Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

一番金のないときにフェラーリ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鹿島 :ところで今、発覚したんですけど、F1チームオーナーの鈴木亜久里さんともお付き合いがあると。

かまやつ :お付き合いがあるってほどじゃないんですけど、メシ屋でたまにあうんで、僕も興味があるから色々質問するんですね。それで何か色々教えてくれるんですけど、亜久里さんがレースやってた頃と今とではまた全然違って、コックピットに入った時にもうね、「どれ触っていいか分かんない」みたいな(笑)そういうことはあるみたいですね。

鹿島 :あの、ハンドルまわりのスイッチ類って今はすごいですからね。

かまやつ :そうらしいですですねえ。そういう話を色々と聞くんですよ。そうするとね、「速いよー、今の子は!!」とか言うわけ(笑)。

鹿島 :フフフ。もう3歳、4歳からレーシングカートで腕を磨いて、とにかく20歳くらいまでにF1のシートをつかむっていうのが、世界中でありますからね。

かまやつ :ああーそうなんだ、すごいですね。あの、アロンソをはじいて…、あの人。

鹿島 :ルイス・ハミルトン。

かまやつ :ハミルトンもすごいですよね。

鹿島 :新人ですからね、彼は。

かまやつ :結局、僕から客観的に見てると、アロンソがはじかれたみたいな感じですよね? フフフ。

鹿島 :まさにそうですね。アロンソだって若いですし。

かまやつ :アロンソも速いですけどね。

鹿島 :速いですね。ミハエル・シューマッハを引退に追い込んだ男って言われて、2年連続チャンピオンでしょ。それがまあ、新人にあそこまでやられましたからね。

かまやつ :ですよね。だから僕が少年時代のスターリング・モスから始まって、ジム・クラークとか。あの時代からずっとレースは追っかけているんですけど、最近僕がちょっとハマっているのはそれこそインディ500なんかに出ているダニカ・パトリックっていう女の人。

鹿島 :ええ。

かまやつ :僕がどのくらいハマってるかっていうと、うちのマネージャーに頼んでインターネットでダニカ・パトリックのTシャツを買ったことがありますよ(笑)。

鹿島 :ええっ本当ですか(笑)。

かまやつ :ええ。それでミュージシャンは結構クルマ好きなヤツが多いから、楽屋なんかで気がついてくれる人もいてね。そういう時は嬉しいですよね。

鹿島 :でもダニカ・パトリックのマーチャンダイズ、そういうTシャツとかって結構かわいいですよね。

かまやつ :かわいいですよ。僕のやつはブルーでダニカの顔と、何かのってます。ミーハーでしょ(笑)。

鹿島 :へえーっ! いや驚きましたね。何か去年は時計か何かもプロデュースしたりしてましたよ。

かまやつ :え、本当に? じゃあそれも見つけないと。

鹿島 :ちょっと僕も向こうに行った時にチェックしておきます。何かモノをゲットしておきますよ(笑)。

かまやつ :アハハハ!

鹿島 :でも、ムッシュかまやつさんに対して、ダニカのサインを貰ってきますよっていうのも失礼だなと思うんですけど、ちょっとゲットしてきますよ。

かまやつ :アハハ、欲しいですよ。

鹿島 :年に1回だけ、毎年春に栃木県のサーキットでインディが行われているんですけど、あの時もやっぱりサイン会なんかは一番人気でしたね。

かまやつ :あー、そう!? へえー。

鹿島 :あとは他にアメリカ関係のレースで気になっているドライバーっていますか。

かまやつ :その人が一番なんですよね、パトリックが。あとはむさい男衆ばっかしじゃないですか。

鹿島 :フフフ。

かまやつ :あとは代々、おじいちゃんからやっているような人たちも何となく名前はねえ。

鹿島 :アンドレッティ家とか。

かまやつ :アンドレッティ家とかね。そういうのって何となく、孫はどうかな、速いかなみたいな目で見ますよね、うん。

鹿島 :今は、アンドレッティの孫のマルコっていうのが、上位で活躍していますよね。ああいうDNAみたいなのは受け継がれるもんなんですかね。

かまやつ :あるんでしょうね、きっとね。音楽の世界でもありますから。charの息子と、金子マリさんとジョニー吉長の息子って両方ともRIZEっていうグループやってるんですけどね。

鹿島 :あー、そうです。

かまやつ :何かすごいものを感じるし。ありますね、そういうの。

鹿島 :ムッシュかまやつさんのご子息も。

かまやつ :まあ、そこまでいかないですけどね。

鹿島 :でもすごいですよね、テレビ局に勤務しながらアーティスト活動するっていう。

かまやつ :アハハハ!

