Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

林檎のアニキは、音楽界きってのカーマニア!

(6月25日放送)
椎名純平 椎名純平
(しいなじゅんぺい)

1974年8月6日生まれ。
幼少期よりピアノを習い始め、高校時代、福岡に転校した頃からバンド活動をスタート。大学入学後、多くのクラブイベントに出演。1999年にSony Music SDM主催の「The Another Goal '99」オーディションでグランプリを受賞し、2000年11月8日、シングル『世界』でメジャーデビュー。
ブラックミュージックやR&B、ロック、フォークとあらゆる音楽をルーツに持ったメロディと、そのセクシーな歌声が魅力。
2006年は、メーカー、事務所ともに拠点を移し、2月には移籍第一弾シングル『残像/zero-one』を、6月21日には、大貫妙子をコーラスに迎えたニューシングル「ヒカリの海」をリリース。椎名林檎の実兄で、音楽業界屈指のクルマ好きとして知られる。

■椎名純平オフィシャルサイト : http://www.jumpeishiina.com/

■椎名純平BLOG :
http://blog.goo.ne.jp/shiinajunpei/

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、クルマを愛して止まないアーティストとウワサの、椎名純平さんをゲストにお迎えします。お楽しみ下さい。


しんどい部分もありつつ。
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鹿島 :今週のゲストは、クルマを愛して止まないというウワサが轟いて来ています。この方です。

椎名 :あ、どうも。椎名純平です。

鹿島 :よろしくお願いします。

椎名 :よろしくお願いします。

鹿島 :番組のスタッフが以前から「椎名純平さんは相当クルマが好きらしい!」と。

椎名 :なははは。

鹿島 :ともすると「マニアかも知れない」という情報をちょっと前から持っていましてですね。

椎名 :ああ〜、ハイハイハイ。

鹿島 :で、ブログなど見させて頂いたら。

椎名 :ええ、ええ。

鹿島 :その通りでしたね。

椎名 :アハハ、いやでもマニアってほどではないんですけどね。世の中にはきっとほら、上には上がいっぱいいらっしゃいますからね。

鹿島 :いやいやいや! 乗ってらっしゃるクルマ、登場したのが1968年ですよね、確か。

椎名 :うん、その頃ですね。

鹿島 :僕が生まれた年なんですよ。

椎名 :あ、なるほど!

鹿島 :子供の頃、あの流れるようなボディラインに憧れた記憶があるんですよね。それである時、あっ自分が生まれた年に発売になったんだって、だから覚えているんですよね。

椎名 :僕がすごく覚えているのは、僕も子供の頃にこのクルマの記憶があって。あの〜何ていうんでしょうね、ちょっとお金持ちのお母さんが子供の送り迎えに使っているクルマっていうイメージがすごくあったんですよ。

鹿島 :いすゞの117クーペ。

椎名 :はい。

鹿島 :これは本当に…、当時相当オシャレなデザインですよね。

椎名 :そうですね。あの、僕はもちろん好きで買ったんですけど、今でもこんなに美しいというかスマートなクルマってそう無いなっていうのは今でも思っていますけどね。

鹿島 :デザインがジウジアーロっていうイタリアの工業デザイナーで。トヨタですと、初代のアリストもジウジアーロでしたね。あとはカメラですとかね。

椎名 :あ、そうですね。ええ。

鹿島 :色んなもののデザインを手がけていましてね。いわゆる業界の天才と言われている人ですけども。ちなみに何年式ですか。

椎名 :ええと1975年式、昭和50年式ですね。

鹿島 :ということは31年前。

椎名 :…です。もう僕とほぼ同い年なんです。

鹿島 :なんかそれがきっかけだったっていうことは無いんですか。

椎名 :それもね、実はちょっとあります。まあきっかけはそもそも、僕がクルマを買い換えようって時に気になってはいたんですね。古いクルマを探していて。そしたら僕の妻がたまたま117を街で見かけたと。

鹿島 :ええ。

椎名 :それで、彼女はクルマは詳しくないから、117とは分からなかったんだけど、僕が探すために買っていた雑誌とかで「あ、これこれ」っていう話になって。そしたらもうこれに決めるしかないって思って。

鹿島 :フフフ。

椎名 :それで翌日買いに行って買っちゃったっていう。

鹿島 :よく見つかりましたね。

椎名 :あのねえ、専門店があるんです!

鹿島 :なるほどねえ(笑)じゃあ選択肢はあったわけですか、同じ117でも何台か在庫しているような状況だったんですか。

椎名 :ええ。あったんですけど、妻が乗れるようにってことでオートマチックを選んだので、選択肢は無かったっちゃあ無かったんですけど。

鹿島 :じゃあ見て、これならイケると。

椎名 :そうですね。

鹿島 :結構手が掛かるんじゃないかなとか、大変なんじゃないかなとか思いませんでした?

椎名 :あのねえ、そこは怖いほど考えなかったですね。

鹿島 :アハハハ! 考えなかったんですか。

椎名 :何とかなるだろうということしか考えなかったですね。

鹿島 :じゃあいいですね、お二人とも気に入っているクルマですから、超ハッピーだったんでしょうね当時。

椎名 :ハッピーでしたね。妻も結局その、運転がね。あのほら、ステアリングが重いじゃないですか。

鹿島 :パワーステアリングとかついてない。

椎名 :そうなんです。その他の色んな操作系も重いし、まあ色々と大変なんだけど、当初は結構運転してましたね。

鹿島 :初めて117を手に入れて、納車された後っていうのはどこに行ったんですか。

椎名 :ええとね、とりあえずどこ行ったかな…、あ、箱根かな。箱根に行きましたね。

鹿島 :フフ、順調でしたか。

椎名 :ええ。順調でした。今思えば怖いんですけど。

鹿島 :アハハ!

椎名 :その時にちょっとね、すでに要は持病というか、ちょこっとだけ芽を出していて。

鹿島 :それは何ですか、具体的には。

椎名 :ええとね。ラジエーター・・・クーラントが漏れるという。

鹿島 :フフフ、かなり怖い持病ですよね。

椎名 :ええ。怖い持病があって。しかもちょっと水温が上がり気味とかで。ちょっとね、危なかったんですけど。

鹿島 :季節はいつ頃だったんですか。

椎名 :ええとね、納車が冬だったんです。だからその時はそんなに。ええ。でものちにね、横浜に来たときにクルマに乗って高速を降りてしばらく走っていたら、何か外人がね「おーいおーい!」ってこっちを見て声を掛けているんですよ。だから、このクルマ珍しいから声掛けて写真でも撮りたいのかなと思って、ハーイハーイみたいなことやってたら、「下、下、水モレテル水モレテル!」みたいな(笑)。

鹿島 :アハハハ! 切ないですね。

椎名 :切ない! 水モレテル、みたいな。

鹿島 :でも教えてもらって良かったですね。

椎名 :危なかったですよ。

鹿島 :なるほど(笑)まあでもそういうクルマほど可愛いっていうのがありますからね。この世界には。

椎名 :そうですね。ちょっとしんどい部分もありつつ。


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