Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

欧州F3を駆け抜ける三人の侍!!

(6月18日放送)
中嶋一貴 中嶋一貴
(21歳 / 愛知県岡崎市出身)

父親は元F1レーサーの中嶋悟氏。
10歳の時にレーシングカートをはじめ、
1999年、 鈴鹿選手権ICAクラス総合優勝。
2002年、FTRS(フォーミュラトヨタ・レーシングスクール)へ。
2003年、FT(フォーミュラトヨタ)シリーズチャンピオン!
2004年、全日本F3選手権にデビュー、鮮烈の開幕2連勝!
2005年、スーパーGTにトヨタMR-Sで参戦、第4戦で優勝。
全日本F3ではシリーズ2位を獲得。
2006年、F3ユーロシリーズへ、第4戦で優勝!
小林可夢偉 小林可夢偉
(19歳 / 兵庫県尼崎市出身)

9歳の頃からレーシングカートで活躍。
2001年、FTRSへ入校。
2002年、カート・ユーロ選手権/FTデビュー(最終戦)。
2003年、FTシリーズ2位を獲得。
2004年、Fルノー・イタリア選手権シリーズ7位。
2005年、Fルノー・イタリア/ユーロ選手権ダブル王座!
2006年、F3ユーロシリーズへ。

平手晃平 平手晃平
(20歳 / 愛知県小牧市出身)

1999年、13歳で全日本ジュニアカート選手権で総合優勝!
2001年、FTRSへ入校。
2002年、FTデビュー(16歳)、優勝4回、シリーズ2位!
2003〜2004年、フォーミュラルノーで活躍。
2005年、F3ユーロシリーズへ、シリーズ12位。
2006年、F3ユーロシリーズ、開幕戦で優勝!

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、トヨタ一流ドライバー育成プロジェクト、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラムのメンバーとして本場ヨーロッパのF3、ユーロシリーズで活躍中。世界のレース関係者が注目する中嶋一貴、平手晃平、小林可夢偉、3選手のスペシャルインタビューをお送りします。お楽しみ下さい。


速さのDNAを受け継ぐ男・中嶋一貴!
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鹿島 :トヨタのトップドライバー育成プロジェクト、TDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)のメンバーとして、本場ヨーロッパのF3、ユーロシリーズで活躍している日本人若手レーサーたちが一時帰国、先日都内で記者会見を行いました。F3ユーロシリーズはF1への最終関門と言われているシリーズで、今シーズン日本人の若手レーサーが大活躍、世界のレース関係者が注目しています。日本のF1レーサーのパイオニア・中嶋悟さんのDNAを受け継ぐ中嶋一貴選手(21歳)、フォーミュラ・ルノーのチャンピオンを経てF3へステップアップ、小林可夢偉選手(19才)。そしてヨーロッパ修行4年目の平手晃平選手(20歳)。記者会見の後に、期待のこの3選手にインタビューしました。


鹿島 :まずは中嶋一貴選手。TRDドライバーズミーティングへは、実はもう3回目の登場ですね。お帰りなさい。

中嶋 :ただいまです。はい。お世話になってます。

鹿島 :日本からヨーロッパのF3、F3ユーロシリーズに参戦を開始して4レース目で優勝。現在シリーズ4位ですが、ここまで戦った感触はどうですか。

中嶋 :そうですね、ちょっと物足りないところもあるんですが、実際。ただその中でも出来ることは出来ていて順調にいっていると思いますけど。

鹿島 :自分で分析しているその“出来ることをきちんとやっている”って内容は具体的にどういうことですか。

中嶋 :まあ、レースする中で調子が良くない時でも、しっかりしぶとくっていう所ですかね。去年のGTやっていた時とかの経験も生きていますね。

鹿島 :逆に、今まだ自分に足りないところは何ですか。

中嶋 :まずはやっぱり、全てのサーキットが初めてのサーキットなので、走りこみから入らなきゃいけなくて、セッティングとかレースの流れっていうのは後手後手に回りやすいので、そういったところが予選の結果に響いている。それが物足りないところですね。

鹿島 :これからどんどんステップアップして、F1ですとか上のカテゴリーに行くと、初めてのサーキットでいきなりハイパワーのマシンで予選にぶつかっていかなきゃいけないっていうことも増えると思うんですよ。そういう意味では強さも必要でしょうね。

中嶋 :本当ですね。初めてのサーキットに順応することっていうのは、自分の中では得意。得意というか人より上手くいけるほうだと思っているので。まあクルマに慣れてさえしまえば、サーキットを学ぶことはそんなに時間は掛からないと思うので、そういうF1に向けての良い経験かなと思いますね。

鹿島 :ヨーロッパでの生活はどうですか。

中嶋 :結構順調に行ってますね、正直なところ。すごく周りの人に恵まれてたり。チームにも恵まれて、こんなに上手く行っていいのかなって思うくらい上手く行ってますね。

鹿島 :全然戸惑ったり困ってることって無いですか。

中嶋 :困ってるのは、ちょっとこう…、泥棒さんによくやられてまして。車上荒らしされたりとか(笑)サーキットで財布が無くなったりとか。まあヨーロッパらしいといえばヨーロッパらしいんですけどね。ちょっとそれは困りましたね。

鹿島 :フフフ。日本ではちょっと考えられないんで、鍛えられますね、コレ。

中嶋 :結構びっくりしましたね。まあ車上荒らしされた時は、クルマに行ったらガラス割られてたんでビックリですね、ハイ。

鹿島 :色んなお話をお伺いしてきましたけれども、F3ユーロシリーズは、F1への最終関門と世界的に言われているわけですけども、今トヨタF1への思いはどんなもんですか。

中嶋 :そうですね、去年と比べるとヨーロッパを走っていてかなり身近に感じられていて。自分がそのチャンスがある中にいられるっていう実感もあるので、まあ後は自分の結果次第ですからね、もうやれることを全てやるだけですね。

鹿島 :一番のライバルは誰ですか。

中嶋 :ライバル(笑)まずは自分ですね、やっぱり。自分のベストを出していけば、自然と結果も出てくると思いますし。人のことを気にしだすと結構キリが無いですからね。自分と戦うということですね、本当に。

鹿島 :最後に、中嶋一貴選手のファンのみなさん、それから今日はじめて中嶋選手を知ったというみなさんに一言メッセージをお願いします。

中嶋 :去年までは日本でやっていたんですけど、今年はヨーロッパでレースをしていて、なかなかこう生でレースを観てもらうっていう機会は無いんですけど、日本に出来るだけ良いニュースを届けられるようにしたいですし、やっぱりヨーロッパで戦っていると“日本人として”という意識が余計に多いので、日本を代表しているつもりでベストを尽くしたいなと。頑張っていきます!


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ファッショナブルな戦士、小林可夢偉。