Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

セナに泣き、アロンソに笑う。

(7月29日放送)
lecca

lecca

自ら作詞、作曲、トラックメイキングをこなし、女性としては希少な“Dee Jay”スタイルを得意とするアーティスト。ブログで日々開催されている、ファンとの宴から生まれた、女の子の日常にある様々なシーンや感情をlecca流に切り取った、GirlsPower炸裂の歌詞。更にパワーアップしたスキのないサウンド。 ダンスホールからコミカルでユニークな歌もの、大人の号泣ソング、さわやかで前向きなメッセージソングなど、女の子に勇気と自信を持ってもらおうという、待望の2nd Full Albumをリリース!

Blog:
http://avexnet.or.jp/lecca/blog/

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、8月1日に夏のドライブシーンを盛り上げてくれるレゲエナンバー満載のニューアルバムをリリース、レゲエアーティストにしてF1通のleccaさんをお迎えします。お楽しみ下さい。


アロンソ様に夢中です。
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鹿島 :今週のゲストはこの方です。

lecca :
どうもはじめまして、leccaです!


鹿島 :もうレコード会社の方から「すごい人がいる」と。

lecca :フフ。

鹿島 :というのは、シンガーでありながら非常にクルマが好きで、なおかつF1…

lecca :F1、大好きですね! もういま私、目の前にレーサーの方がいらっしゃるので鳥肌が立って、緊張しているんですけど。

鹿島 :
ずばりF1が好きなんですね。

lecca :
F1が好きですね。


鹿島 :いつ頃から観ているんですか。

lecca :もともとうちの兄が好きだったんですよ。それで観ていたんですが、セナが死んでしまうまでは観ていたんですよ。

鹿島 :なるほど、じゃあもう1990年代の中ごろ。

lecca :そうですね。自分は中学生とかで。それでセナが死んでしまった時の新聞を女子高に持っていってバッと広げてウワーって泣いていたんですよ。そしたらみんなに「大丈夫?」みたいな感じで見られて、全然理解されない(笑)。

鹿島 :
周りにF1ファンはいなかったですか、その当時。

lecca :
さすがに女子高なんで、女子高の中学1年とか2年なので、なかなかセナファンはいなかったんですけど(笑)。


鹿島 :いなかったんですね。でも長いですね、もう12年間くらいF1を観続けているってことですよね。

lecca :それが、セナが亡くなってしまってからは間があいちゃったんですよ。

鹿島 :
なるほど。なんかその、F1を観るモチベーションが下がっちゃったわけですか。

lecca :
なんとなくちょっと離れちゃった感じはしてたんですけど、ここ3年くらいですね。愛するアロンソが(笑)。


鹿島 :なるほどね。ちょうど2年連続チャンピオンを最年少で獲ったフェルナンド・アロンソ。

lecca :はい! もう大好きです。もうファンクラブに入りたくて。いまスペイン語を勉強しようかなと、フフフ。

鹿島 :
フフ、相当ですね。

lecca :そう。大好きで。アロンソって最近良くない発言が多いじゃないですか。「アイツがああだったから…」とか。チームを悪く言っちゃダメよって思うんですけど、そんなアロンソに励ましのファンレターを書きたくて、本当にスペイン語を勉強しようと思っているんです。

鹿島 :
すごいですね!

lecca :バカです。

鹿島 :
いやいや、なぜアロンソが好きなんですか?

lecca :彼は真面目なんですよ。

鹿島 :
ほほほほ! 何で知ってるんすか、そんなことを(笑)。

lecca :分かんない、ホームページで見たんですけど(笑)。

鹿島 :
いや、フェルナンド・アロンソは連続チャンピオンの頃って、ゴールした後に表彰台の前でクルマを降りる時に、わけのわかんないポーズとかとってましたよね?

lecca :あ、やってますよね! やんちゃですよね。やーっ! って。

鹿島 :
ノリノリ君だなって思ってたんですけど、そうでもなくて?

lecca :そうなんですよ。見た目では「こいつ調子乗ってるんじゃないの」って感じに見えるかも知れないんですけど、本人はすごく努力家ですごく生まれが質素なんですよね、お父さんはメカニックで。中流の下くらいの家庭に生まれていて、すごく貧しい中で、元々アロンソは実はF1の選手を目指していたわけじゃないらしいんですよ。スペインの自転車の選手にすごく憧れていて、その人みたいになりたいって思っていたらしいんですけど、なんかひょんなことからF1の世界でメキメキと頭角をあらわして。本当に普段から体のことから何から、F1でトップを取るために考えてやっているっていう人。その走りがたまに人から見ると「あいつは味気ない走りをして」とか「計算しつくされてつまらないドライビングだ」とか言われることがあるんですけど、私から見たらそんなことはないんですよ。本当に熱くなるし、そんなアロンソが素敵って。

鹿島 :
今マクラーレンというチームで走っていますが、脅威の新人ルイス・ハミルトンっていうのが去年下のクラスのGP2というのでチャンピオンをとってF1でデビューしていきなり大活躍。ああいう新人がチームに来るとね、何て言うんでしょうね。

lecca :もう辛いと思います、アロンソ…。

鹿島 :
過去にもそういう例って、それこそセナがいた時代もね。

lecca :セナ・プロの時代ですか。

鹿島 :
そう。アラン・プロストとセナなんていうのは確執があったわけですけど、それにちょっと似た雰囲気があるんですけどね。でも、そこまで感情移入してドライバーを想って観るとF1って本当に面白いですよね。

lecca :本当に面白いですよね。分からない女友達とかって「ええー? F1てうるさいし〜」とか言うけど、でも1人1人のドライバーとかチームの歴史を見ていくと、1人の世界じゃないし、人がみんな繋がってやっていることなんだなって感じるので。色んな世界で繋がっている人たちの頑張っているスポーツって素晴らしいなって思うので、本当に美しい世界だと思っています。

鹿島 :
F1の世界って、同時期に22人しかドライバーがいないわけですよ。これが40人になることは物理的にないんですよね。そうなると、本当に何万人も子供たちがF1レーサーを目指していたとして、毎年毎年だんだんいなくなって、最後に残った1年に1人か2人がそのF1の枠に入るっていう状況で。

lecca :へー!

鹿島 :
こういうものって、サッカーですとかプロスポーツ、野球も相撲もそうだと思うんですけど、ある意味その、音楽の世界なんかも共通点と言いますか、日々努力して発表の場であるところのリリースであったりライブでぶつける。結構共通点もあって、それで感情が入っているんじゃないかなって気もちょっとするんですけどね。

lecca :なるほどー、結構いいことをおっしゃってくれたんですけど、音楽ってもっとユルい気がしているんですけど(笑)。

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両親を後部座席に乗せて。