Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

二代目“自転車名人”鶴見辰吾

(12月23日放送)
鶴見 辰吾

鶴見 辰吾
  (つるみ しんご)

二代目 自転車名人 (自転車活用推進研究会)
生年月日:1964年12月29日
出身地: 東京都 サイズ:T176 B100 W74 H88 S26
血液型:A型
資格:普通自動車免許 小型4級船舶
デビュー年:1977年10月
趣味・特技:自転車(ロードバイク)、
スキューバダイビング、水泳、スキー、映画鑑賞

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、自転車を愛してやまない、俳優の鶴見辰吾さんをお迎えします。お楽しみ下さい。


名人って気持ちいい。
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鹿島 :今年最後のゲストは、自転車を愛してやまない俳優の鶴見辰吾さんです。

鶴見 :よろしくお願いします! 鶴見辰吾です。

鹿島 :8月の中ごろに、NPO法人・自転車活用推進研究会というところが選ぶ“自転車名人”の2代目に選ばれたっていうニュースを見まして、あれから番組スタッフと、何とか鶴見さんに年内にお越し頂こうって画策していまして、願いが叶いました、ありがとうございます。

鶴見 :いいえこちらこそ、本当にありがとうございます。

鹿島 :あの、“自転車名人”っていい響きですよね。

鶴見 :うん、なんかね。何でもいいんですけど、“名人”って呼ばれるとなかなか気持ちがいいですよ(笑)。

鹿島 :でも、名人なんて伺いますと、それこそ「38年間自転車に乗ってます」とか、そういうイメージですけど、意外と最近なんですよね?

鶴見 :そう。ここ3〜4年なんですね、熱中しだしたのは。まあ高校の時に学校に通うのに自転車は使っていたんですけども、早く免許取ってこんな乗り物とはおさらばだって思っていたんですけどね。

鹿島 :フフフ。

鶴見 :まさかこの年になって自転車に熱中して、自転車名人なんて称号をもらうとは思ってませんでした。

鹿島 :でもある日、横浜から東京まで自転車で走ってみたら、いきなり目の前がひらけてしまったという。

鶴見 :そうなんです。あのね、一時、90年代前半頃にマウンテンバイクがすごく流行った時に、僕も流行りに乗じてマウンテンバイクをね、西友ストアの自転車売り場かなんかで買ったんですけども(笑)。

鹿島 :フフフ。

鶴見 :結局乗らずじまいでずーっと倉庫に入っていたようなやつ。それを引っ張り出してきて、自宅の横浜から原宿まで行ってみたんですけどね。まあその前日に、横浜のよく行くカフェの男の子が「きょう実は横浜から原宿まで行ってきたんですよ」って。ええーっ!? 自転車で横浜から原宿まで行けるの? 「いや、意外と簡単ですよ」と。それで、そうなんだ、自転車ってそんなに行けるもんなんだっていうのがインプットされまして。

鹿島 :ええ。

鶴見 :それで翌日僕は休みだったんですよね。だからちょっと行ってみようと思って行ったら、まあ結構大変だったんですけど行けちゃったんですよね。行って帰ってこれたんですね。その体験が面白くて色んな人に面白く話していたら、「いや、ロードバイクだったらもっと遠くに行けるから」って言われて。それでロードバイクに急に目覚めまして、インターネットや専門誌なんかを読むようにして、それで色んな自転車に乗るようになって。今は3台目か4台目なんですけど、いつのまにか自転車名人にまでなってしまったという。

鹿島 :でも凝り性といいますか、もう始めて「これだ!」って思ったら突き詰めるタイプなんでしょうね。

鶴見 :しかしね、ここまで凝ったのは無いですね。今までゴルフも凝りましたしオートバイにも乗っていたことはあるんですけど、ここまで急激にのめり込んだのは無いですね。

鹿島 :『ゴルフ名人』とかって発表されませんでしたもんね(笑)。

鶴見 :アハハ!

鹿島 :ロードバイクの本格的なものっていうのは乗ったことが無いんですけど、坂道とかを登るのってどうなんですか?

鶴見 :坂道はね、ロードバイクにはもってこいなコースですね。僕も最初はよく箱根とかで見かける自転車をね、ゆっくりゆっくりこぎながら坂を登っている人たちを、「ちょっと変わった人たちだなあ」って思ってたんですよ(笑)。

鹿島 :アハハハ!

鶴見 :なんでこんな思いして自転車で坂を登っているんだろうって思ってたんですけど、今まさに僕がそのように坂をあがっています。なんでしょうかね、ハマるんですね。自力で登っていく。自分の足でこんな高いところまで来られたっていうね。クライマーズハイみたいのがあるんですね。

鹿島 :なるほど。何段変速ですか。

鶴見 :僕のは20段変速です。

鹿島 :それが、最も山登りに適したギアにしますと、足に対する負担っていうのはそんなに無くて、軽くあがっていけるものなんですか。

鶴見 :軽くあがっていきますね。専門的なことなんですけど、1分間に何回転ペダルを回すかっていうのを“ケイデンス”っていうんです。

鹿島 :ケイデンス。

鶴見 :はい。それで大体1分間に90回転くらいがベストと言われているんですけども、坂道はそれから20くらい落ちて、70から60くらいであがるのが良いと。そうするとかなり軽いギアなんですね。軽いギアでとにかく負担を掛けないようにあがっていくと、いつのまにか徐々に着いている。それで見下ろして、ああこんなところに自分たちの力だけで登ってきちゃったんだなあ・・・って自分をほめてあげるのが面白い(笑)。

鹿島 :フフ。まあ、ママチャリで気の利いたやつだと3段変速だとか6段変速なんてありますけど、あれの最も軽いギアだとやっぱり重くて、こんなので坂は無理だって思うんですけど、二十何段もあるとやっぱり楽なんですね。

鶴見 :そうですね。例えば運動靴でも色んな靴がありますよね。小学生が上履きに使うような運動靴から、すごいクッションの効いたエアの入っているようなスニーカーまで色々あって。それと同じように自転車も、ママチャリのようなものから本当に色んな種類があって、乗り方も変わってくるんですよね。その楽しみ方も自転車の面白いところだと思います。


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