Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

 SHIAM SHADEから5年、DETROXの栄喜が叫ぶ

(12月16日放送)
栄喜

栄喜
(ヒデキ)

「SIAM SHADE」のヴォーカルを経て、K-A-Z(Gt)、MJ nagai(Mix&Rec)の3人で
「DETROX」を結成。UNCOMPROMISING ELEMENTS(アンコンプロミッシングエレメンツ)という自主レーベルを立ち上げ活動中

・2007.8.1 1st Album 「THE END」
・2007.9.1 1st Album 「THE END」(日本語版) ※
・2007.11.7 2nd Album 「detrox2〜undergrounder〜」※
※DETROX OFFICIAL WEB SITEでのネット販売限定

■DETROX OFFICIAL WEB SITE
http://detrox.u-elements.co.jp/

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、元SIAM SHADEのボーカリスト、現在はDETROXを率いる栄喜さんをお迎えします。お楽しみ下さい。


俺の肋骨を折って下さい。
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鹿島 :今週のゲストは、元SIAM SHADEのボーカリスト、現在はDETROXを率いる栄喜さんです。

栄喜 :ちわっす! よろしくお願いします!

鹿島 :SIAM SHADEとはものすごく縁があってというか、色々お付き合いさせて頂いて。

栄喜 :そうですね〜、すいません解散しちゃって。もうね、鹿島さんにはカレーを作ってもらったでしょ、まず。あとカートを頂いたりヘルメットも頂いたり、もう本当にね、色んなことしてもらったのに解散しちゃってすいません、本当に。

鹿島 :フフフ、あの時はショックでしたよ。

栄喜 :いやー、もう僕もショックでしたね。

鹿島 :ビックリしましたからね、フフフ。

栄喜 :僕もビックリしましたからね。まあ僕が発端のようなもんですけど(笑)すいませんでした皆さん!

鹿島 :まあ色々ありますよね。

栄喜 :まあでも本当、色々ありましたね。

鹿島 :あれはでも5年くらい前ですよね。

栄喜 :5年くらい前でしたね。

鹿島 :1夜限りの復活ライブ、武道館で。こないだの11月18日に行かさしてもらいましてね。武道館って、武道をやる時は周りの全部の席を開放しますよね。いわゆるアリーナの真ん中に戦う場所が出来るんですけど、ライブの場合は大体うしろの方ってちょっと幕がかかったりしているんですけが、全部(お客さん)入れてましたよね?

栄喜 :1周入れましたよね。僕らはありがたいことに、武道館はSIAM SHADEで3回演っているんですけど、まあ全部1周入れさせてもらって。2回目のは歴代の記録を持っているんですね。まあたまたまその、椅子を小さくして試験的にやったライブが、1万6000人くらい入って。それで「危ないからやめよう」みたいになって。それ以降は記録を塗り替えられないみたいなね。ありがたい話で。

鹿島 :フフフ、なるほどねー。でも一体感がありましたね。

栄喜 :うん。みんな上手くなってましたね。すごく上手くなってたんだけど、やっぱり久しぶりで噛み合わないっていうのがすごくリハからあって(笑)これ大丈夫かなっていうのはすごく不安からあったんだけど、まあ残り2日〜3日くらいからかな、何となくやっぱりみんなカチっとなって。そこら辺はさすがだなって思いましたね。

鹿島 :そんなSIAM SHADEのメンバーとは、SIAM SHADE時代にレーシングカートに乗りに行って。あの時は本当に楽しかったですね。

栄喜 :危ないですよ、カート!! レースは。俺は本当に向いていないのかも分かんないけどはもう怖くて怖くて。

鹿島 :フフフ、怖がってましたよね?

栄喜 :めちゃくちゃ怖くないですか、アレ! それをね、あれってだってそんなにスピード出てないですよね。カートっつったって100…

鹿島 :100km/hくらいですかね、あの時のカートは。

栄喜 :俺なんて、出したって70km/hくらいkとか60km/hくらいですよね。

鹿島 :一番慎重に走ってましたよね(笑)。

栄喜 :まじで一番ビビってた正直(笑) だけどあれで300km/hとかで走ってたら…、大丈夫なんですか!?

