Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

“コラボ”から“ギャザリング”の時代へ。

(2月11日放送)
島田昭彦

島田昭彦
(しまだあきひこ)

京都出身。雑誌「Number」のスポーツジャーナリスト、WOWOWのスポーツプロモーションを経て、独立。
現在は、J-WAVEコメンテーター、雑誌連載、地域再生をテーマにしたビジネスサミット講演、京都造形芸術大学特別講師など多数のメディアを舞台に活躍。
また、「from KYOTO」と題して、京都のよきものを全国に世界に発信、プロデューサーとして、京都と東京の文化の架け橋となり、京都商工会議所のKYOTO&フィレンツェビジネスマッチングをはじめ文化事業、ワインソムリエの資格を生かし、衣食住遊のスタイル提案などマルチな才能を発揮している。
05年6月より、人と人、文化と文化をクリッピングして情報発信する株式会社「クリップ」の代表取締役。
豊富は海外経験と人脈、そしてユニークな発想と感性をベースに、サプライズなプロデュースを展開中。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、『Sports Graphic Number』編集部を経て、スポーツジャーナリストとして、また文化事業や地域活性化のプロデューサーとして活躍中の島田昭彦さんをお迎えします。お楽しみ下さい。


三宅島公道レースの必然性。
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鹿島 :今週のゲストは、この番組3度目のご登場。島田昭彦さんです。

島田 :どうもこんばんは。よろしくお願いします。

鹿島 :『Sports Graphic Number』の編集部時代は、野茂選手やイチロー選手、あとはジョーダン選手。一流どころの選手と本当に仲良くなって、その後も親交が深まるなんてエピソードを伺ったことがありましたけれども、そういうご経験があって。

島田 :そうですね。

鹿島 :今は京都、もともとご出身の京都の伝統文化ですとか、色んなものを色んなところの別のものとコラボレーションさせるようなお仕事もされていて本当に幅広いんですけど、一言で言うと「スポーツジャーナリストとして、そして文化事業、地域活性化のプロデューサーとしてご活躍中」ということで大丈夫ですか?

島田 :そうですね。文化を伝える、スポーツも京都も、そして色んなものから空間までを仕掛けて発信するというのが今の仕事ですね。そういうプロデュース業、コラボレーションのプロフェッショナルという感じですね。

鹿島 :この番組でも何度かニュース伝えているんですけど、三宅島で今年の11月に公道を使った、まあ当然三宅島にはサーキットは無いですから、一般道を使ったオートバイレースが地域活性化を目的に行われるということが発表されているんですけど、これに関しては去年、実際に取材をされていますよね。

島田 :そうですね。去年の6月に行ってきましたね。これのきっかけは京都出身のバイクのライダーで前田淳さんという方。その方からの情報と言いますか、彼と一緒に“京都を世界に発信しよう”と。彼はライダーであり、僕はものづくり、京都の老舗のプロダクツを発信したいというのがあって。彼に、例えば着物のアレンジしたものを着てもらって、例えばヘルメットに漆を塗って走るとか、そういうことを考えていました。

鹿島 :
マン島TTという、イギリスの島の公道を使った有名なレースがあるんですけど、今回の三宅島のオートバイレースはこの成功例を日本でも、ということですよね。

島田 :そうです。それで前田淳さんのノウハウ、彼が何年もマン島で走っているそのノウハウを三宅島に生かして地域の活性化をしようという風な壮大なプロジェクトなんですね。

鹿島 :去年、実際にマン島で本場の走りを生で観られてどんな感想をお持ちですか。

島田 :これがね! びっくりするぐらい危険と言いますか、レースの原点がありますねって、僕は現地の人たちにも話しをした。というのは、これだけ近代レースになって安全性が高まっている中で、マン島に関してはそのまんまなんですね。

鹿島 :ある意味、究極のリスクと言いますか。危険を冒しながら栄光に向かって走って行くという。確かに今のF1ですとかインディですとか、そういったレースでは無いですよね。

島田 :忘れ去られたレースにおける野性味とか人間の本能をかきたてる要素はありましたね。

鹿島 :北海道で、ラリージャパンという、WRC(世界ラリー選手権)の日本版が数年前から行われるようになりまして、初年度、2年目は取材に行きましたけども、豚汁とか豚丼みたいなものをね、帯広が舞台ですから(笑)。

島田 :そうなんですよ(笑)。

鹿島 :ヨーロッパから参戦している有名ドライバーに、おばさまがたが信号待ちしている移動区間で渡しているシーンを見て感動しましたね。

島田 :アハハ! まあやっぱり地産地消っていうように、地域の良さをどう外から来た人に伝えるか、これは今日本もそうだし、世界的にもそういう意識は高まっていますよね。そんな中でやっぱり初めて訪ねてくる人が三宅島もほとんどだと思うんですよ。そういった時に、三宅島の今の復興具合とか将来性をみんなに知ってもらうことがこのレースの大きな意義なのかなという気がしますね。

鹿島 :また最新情報が入りましたらこの番組でもお伝えしたいと思います。

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