Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

お台場でクルマとクラシックの初のコラボレーション!

(4月1日放送)
岩代太郎

岩代太郎
(ピアニスト/作曲家/東京都交響楽団理事)

1965年東京都生。東京芸術大学音楽学部大学院を首席で卒業後、ピアニスト、作曲家としてテレビや映画音楽など幅広いシーンで活躍中。東京都交響楽団の指揮者、理事も務める。昨年、島谷ひとみ氏とのコラボレーションコンサートを成功させた。現在、北京5輪シンクロ日本代表のための楽曲を制作中。

笹川美和 笹川美和(シンガーソングライター)

小学2年生からピアノを始め、6年生の頃からオリジナル曲を作り始める。2000年、モスバーガー主催のクリスマスソン グコンテストでグランプリを受賞。2003年にavex
からメジャーデビューシングル「笑」をリリース。飲料のCMソングとしてスマッシュヒット。昨年、岩代太郎氏とのコラボレーションコンサートに出演した。

今週は、東京お台場のトヨタのショーケース、MEGAWEBで行われている全く新しいクラシックイベント『MEGA WEB CLASSICS 2007 appassionato 〜アパッショナート〜』のメインイベントのひとつとして、先週の日曜日に行ったこの番組の公開収録スペシャルをお送りします。お楽しみ下さい。


シンクロ日本代表とともにメダルを狙う!
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MEGA WEB CLASSICS 2007 appassionato 〜アパッショナート〜 この『MEGA WEB CLASSICS 2007 appassionato 〜アパッショナート〜』は、次代を担う10代のアーティストの未来を応援することをテーマに、この春、初開催。3月17日から4月8日まで様々なイベントを展開しています。さて公開収録は午後2時にスタート。お一人目のゲストはこの方です!


鹿島 :さあそれではここで、まずお一方目のスペシャルゲストをお迎えしたいと思います。作曲家、ピアニスト、東京都交響楽団の理事、そして指揮者でもあります。音楽家の岩代太郎さんです。

岩代 :
よろしくおねがいします。


鹿島 :岩代さんは音楽家として色んなシーンで活躍されていますけど、ちょうど今バックで流れ始めたのが、2000年のNHK大河ドラマの。

岩代 :はい。『葵〜徳川三代〜』のテーマ曲ですね。

鹿島 :『Time Of Destiny』という曲ですけど、みなさんテレビでお聴きになられていると思うんですけれども、そんな岩代さんは、なんと一昨日オーストラリアから帰られたばかりです。

岩代 :はい。F1ではないんですけどね。

鹿島 :
フフフ。

岩代 :
でも良かったね。トヨタの8位。


鹿島 :そうですね。F1のほうは先週レースが行われまして、8位でラルフ・シューマッハがポイントを獲得しまして幸先の良い滑り出しなんですけども。岩代さんはそのF1ではなくて、ちょうど大々的にニュースになっていましたけども、シンクロの日本代表の北京オリンピック代表の曲を?

岩代 :そうそう。曲を書くので、その準備のために世界水泳の彼女たちの泳ぎをね、立会いに行きました。

鹿島 :見事、団体で銀メダル。

岩代 :そう。当面のライバルのスペインとか、いま成長盛りの中国とかを相手にすごく日本のチームも検討されて。みなさんもご覧になられたかも知れないですけどね。僕は北京のオリンピックでの曲をこれから書いて、彼女たちと共に北京でオリンピックのメダルを狙って頑張りたいと思っていますね。

鹿島 :
オリンピックって本当に日本中が注目していますし、選手のみなさんのモチベーションも4年間そこだけのために戦ってくるような方が非常にどの競技も多いじゃないですか。曲を作るっていう作業もそうとうなプレッシャーがあるんじゃないですか?

岩代 :
いや、でも作曲っちゅうのは、書いて失敗すれば消しゴム使えますからね。


鹿島 :フフフ。

岩代 :でも彼女たちは、スポーツの世界はみんなそうだけど最後の一発本番でしょ。やっぱり必死になって泳いでいる彼女たちの姿を見ると、いやー僕は作曲家で良かったなと思ってますけどね(笑)。

鹿島 :なるほど。今回は生で世界の水泳の大会を見られて、団体で銀メダルというシーンもあったわけですけど、率直に言うと現場で見るとどうでした?

岩代 :あのね、去年横浜でも世界大会があって。それを拝見して、今回は生での世界レベルの大会としては2回目だったんだけど、まあでも本当に練習も立ち会っているけど…見れば見るほど、もう、人間じゃないよな彼女たちは。

鹿島 :
すごいですよね。

岩代 :
もう水棲動物みたいになってるよ、うん。すごいもんです本当に。特に、通常の生活では人間がやるはずもない動きばかりをやっているからね。本当に感心するばかりですよ。本当にね、またさわやかなの。本当にね、とってつけて言うわけじゃないんだけど、僕は子供がいないんだけど自分に娘が生まれたらシンクロやらせようかと思うくらいね。


鹿島 :アハハ!

岩代 :心がまっすぐに育っていてね。もう今どきの20代の女の子とは思えないって言ったら怒られちゃうんだけど(笑)本当に素直で。まっすぐに育っていて。こんな話をしているわりには、ここのキャラは2人とも暑苦しいからちょっと上手く伝わらないかも知れないけど。

鹿島 :フフフ。

岩代 :ちょっと、僕らはキャラが暑苦し過ぎるんだよな。でも彼女たちは本当にさわやかですよ(笑)。

鹿島 :ちなみにシンクロは水中でも、岩代さんがこれから作られる曲が北京オリンピックの時には流れると思うんですけど、あれって水中で聴くテストって岩代さん自身が潜ってやられたりするんですか。

岩代 :まあいずれはしようかと思っているよ。実はね、一番音が聴きにくいのは水中じゃないんです。水際!

鹿島 :えっ。

岩代 :水際で演技をしているときに、バーっと水しぶきが立ちますでしょ。あれが実は音楽を聴くには良くないっていうか、聴こえにくい。だから体が水面から上がっている状態、もしくは水面の中に入っている状態は、実は音楽はちゃんと聴こえるんです。水面の間際でバーっとやっている、スプラッシュっていうんだけど、あの時に水面ギリギリでは一応スピーカーから音は出ているんだけど、アレが聴こえにくい。

鹿島 :
なるほどねー。

岩代 :
特性があるんです。例えば低い太鼓の音みたいな、ドンドンドン! っていうのは水の中では“ドワアーッ!”っと鳴るから聴こえにくいですね。だから高い音のほうがいい。カンカンカンってほうが聴こえ易い。そういうシンクロならではの音響特性っていうのがやっぱりあって。そういうのを考えながら曲を書いてあげないと、どんなにドラマティックな曲でも結局泳ぐためには不適切な音楽っていうことになるんですね。


鹿島 :なるほど! じゃあ北京オリンピックにむけてまさに今、創作中。もう創り始めているところだと思うんですけど、本当に期待しています。すごいのをお願いします!

岩代 :期待してください。頑張ります。

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カーオーディオとクラシックの素敵なコラボ。