鹿島 :また珍しいスタイルですよね。

かまやつ :彼は僕よりいいクルマ乗っているんですよ。

鹿島 :アハハ! クルマできましたね。

かまやつ :やっぱり若い時はね、速いクルマとかいいクルマに乗ろうとする努力? それはもう、毎月の払いが大変でも、その意欲っていうのはその人の野望や情熱に繋がっていくのかなって気がします。僕も若い頃そうでしたから。フェラーリ乗っていた頃って一番金が無い時でしたから(笑)。

鹿島 :うわーっ! じゃあモチベーションは高まりまくっているわけですね。

かまやつ :そうなんです。クルマのおかげで自分もものすごく上気しちゃうという、うん。

鹿島 :ちなみにどんなクルマに息子さんは。

かまやつ :ポルシェの911ですか。何か…あまり乗りたくないですよね、ヘヘヘ。

鹿島 :フフフ、え、それはナゼですか?

かまやつ :ポルシェは一生乗らないぞ、みたいな。ほら、先にやられちゃったから(笑)そういうのってあるでしょ?

鹿島 :フフフ、そういうことですか。



威嚇するような人生を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鹿島 :2週に渡って色んなお話をお伺いしてきましたけど、ムッシュかまやつさんは色んなクルマに乗られてて、色んな経験もされてますけど、クルマを選ぶ基準って何ですか。

かまやつ :やっぱしこの年になると、あんまり渋目にいくのを行くのをやめようと思うんですね。例えばちょっと自分の肉体が負けるくらいの高馬力、高速の出るクルマとか。

鹿島 :フフフ。

かまやつ :あるいはものすごく、何だろな(笑)昔のワーゲンのビートルみたいのに、シボレーのコルベアを載せかえて乗るとかね。

鹿島 :アハハハ!

かまやつ :そうやって威嚇するような人生をいきたいなと。うん。

鹿島 :なるほど! これはやっぱり、そういうクルマに乗ることでいつまでもホットでいられるみたいな。

かまやつ :ですね。トヨタだったらレクサス。レクサスでエンジンがピカピカ、でも外側ボコボコみたいなのがいいね(笑)わざと。

鹿島 :フフフ、いやーカッコいいですね。実際にでもどうなんですか、これから欲しいクルマっていうのは具体的に選んでらっしゃったりするんですか。

かまやつ :小さくて速いやつが欲しいかな。東京はことにそうじゃないですか。だからチョコチョコと。でっかいクルマは人の邪魔になるしみたいな。だから小さいクルマかな。フィアットの500のアバルトが出るとか、色んな情報を聞くわけですよ。

鹿島 :ええ。

かまやつ :あとシトロエンの、あの何ですか、山の中を走るような。

鹿島 :ラリー。

かまやつ :ラリーに出ているようなシトロエンとか。ああいうのちょっと興味がありますよね。結構知人でも立派なクルマに乗っているヤツが多いんですよ。フェラーリとか。でもちょっと俺は恥ずかしいと思っちゃうのね、そういうの。それで、何となく“羊の皮をかぶった狼”みたいなのが僕は今、欲しいね。

鹿島 :フィアットの500、チンクェチェントはもうルパン三世の映画でもおなじみのあのクルマですけど、あれが復刻されまして現代に蘇りまして。そこまではクルマ好きの方だったら知ってますけど。アバルトが出るか出ないかって、本当によくご存知ですね?

かまやつ :いやいや、それこそ一緒ですよ。本を買って読んでるから(笑)

鹿島 :アハハ! あれ、どうやら出るらしいですよね?

かまやつ :出るらしいですね。来年の1月か2月って言ってましたね。

鹿島 :いわゆる、見かけは普通ですけど、アクセル踏んだらすごいし、切ったら曲がるっていう。

かまやつ :そうそう。カートみたいなクルマなんでしょうね、きっとね。

鹿島 :きっとそうでしょうね。あとはシトロエンでも、何かエレガントじゃなくてラリー仕様みたいなね。何かムッシュかまやつさんのクルマに関するポリシーみたいなのが分かりましたね。

かまやつ :フフフ、何か今はちょっとアグレッシブになりたいんですよね(笑)。

鹿島 :いやー、2週に渡って本当に色々と素敵なお話をありがとうございました。

かまやつ :いえいえ。

鹿島 :よろしかったらまたぜひお越し頂いて。

かまやつ :ありがとうございます。

鹿島 :まだ全てを伺いきれていませんので。よろしくお願いします。

かまやつ :またお邪魔します。

鹿島 :ありがとうございました。




今週のゲストは先週に引き続き、
クルマを愛してやまない大御所ミュージシャン、
ムッシュかまやつさんをお迎えしました。

ドライバーズサロン!
来週も素敵なゲストをお迎えしてお送りします。
お楽しみに!




back page home