Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

助手席より運転席が好き。
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鹿島 :さて、この番組はこの春で10周年に突入しましてですね。

浅見 :おめでとうございます。すごいですね!

鹿島 :各界の有名人、著名人の方、アスリートの方、色んな方にご出演頂いて、クルマのお話を聞いているんですけど、浅見さんは事前情報によると相当クルマが好きなんですよね。

浅見 :そうなんですよ。クルマが好き、にもいろいろあると思うんですけど。エンジンが好きな方もいれば、コレクションされる方もいらっしゃるし、改造もいるし。でも私は運転が好きなんですよね。

鹿島 :なるほど。

浅見 :なので、本当に助手席に乗る側よりも、自分で何でも運転したくて。高校3年生の時から乗ってましたので、運転は私の生活の一部で、部屋みたいになっているんですよ、クルマの中が(笑)。

鹿島 :ちなみにどんなクルマに乗ってらっしゃるんですか。

浅見 :SLなんですけど。

鹿島 :メルセデス。わりとコンパクトな。

浅見 :コンパクトですけど、女性でも走り易いですし、スポーツカーなのにそんなにハンドルも重くないですし、滑らかですよね。

鹿島 :何かでも、「部屋みたいになってるんです」って言うから、ちょっと大き目のクルマですごいインテリアに凝ってらっしゃってるとか、そういう想像をしたんですけど(笑)。

浅見 :いやいや(笑)。

鹿島 :そうじゃないんですね。二人乗りですよね。

浅見 :二人乗りです。

鹿島 :スリッパはいてから乗るとか、そういうことじゃないんですよね。

浅見 :いえいえ、そうではなくて。でも例えば、着替える洋服とか靴とか何でも出てきますね。もう食べ物も出てくるし。一時ひどい時はクルマの中でマニキュアも塗ってましたし、何でも。

鹿島 :すごいですね。長距離を移動される場合も、クルマを使われたことはありますか。

浅見 :ほとんどクルマです。あ、長距離ってどれくらい?

鹿島 :例えば大阪出張とか。

浅見 :あ〜、それは無いかも知れない。

鹿島 :まあでも、関東近縁は。

浅見 :そうですね。私、たぶん都内の道だったらタクシーよりもイケると思いますね。

鹿島 :そんじょそこらの、最近始めました系の方に道を教えているんじゃないですか(笑)。

浅見 :そうですね。感じ悪いと思う、私(笑)。

鹿島 :いや、感じ悪くはないと思うんですけどね。わりと最近、カーナビが普及しているのでカーナビが無いクルマに乗った途端に、道が分からなくなる方が増えているらしいですよ。

浅見 :あ、多いですよね。

鹿島 :じゃあカーナビは無くても大丈夫ですね。

浅見 :というか私、そのSLは結構古いタイプなので、カーナビはつけてないですね。

鹿島 :なるほど。何年くらい大事に乗られているんですか。

浅見 :あの、父から譲り受けたものなので。あ、別に父は生きているんですけど(笑)。

鹿島 :フフフ。

浅見 :5年くらい前ですかね。私はずっと気に入っているので。あ、でも、今まで素敵なクルマってたくさんあったんですけど、特に心が惹かれたクルマって無かったんですね。それがつい数日前に、私の知人の50代の女性が乗ってらしたクルマで、いつか私もこれに乗りたい! っていうクルマをはじめて発見して。いいですか、ちょっと言って…。

鹿島 :あ、手帳にメモを取っているんですね。

浅見 :そうなんです。私、全然詳しくないのでメモしてきたんですけど、あの、ジャガーで5〜6年前のモデルだそうで、XKRのシルバーストーンってご存知ですか?

鹿島 :ええ。これは非常に滑らかなボディラインを持ったエレガントなね、ゴージャス系の。

浅見 :そうなんですよ! すっごく。でもそういう50代以降の女性が乗るからエレガントなんであって。も〜素敵だなあと思って。

鹿島 :でもあんまりこれから月日が経ちますと、手に入らなくなったりするので、早めに探しておいたほうがいいんじゃないですか。

浅見 :いやいや(笑)。

鹿島 :探しておくだけとか。

浅見 :まだまだ分相応で。とてもじゃないけど。

鹿島 :そうなんですか。でもクルマは何台もお持ちのようなオーラを出していますけど、そんなことはないんですか。

浅見 :いえいえ。

鹿島 :やっぱり1台を愛し続けるタイプなんですかね。もし仮にそのクルマに将来乗ることがあった場合って、今まで乗ってたクルマはどうされるんでしょうね。

浅見 :あ〜、それはどうでしょうねえ…。でもコレクションする趣味は私はそんなにないので、どうなんでしょうね。でも父からもらったものですので、やっぱりとっておきたいですよね。何となく、ナンバープレートとか。

鹿島 :なるほどね。シフトノブとか。

浅見 :そうそう。マニアックな(笑)。


英国伝統のソフトファニッシングとクルマ。
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鹿島 :浅見さんは大学卒業後にロンドンに行かれて、そこでイギリス伝統の、いわゆるそのインテリアコーディネーターではなくて、僕が勝手に聞きかじったあれですけど、家具の…。

