Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。



レーサー 平手晃平選手
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トヨタが支援する期待の若手レーサー、「apr MR-S」の平手晃平選手・22歳は、初めてのマレーシア。その感想を伺いました。

鹿島 :平手選手は、今回が初めてのマレーシア。ずばりいかがですか。

平手 :まあ暑さとか、他のコンディションに関しては月曜日から入って、色々とスポーツをして体が慣れているので暑さは問題ないんですけど、やっぱり富士で勝って重りを積んだことでクルマがすごく鈍くなってしまったので、硬いタイヤと柔らかいタイヤを両方テストしてみたんですけど、全くタイムが変わらないので今はちょっと厳しい状況にありますね。

平手晃平

鹿島 :話を伺っていましても、わりと暑さに対しては自信がありそうですし、今日も炎天下でインタビューしているんですけど、汗ひとつもかいていないですね。強いですね?

平手 :本当は僕、暑さにすごい弱いんですけど、やっぱり早めに入ってスポーツをしたっていうことで、たぶん体が暑さに対して慣れてきているっていうことで、その辺が結構大きいと思いますね。だからレースも長丁場で、僕が3分の2くらい走ると思うんですけど、他の人たちが体力負けしている時に自分がいけるように。一発の速さでは負けますけど、長いレースでみたらたぶん後半はいい走りが出来ると思うので、期待していて下さい。

   

現役大学レーサー 国本京佑選手
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本当に炎天下で話を聞いていて、僕は額から汗がタラタラだったんですけどね(笑)。もう一人、平手選手のチームメイト、やはりトヨタが支援する19歳の現役大学レーサー、国本京佑選手にも聞いてみました。

国本京佑

鹿島 :初めてのセパン、いかがですか。

国本 :僕は今回初めてセパンに来て、コースも広くてすごいいいコースなので、攻め甲斐があって楽しいです。暑さなんですけど、想像していたのと同じくらい暑くて、でも日本でサウナとかに入ってトレーニングしてきたので、まあ最後までもつかなと思うんですけど、クルマの中は結構暑いです。

鹿島 :この、マレーシアに向けてのサウナのトレーニング、具体的にはどんなことをやってきたんですか。

国本 :ウェイトトレーニングをした後、シャワーを浴びる前に結構長めにサウナに入ったりしてました。

鹿島 :効果はありましたか。

国本 :たぶん、かなりあったと思います。

二人は前回の富士スピードウェイで優勝、60キロのハンディウェイトを搭載していました。しかし一時は2位を走行する気迫を見せ、GT300クラスの9位でポイントを獲得しました。22歳と19歳のコンビですからね。若いだけに本当に元気でした。

モータージャーナリスト 皆越和也
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最後は、2000年の初開催から9年連続で取材をされている、モータージャーナリストの皆越和也さんに、マレーシアラウンドの魅力、見所を聞いてみました。

鹿島 :ジャーナリストの目から見て、このマレーシアのレースの魅力は何でしょう。

皆越 :まずこの暑さが面白いですよね。日本じゃまず、鈴鹿1000kmくらいしかこの暑さは体験できないんですけど、その湿気もすごいし、暑いがためにパドックの裏に行くとドライバーが気温に慣れようとして、一生懸命に上半身裸になっていて。そんなところってあまり見られないし。それに椰子の木とかの夜のライトアップを見ていても、エキゾチックな感じはすごくしますよね。あとはチームのスタッフなんかは全員、日本からまとまって来て、ホテルも同じだったりするので、レストランも中華レストランが美味しいところがあるんですけど、そこでわいわいがやがやと色々世間話をして、呉越同舟みたいな感じ。そういった独特な雰囲気もチームスタッフ、メディア共にあります。それから暑さの話に戻ると、南国特有の天気で突然スコールがやってきたりするので、そこら辺でいきなりタイヤの準備をしたり、洗濯物を干してたり取り込んでたり、てんやわんやになっちゃうというか。そういった意味でも見ていて楽しいです。ただメディアセンターはすごく冷房が効いているので風邪をひきそうになります。

鹿島 :ドライバーさんに話を聞きますと、とにかく暑さとの戦いということを口にされる方が多いんですけど、そのあたりはどうご覧になっていますか。

皆越 :やっぱり大変だと思います。コックピットの中ってほとんどサウナ状態ですよね。だから日ごろから体を鍛えるとか、暑さに慣らすとか、あとは風をいかにドライバーに当てるかっていうことをやってますけども、やっぱりレースになると、スティントの終盤になってくるとどうしても熱中症になって、ラップタイムが落ち着かない、安定しないっていうドライバーが。それで、何かおかしいんじゃないの、と見ていて分かるんですよ。気力で何とか乗り切ってくれる人もいますけど、やっぱりフラフラしてアクシデントになっちゃったりする場合もあるので。まあ本当にスティントの終盤っていうのはラップタイムをチェックしていますよね。

鹿島 :取材をされるカメラマンさん、それからジャーナリストの皆さんにとっても、きつい戦いだと思うんですけど、初年度からずっとセパンを取材されていますが、いままで大変だったこともあったんじゃないでしょうか。

皆越 :う〜ん、大変っていうか…。元々、モノを書く方なんですけど、カメラを持ってコースサイドまで行くようになったら、もう、昨日も実は熱中症にかかりそうになったので、慌ててシャトルバスに乗って帰ってきたんですけど、やっぱり取材する方も大変ですよね。

鹿島 :最後に、長年、取材をされていて、このセパンサーキットの中で一番素敵なシーン、風景を教えて頂けますか。

皆越 :レースが終わった後の、グランドスタンドをバックにした夕日ですね。南国の美しい夕日が見えるので、ああレース終わったなあ…と言いながら締め切りを気にしなきゃいけない(笑)そういうのが一番のここの印象的なシーンですね。

9年連続で取材をされていますので、モータージャーナリストの皆越さん、さすがという感じです。この夕日には本当に癒されましたね。さあところでスーパーGTの第4戦、いつもは日本で行われているんですが、年に1回だけマレーシアで行われています。総合優勝はマッチこと近藤真彦監督が率いるGT-Rでした。ガッツポーズがカッコ良かったですね。スーパーGTのマレーシアラウンドは観光、そしてバカンスとセットで行かれてはいかがでしょうか。クアラルンプール市内から電車で空港まで28分、そこからタクシーでおよそ10分。市内からタクシーでも40分から50分くらいで到着します。オススメのプランとしましては、午前中はホテルのプールサイドでのんびりして、昼過ぎからサーキットで観戦。ちなみに真っ昼間は炎天下ですんでね、今回もレースは4時からでした。夜は市内へ戻って、買い物や食事を楽しむと、相当満喫できるはずです。マッサージとか足裏も相当ありますので行って見て下さい。さて、スーパーGTの次回は宮城県のスポーツランドSUGOで、7月最後の週末に第5戦が行われます。夏休みのドライブがてらいかがでしょうか。それからGAZOO.comの『GAZOOレーシングプロジェクト』では、スーパーGTをフルカバーしています。毎レース、ブログやBBSでライブ中継を行っています。監督やレーサーのブログもありますし、そして私レーサー鹿島のブログもあります。ぜひともGAZOO.comをチェックして下さい。以上、スーパGTマレーシアラウンドのレポートでした。




今週は先日マレーシアで行われました、
人気の自動車レース、マレーシアラウンドのレポートをお送りしました。

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