Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

あなたも富士でF1に出場できる。
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鹿島 :いよいよ静岡県のサーキット、富士スピードウェイでF1日本グランプリが行われることが正式に発表されていますけれども。

高橋 :来シーズンの9月末ですね。

鹿島 :9月30日が決勝。今までは鈴鹿サーキットで1987年から。私も何度も行きましたけど、なかなか自動車関係の方々以外はアクセスの問題でね。

高橋 :はい。

鹿島 :
なかなか関東に住んでらっしゃる方々が行くチャンスが無かったりっていう話を聞いていますけれども、こういう方々が一気に押し寄せるんじゃないんですかね。

高橋 :
首都圏の方は非常に行きやすくなると思います。どういう風になるのかな、なんて僕も楽しみですね。


鹿島 :富士スピードウェイ自体は改装して、大改修工事を経て非常にきれいな施設になりましたし、コースもリニューアルされています。高橋編集長が考える富士F1日本グランプリの魅力ってなんですか。

高橋 :非常に長い直線がありますよね。1コーナーのブレーキング競争といえば富士の名物でありますし、その先のAコーナーから100Rの高速コーナーっていうのは結構迫力があると思うんですよね。僕個人的には100Rのイン側の芝生のところでですね、クルマが高速で抜けていく音を聴きながら芝生に寝そべって観るのが大好きなんですけど(笑)。

鹿島 :いいなー。

高橋 :富士は意外と近いと思うんですよね。クルマと観客の距離が。

鹿島 :近いですよね!

高橋 :鈴鹿も近いんですけど、高さが若干あったりして俯瞰気味に観るポイントが多いと思うんですけど、富士はわりと近い目線で見られる。音もそれこそ100Rとかヘアピンとかで結構良い音がびしびし伝わってくるポイントになるんじゃないかなと思いますけどもね。

鹿島 :今年のこの番組で何度もお伝えしていますけれども、街を走るヴィッツでそのままレースに出ることが出来るネッツカップのヴィッツレース。今年も大変な盛り上がりだったんですけど、これがF1の際に、前座といいますかサポートレースとして行われることも11月26日に発表されました。

高橋 :これは出る方は非常に楽しみですよね。F1のお客さんの前で走れるなんて、素晴らしいことだと思いますよね。

鹿島 :仮に15万人のお客さんだとして、なかなかアマチュアのスポーツで全員の選手の名前と社名を呼んで頂いて、そこで手を振りながらクルマに乗り込むみたいなことって無いですよね。

高橋 :そうですよね。だからこれ、エントリーにうまいこと成功しましたら、究極の観戦が出来るんじゃないかという気もしますよね(笑)。

鹿島 :内側から見ることが出来ますからね。

高橋 :ストレートでちょっと首を伸ばせば、ピットも覗けるぞ、みたいなね。

鹿島 :フフフ、あとはトップドライバーが攻めに攻めた予選の後のコースで予選だったり、決勝の前に決勝だったりすると、ある意味一緒にF1に出ているといっても過言じゃないくらいの気持ちにはなれますよ、これ。

高橋 :これはやっぱりF1のラバーがのった路面をヴィッツで走ると、あれ? さっきのセッションとグリップが違うなーみたいな感じになるかも知れないですよね。

鹿島 :
これは詳しくは今後ネッツのホームページで紹介されていくんですけど、ちょっとチェックして頂いて。クルマは普通に全国のネッツのお店で売ってますので。

高橋 :
ひょっとしたら知り合いも出ているかも知れないみたいなレースですのでね。

中嶋悟から20年、一貴の時代が来る。
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鹿島 :
それからF1で日本と言いますと、もう一つ大きなニュースがありました。

高橋 :
中嶋一貴選手。TDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)から巣立って来年ウィリアムズの3rdドライバー、テストドライバーに就任したということでですね、これはちょっと楽しみだなと。見どころが増えましたよね。


