Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

クルマ探しの旅は続く・・・

(8月17日放送)
溝口 肇

溝口 肇

(みぞぐち はじめ)
チェリスト・作曲家

テレビ朝日の長寿番組「世界の車窓から」のテーマ曲でもお馴染みの、チェリストとして、又、サウンドプロデューサーとして幅広い顔を持つ溝口肇。カラヤンに憧れて3歳よりピアノを習い始めて以来、クラシックのみならずロック、ポップスなどさまざまな音楽と出会い、東京芸大在学中、多重録音により現在の音楽世界の基礎となる独自の作品を制作。1986年にはアルバム「ハーフインチデザート」でソロデビュー、日本たばこ「ピースライト」のCM出演とともに一躍脚光を浴びる。以来、人気高視聴率ドラマ「ビューティフルライフ」(TBS)、NHK朝の連続テレビ小説「オードリー」、アニメ映画「人狼(JIN-ROH)」などの代表作をはじめ、最近ではヒット映画「東京タワー」など数多くの劇中音楽を手掛け、作曲家としてもテレビ・映画等で活躍。

溝口 肇 Official Website http://www.archcello.com

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、『世界の車窓から』のテーマをはじめ、数々のテレビや映画の音楽を担当することでも有名なチェリスト、サウンドプロデューサー、作曲家、溝口肇さんをゲストにお迎えします。お楽しみ下さい。


止まったクルマは数知れず
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鹿島 :今週のゲストは、車を愛してやまないチェリスト! 溝口肇さんです。よろしくお願いします。

溝口 :よろしくお願いします。

鹿島 :3月にお越し頂いた際には、所有された20台近いクルマのうちの、トライアンフと今乗ってらっしゃるゲレンデバーゲンのお話だけで、時間があっという間に過ぎてしまいましてね。

溝口 :フフフ、そうですね。

鹿島 :あの時には、次のアルバムを出された際にはぜひ! とお願いしていたんですが、本当にお越し頂いてありがとうございます。

溝口 :いや、こちらこそありがとうございます。

鹿島 :最近どうですか、カーライフは。

溝口 :もうゲレンデも3台目で、今乗っているクルマも6年乗っていまして、もうそろそろ違うクルマに乗りたいなと。この3ヶ月に試乗したクルマが20台くらい?

鹿島 :おお〜っ。すごい頻度で。じゃあほとんどショールーム通い?

溝口 :いや、付き合っているクルマ屋さんから借りたり、ゲレンデを修理したりする時に3日くらい借りたりして乗るんですけど、こうピンとくるクルマが無いんですよね〜。

鹿島 :じゃあ結局…

溝口 :結局、決まらずにまだゲレンデに乗っております。

鹿島 :ちなみにどんなクルマに乗られましたか。

溝口 :ええと、マセラッティのクーぺだとか、ついこないだはアルファロメオのスパイダー3.2リッターですね、そのマニュアルに乗ってみたりとか。

鹿島 :でも例えばスタジオですとかコンサート会場、近いところにはおクルマで行かれる?

溝口 :そうです、全部クルマです。

鹿島 :ですよね。となると例えばこう、信頼性ですとか。

溝口 :それはぜひ欲しいですよね、本当にそう思います。

鹿島 :まあゲレンデバーゲンは、本当にドイツが誇る…いわゆる荷物もたくさん入って。

溝口 :私はあのクルマで引越ししましたからね。

鹿島 :フフフ、そうなんですか!? そこまで。相当入りますよね。

溝口 :3回往復して済みましたからね。とりあえずの自分が生きていくためのものは全部載っちゃいましたからね。

鹿島 :素晴らしいですね。なかなかじゃあ次を選ぶのは大変そうですよね。

溝口 :大変ですね〜。

鹿島 :まだこれから、クルマを探していく旅は続けるんですか。それとももうしばらくはゲレンデを。

溝口 :一部ですね、今月、サスペンションに手を入れて、それが良ければ乗り続けようかなと思ってます。ダメだったらまた探します。

鹿島 :前回お越し頂いた時は、ゲレンデバーゲンのブレーキをイタリア製のブレンボにしたと。ブレンボの調子はどうですか。

溝口 :今度は、ローターまで替えなきゃダメだって。

鹿島 :うわあ〜。利きは良さそうですけど。

溝口 :やっぱり減りはね。両方減っていきますよね、ローターもパッドも。なのでしょうがないんですけどね。

鹿島 :でも、両方替えたほうがいいんですよね。パッドだけ替えるとローターに癖がついていて上手くいかなかったりしますからね。さすがですね、本当に!

溝口 :いやいや、苦労してるんですよ(笑)。

鹿島 :いやいや。

溝口 :止まったクルマは数知れずですから。

鹿島 :アハハ! なるほど。ちなみにサスペンションはどこのブランドですか。

溝口 :えっとね、コニーですね。

鹿島 :コニー!

溝口 :コニーのね、容量が倍になっているやつがあって。あと3センチのローダウンになるんで、それはちょっと楽しみなんですよね。

鹿島 :なんかオトナのチューニングって感じがしますね。

溝口 :そうですね。

鹿島 :コニーなんていうと、本当に老舗中の老舗ですよね。

溝口 :あ、そうなんですか。僕は初めてなんです。

鹿島 :1970年代くらいに、僕がまだ小学生くらいの時に、なんだか分かんないのにカバンにそういうステッカーを張っていたような(笑)なんだか分からないんですけど「コニーのショップがいい!」みたいなことを言ってましたもんね。ちょっと例えは良くないかも知れないですけど、そのくらいの老舗で世界的に有名なブランドですよね。

溝口 :そうなんですね。

鹿島 :それは楽しみですね。硬いんですかね。

溝口 :いや、ノーマル走行重視のやつを頼んでいるので、そんなことはないと思うんですけど。

鹿島 :サスペンション、僕もいま実は新しいのを作ってもらっているところなんですよ、オーダーメイドで。

溝口 :素敵ですね〜。

鹿島 :楽しみですよね。また、これは1回つけて、硬さがちょっと…という時は、また調整してもらえばいいんですよ。サスペンションって。

溝口 :出来るんですか?

鹿島 :出来るんですよ。それが醍醐味ですよ。それでずっとセッティングが決まらないまま3年くらいが経って、そうこうしているうちに基準が分からなくなって。だけど振り返ってみるとその調整自体が楽しかった、みたいな。

溝口 :いや、そんなこと言わないで下さいよ。そんなところにハマりたくないです(笑)。

鹿島 :フフフ。





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