鹿島 :大丈夫なんですよ、これが。まあ音楽の世界も極めていくとね、ものすごいことをやっていると思うじゃないですか、こちら側ではね。

栄喜 :隆一くんも好きじゃないですか。

鹿島 :河村隆一さん、はい。

栄喜 :隆一くんといまも電話でも話したんですけど、前にクルマに乗っている時にも、「やっぱり俺は歌っているから、あと一歩が踏めない…」って、こう言ってましたよ。ここを踏んだら前へ行けるんだけど、「そこの一歩が踏めない…」って言ってましたね。やっぱりミュージシャンである限り、ここは踏んじゃいけないって。

鹿島 :なるほど。河村隆一さんも、この間もこの番組に来てもらったんですけど。一緒に何度か走りに行ったんです、サーキットに。

栄喜 :速いですか。

鹿島 :速いし、もんのすごい上手ですよ。

栄喜 :アハハハ!

鹿島 :有名なんですよ、レーシング業界で。河村さんが本格的に始めたらヤバイって言われています。

栄喜 :いや、隆一君は何でもそうです、ゴルフとかでも。

鹿島 :サーフィンも一時期すごかったんでしょ?

栄喜 :だからまずいんですって! だってボクシングやっている時なんか、俺、隆一君のお腹にメディシンボール落としてましたからね。あの重たいやつ。

鹿島 :うわっ。

栄喜 :家で。

鹿島 :鍛えるやつ?

栄喜 :そうそう、何やってるんだろう俺みたいな(笑)。

鹿島 :アハハ!

栄喜 :でも何でものめりこむみたいなね。

鹿島 :でも天才肌ですよね。何をやっても行くところまで行きますよね。

栄喜 :努力派なんでしょうね。絶対努力していますよね。

鹿島 :努力家なんですかね、やっぱりね。

栄喜 :僕はね、やっぱりそういう危ない橋は渡りたくないみたいな。

鹿島 :フフフ。

栄喜 :だって一歩間違えたら危なくないですか、カートだって。だって新一さん飛んじゃったじゃないですか!?

鹿島 :ねえ。マネージャーの新一さん。あの日は僕今でも覚えてるんですけどね、「みんな怪我だけはしないようにしよう。元も子も無いから」って言ってたマネージャーさんが昼ごろになったらいないんですよね(笑)。

栄喜 :アハハ!

鹿島 :行方不明で。それで「ああどっかで電話でもしてるのかな」って言ってたら、コースを飛び越えて反対側に落ちてる。

栄喜 :落ちてた(笑)。

鹿島 :あの時はそこからがすごいですよね。大丈夫ですかって言ったら、脂汗かいているのに「大丈夫」って。それで帰ったあとにもう一人のマネージャーさんから電話があって「ヒビ入ってました、いや肋骨折れてました」って。でもあの痛みを我慢できたっていうのは、僕はきっと、メンバーとか主催側の僕に心配させまいとして。

栄喜 :そうですよね。

鹿島 :あの後は5時間くらいサーキットにいたわけじゃないですか。僕もカートで肋骨を3回くらい折ってるんですけど、笑えないですし寝ても痛い、寝返りもうてない。本当に痛いんですよ。最初の2週間くらいは大変なんですよ。だからあのガッツはすごいと思いますよ。

栄喜 :それが5年経ってもこう集めるくらいの。

鹿島 :そういうことですよ。

栄喜 :本当そうですよね。

鹿島 :優しさで痛みをカバーするってああいうことなんじゃないですか。

栄喜 :そうか…、すいません、今俺の肋骨を誰か折って下さい!

鹿島 :アハハ! そんな必要ないでしょ(笑)。

栄喜 :いや俺もグッと堪えていきますから!


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今はやりたいことだけやってる。