鹿島 :ヨーロッパのF3に参戦してましたけど、一気にやっぱりここで一般のスポーツ紙で“中嶋悟、走りのDNAを受け継ぐ一貴がウィリアムズ”みたいな。

高橋 :なんかね、時代感じますよね(笑)中嶋悟さんの息子さんがもうF1ドライバーかって感じですもんね。もう20年も経つんですもんね。

鹿島 :いや恐ろしいですね。

高橋 :恐ろしいですねー。

鹿島 :どうですか、高橋編集長から見て中嶋一貴選手は。

高橋 :今回、中嶋選手が選ばれたのはフランク・ウィリアムズから指名があったという風に聞いているんですよね。なぜ指名されたかっていうと、ウィリアムズのF1マシンのシミュレーターがファクトリーにあってですね、それを色々他にも小林可夢偉選手ですとかいる中で、中嶋選手はもう1ラップ1ラップ色んなトライをしながらいかに速く走るかっていうのを、何ていうんですかね、感覚的に同じように突っ込んでっていうのを毎周繰り返すんじゃなくて、ここは捨ててもこれを試してみたいというトライをしていたと。それがフランク・ウィリアムズのお目にかかったと。

鹿島 :ほほー。

高橋 :という風な話を伝え聞きますので、まあそういうタイプなんだと思います。だから1年間のテストドライバーの経験っていうのはその先レギュラーを獲れるとすれば非常に大きな経験になると思いますし、速いドライバーになるんじゃないかなと思いますね。

鹿島 :富士で、彼の正ドライバーとしての活躍を見る日もそう遠くないかも知れないですね。

高橋 :早くそうなってくれるといいですよね。

鹿島 :そして最後になりますけれども、この番組でずーっと応援し続けていますパナソニック・トヨタ・レーシング、トヨタのレーシングチーム。来年はどうでしょう。

高橋 :やっぱりミシュランからブリヂストンにタイヤを替えたことによる、データの修正しなきゃいけない量が非常に多くて最初は追いつかなかったというところがありますけど、来年はブリヂストンのワンメイクになります。フェラーリはもちろんのこと今年からブリヂストンを履いていたトヨタレーシングとウィリアムズ。ウィリアムズもトヨタエンジンですからね。この2チームは意外とアドバンテージを発揮するんじゃないかななんて思いますね。

鹿島 :
9月30日の富士スピードウェイの決勝で、みせて欲しいですね。

高橋 :
ぜひ秋にピークを持っていけるような格好にしてもらいたいなと思います。


鹿島 :ところで高橋編集長は『月刊 F1レーシング』の編集長でらっしゃるわけですけども、近いところですといつ?

高橋 :発売になったばかりですけど、これがミハエル・シューマッハ引退の特別号として特別編集されております。それから姉妹紙の『F1速報』でも。この11月は大変でした。もうミハエル・シューマッハの全記録というタイトルで1冊、もう11月末に本を出しましたので。これはもう世界中のどの雑誌にも負けないという気概で作りましたので(笑)あらゆるデータとかなり緻密なストーリーが掲載されていますので、ぜひご覧になってみてください。

鹿島 :もうじゃあ、ミハエル・シューマッハ漬けですね、頭の中は。

高橋 :もうここのところ、9月くらいからはずっとシューマッハのことばっかりでしたね、仕事で(笑)。

鹿島 :いやいや、お忙しい中いつもありがとうございます。色んな大きいことがありましたが来年も非常に楽しみなね、そんな2006年の12月に高橋編集長にお越し頂きました。また来年も、開幕直前あたりに。

高橋 :ぜひ呼んでください。

鹿島 :
ありがとうございました。

今週のゲストは5度目の登場、この番組のF1ご意見番!
『月刊 F1レーシング』の編集長、高橋浩司さんでした。

ドライバーズサロン!
来週も素敵なゲストをお迎えしてお送りします。
お楽しみに!




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