浅見 :ソフトファニッシングっていう、ええ。

鹿島 :これ、僕は言葉を知らなかったんですよ。

浅見 :日本ではあんまり知られていない言葉だと思うんですけど。

鹿島 :具体的にはどういう仕事内容なんですか。

浅見 :日本ではまだあんまり無いと思うんですけど、インテリアの中の、布で作る部分。例えばベッドリネンとかカーテンやソファカバーとかテーブルクロス。よくラルフローレンとかローラアシュレイのインテリア部門ってありますよね。ああいうところのモノを自分でデザインもして、作りもしてっていう。別に職業っていうよりも、イギリスの方たちは結構そこの家の奥様がやったりとか、あとはまあ、ちょっと余裕があると季節ごとに内装を全部、カーテンを全部取り替えたりしますので、そういう趣味の延長のようなものなんですよ。

鹿島 :どっちかっていうと、ブンカっぽいところですかね。

浅見 :フフフ、ブンカっぽい?

鹿島 :いわゆるその、日々の“文化”。

浅見 :あ、そうですそうです!

鹿島 :やっぱり1日に7回も8回も、各種紅茶をたしなみつつ、気持ちを落ち着かせたり高揚させる方々ならではの文化かな、みたいな気はしますよね。

浅見 :あとね、やっぱり向こうは日没が早いので、家の中でやる仕事が充実しているんですよね。

鹿島 :あ〜、なるほど!

浅見 :だから温かい雰囲気を出すインテリアであったりとか、あとDIY、Do It Yourselfみたいなものが向こうならではですよね。自分たちで家作りを楽しむっていう。まだまだそういう意味では日本では遅れているかなって思うんですけど。

鹿島 :クルマも非常にその、内装、インテリアが重要だと僕は思っているんですけど。

浅見 :そうですね〜!

鹿島 :色んな考え方があって、例えばサーフィンに行くとか、夏に犬と一緒に海に行くっていう場合は、そのままホースでジャブジャブ水をかけられるようなビニールっていうか、ナイロン製のシートや荷台がいいですし、だけどやっぱりここぞという時にキチっとスーツやタキシードを着て、エントランスに乗り付けるクルマっていうのは、やっぱり皮の質が良いほうが、絶対に身に着けている靴とか装飾品に合うじゃないですか。

浅見 :うんうん。

鹿島 :そういうことを考えると、TPOに応じた内装って大事だと思うんですけど、そのソフトファニッシングのノウハウを、クルマに取り入れるようなことは考えられないんですか。

浅見 :ええ〜っ? でもね、今のところソフトファニッシングで扱っているモノって、コットンの生地が多いので。まあデザイン的に皮でやればシートも作れますけれども。

鹿島 :布でいいじゃないですか、コットンで!

浅見 :あ、布でいい? でもすごくあの、何て言うんでしょうね…、可愛らしいような、可愛いけどやりたくないような、あの頭(ヘッドレスト)を覆うカバーみたいになりそうな気がする(笑)それは今後の課題で。

鹿島 :フフフ。すいません。でもどうなんですかね、そのシチュエーションと車種によっては、何か合うような気がして。

浅見 :そう。あってもいいですよね。私は今のクルマに乗る前に、ゴルフのカブリオレに乗っていたんですけど、アレってオープンになるじゃないですか。そこの椅子のところをやっぱりちょっと合わせて、布でカバーを作ろうかなって思いました。

鹿島 :あ、やはりね。

浅見 :やらなかったけど(笑)。

鹿島 :フフフ、でも日々座るものですから、1年に1回とか。あとは季節ごとにちょっと楽しんでいくようなものが出来たら、素敵だなと思いますね。

浅見 :いいですね。今よくホテルで、ウェディングとか宴会場って必ず、ルースカバーっていうんですけど、椅子にすっぽり被せるのがありますよね。あれはたまたま白とかピンクが多いんですけど、ああいう形のカバーってこれから日本でもっと普及していくと思うんですよ。そうするとお料理の内容に合わせて、全部取り替えたりとか。クルマもそういう風に取り外しができれば。

鹿島 :さて、『あなたは絶対!運がいい』の第2弾が4月11日に発売になりまして、それを記念したサイン会が5月10日に紀伊国屋書店の新宿本店の9階で午後1時から行われます。詳しくは浅見さんのウェブサイトでチェックをしてください。

浅見 :はい。

鹿島 :本当に素敵な、人を幸せにする、モチベーションを高めまくる、浅見さんをお迎えしたわけですが、またぜひお願いします。本当にありがとうございました。

浅見 :どうもありがとうございました。



今週はゲストに、200万部オーバーのベストセラー
『あなたは絶対!運がいい』の作者、作家の
浅見帆帆子さんをお迎えしました。

ドライバーズサロン!
来週も素敵なゲストをお迎えしてお送りします。
お楽しみに!




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