関する情報が非常に深い。とにかく様々な特集に元気がある、というのが業界内の印象だと思うんですけが、編集長になられて何年ですか。

城市 :創刊の時からやっていまして、11年になりますね。

鹿島 :これまで色んな取り組みをされてきていますが、現在発売の最新号では、石原都知事のインタビューがど〜んと組まれていまして、これは新聞広告なども出ていましてかなり話題になりましたね。

城市 :そうですね。まあ石原さんといえばディーゼルというくらいですね。9年前ですか、黒いススの入った、排ガスのススはこんなにあるぞと、真っ黒いペットボトルを振ってね。そのパフォーマンスで、ああディーゼルはこんなに汚いのかというのが再認識されたと。そういうことでディーゼルの敵のように思われていたんですけど、実際には黒煙を撒き散らすトラックへの警鐘を鳴らしたという意味では、逆にディーゼルの敵ではなく、これからディーゼルを良くする非常によい発言だったと思うんですね。それが今になってヨーロッパで非常にディーゼルが流行っているもんですから、日本でもそういう動きがあるということで、これはぜひとも石原都知事にちゃんとディーゼルについてお伺いしたいなと。今はどう思っていらっしゃるのかなというのが、あの特集だったわけですね。

鹿島 :記事を作られた後の反響ですとか、編集部内の感想みたいなものもあったと思うんですけど、そのあたりはいかがでしたか。

城市 :ずいぶん業界の方からまず反響がありまして、実際に石原さんがディーゼルについてどんな発言をされるのかというのが、最近そういう発言が無かったもんですから、みなさん注目されていて。逆に「ああ石原さんはずいぶん理解されているんだな」と、自動車メーカーの方もずいぶんホッとされたようなコメントをずいぶん聞きましたね。ちょうどディーゼルが話題になっていますし、今の日本でもこれからどんどん出てくる気配があるんですね。1年くらい前からメルセデスのEクラスというクルマでは、日本でもディーゼルの乗用車を発売しているんですね。これからだんだん日本でもディーゼルが増えてくるという状況の中にあるわけですね。ですからそういう意味では石原さんの発言っていうのはみなさんが気にされている部分なので。ただ、実は『XaCAR』の中ではずいぶん、ディーゼルをやってきているんですね。実はディーゼルは非常にスポーティなんです。トルクがあって非常に力強い。ですからそういうのをたくさんやってきたおかげで、わりとディーゼルに対して、かなり理解を示されるクルマ好きの方が増えたなという認識をしています。

鹿島 :ヨーロッパに比べますと、極端にディーゼル車の比率が低いこの日本ですが、城市編集長は、これからそのあたりは具体的な数値的にはどういう風にいくと?

城市 :私自身も、ディーゼルをヨーロッパから入れて乗っていたりするんですけど、おそらくですね、最初はSUV系のクルマからスタートなんですね、日本は。それで来年の後半あたりから乗用車にもディーゼルがつきはじめるだろうと言われていまして、おそらく最初は話題がたくさん出てきて、数の上ではまだそんなに行かないと思うんですね。ですけど実際には来年の後半以降、乗用車にディーゼルが積まれてから、そのディーゼルに乗った人たちはびっくりするはずなんです。こんなに静かなのか、こんなに力強いのかと。だったらひょっとすると、一時、流行するという、流行りモノになるという可能性もある。ただやっぱり日本の道路事情からいくと、あれは長距離を乗らないとなかなか燃費のよさが出ない。それで値段が若干高いので、その値段をカバーするだけの距離を走らないと、本当の金銭的メリットは無いですね。ですけど非常にスポーティだなと感じるところで、最初、一時的にはかなり増えるんじゃないかと。あとは、みなさんがどう判断されるかにかかっているんじゃないですかね。でも一回乗ってみると、かなり虜になるような雰囲気もあるんですよね。

鹿島 :ドイツあたりに出張に行きますと、アウトバーンを高速でビュンビュン駆け抜けるディーゼル車をよく見ますけども、ああいう環境下ですと、より燃費が。

城市 :燃費もいいですし、非常に回転の低いところでのトルクがあるもんですから、ディーゼル乗ってますと、僕もアウトバーンでずいぶん乗ってきたんですけど、100km/hくらいから先の加速が気持ちいいわけですね。100km/h、150km/h、250km/h…このあたりがですね、ドイツならではの制限速度の無いエリアでは本当に気持ちいいですね。




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燃料電池の未来カーも試乗済み。