Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

AE85トレノで駆け抜けた時代。

(5月14日放送)
スガシカオ スガシカオ

birth:7月28日 東京生まれ
blood type:O型

1997年2月26日、シングル「ヒットチャートをかけぬけろ」でメジャー・デビュー。その後、3作品連続でアルバムチャートトップ10入りを果たすなど、現在に至るまで
ヒットチャートをかけぬけ続けている。また、2002年春、作詞を担当した「夜空ノムコウ」が中学生の歌唱曲となり教科書に掲載されるなど、ソングメーカーとしても活
躍している。
2006年、NHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』(毎週[木]22:00〜)の番組主題歌「Progress」(作詞・作曲:スガシカオ)のために結成されたスペシャルバン
ドにボーカルとして参加。そして、2月26日にデビューから丸9周年を迎え、いよいよ10周年目へと突入。4月には2006年第一弾シングルとなる「19才」(TBS系TVアニメ『×××HOLiC』オープニングテーマ)をリリース。来たる6月21日(水)には映画『デスノート』のイメージ・ソング挿入歌としてニュー・シングル「真夏の夜のユメ」をリリースする。2007年の10周年YEARに向け、スガ シカオが動き出す!

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週も先週に引き続きまして、今年デビュー10周年、ヒットチャートを駆け抜け続けるスガシカオさんをゲストにお迎えします。お楽しみ下さい。



大人には欲しいものが一杯ある。
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鹿島 :今週もゲストは、このお方です。

スガ :スガシカオです。よろしくお願いします。

鹿島 :先週はもう、フラッシュバック状態で80年代のバイクトークでものすごい盛り上がって。大変なことが起きたわけなんですけど。

スガ :すいませんでした、はい。

鹿島 :ついつい、昔の「バリバリ伝説」とか紐解いてみたくなっちゃって。

スガ :ねえ。すごい懐かしかったですね。

鹿島 :きょうはクルマの話を色々と伺っていきたいんですけど、免許は20歳くらいの時に取られたということなんですけど、初めて自分で購入したクルマってどんなクルマだったんですか、初めて乗ったクルマは。

スガ :なんだろうなあ…。普通の国産のクルマを友達から買ったのかな?

鹿島 :それはいつ頃ですか?

スガ :それは免許を取ってすぐです。

鹿島 :学生の時ですね。

スガ :はい。でもそれがすぐに山の中で止まったので。

鹿島 :フフフ。

スガ :それで、今度は自分でお金を貯めて、とにかく壊れないクルマを買おうと思って色んなところに行って。それで買ったのがトレノかなんかだったんですよね。

鹿島 :おっ! それは何かちょっと、走り屋のニオイがしますね。

スガ :違うんです! で、トレノを中古で買ったんですけど、お金があんまり無かったんですけど、トレノがいいってお店の人に相談したら、「いやその金額じゃトレノは買えないかもね」って言われて。何とかなんないっすかねって言ったら、「じゃあさ、トレノのオートマっつうのがあるんだよ」って。

鹿島 :アハハ!

スガ :トレノのオートマっていうのは(笑) 要するに走り屋さん、トレノに乗るような人はオートマは買わないじゃないですか。

鹿島 :買わないです。

スガ :「それの中古だったら結構あるよ」って言われて。それを買ったんですよ。

鹿島 :フフッ

スガ :で、すっごい長いこと乗ってたの、それ(笑)。

鹿島 :シブい選択ですね。いわゆるそのトレノって、86(ハチロク)っていう時代の。

スガ :そうですそうです。

鹿島 :スポーティーモデルのね。今でも人気ありますけどね、オートマって確かにほとんど無いですよね。

スガ :それでね、すごい珍しがられるんですよ、色んなところ行くと。「あれ? このトレノ、オートマなの?」とかって言われて。

鹿島 :アハハ! 「イニシャルD」なんかでも有名なハチロクですけど。

スガ :あ、そうですね。

鹿島 :それはアレかな、エンジンもどっちかというとおとなし目の仕様のほうだったんですかね。

スガ :そうです。エンジンはね…?

鹿島 :4AGですよね、普通は。

スガ :何かね、1個ランクが下、いわゆるハチロクのランクが1個下のやつだったと思う。

鹿島 :これ、ハチゴーって呼ばれているやつですよね。

スガ :かな? 確かそうだと。

鹿島 :ハチゴーじゃないですか。でもいいじゃないですか、希少価値があって。

スガ :すごい速かったですよ。

鹿島 :軽いですからね。確か1トンきってますからね。

スガ :めちゃ速でしたね。

鹿島 :これ、何色ですか。

スガ :白です。

鹿島 :白で、下のほうがちょっと黒。

スガ :黒ですね。うわー、良く知ってんなー(笑)。

鹿島 :パンダカラーのやつですよね。

スガ :そうそう。中はちょっとエンジっぽいんですよ。

鹿島 :分かります! エンジっぽいんですよね。ああーなるほどー。

スガ :あれは学生の時にずっと乗ってましたね。

鹿島 :でも運転を覚えるには、いわゆるハチロクやハチゴーって、ドライバーを育てるクルマって言われていたんですよね、当時。だからその時に運転相当上手になってるんじゃないですか。

スガ :それで、僕は大学の時はスキー部だったんですよね。それでアレに板を乗っけて、果敢に雪道をよく行ってましたね。

鹿島 :でも、今さっき“ドライバーを育てるクルマ”って言いましたけど、あれって後輪駆動じゃないですか。いわゆるフロントエンジンでリアタイヤが回るという。今はFFの方が多いですけど、雪道なんて後輪駆動はものすごい難しいですよね。

スガ :でもすぐにチェーンを巻いちゃうんでアレだったんですけど。ずっとそれで。本当に、年に60日とかスキーに行っていたので。

鹿島 :すごいですね。

スガ :で、行くとスキー場の駐車場にはキラキラした4輪駆動のクルマが停まっていて。

鹿島 :フフフ。

スガ :まあ自分で金を稼げるようになったら、社会人になったら絶対に4駆に乗ってスキー場に行こうって思ってましたね。

鹿島 :それで今お乗りなのが、ヨーロッパ系の4駆ですよね。

スガ :それからはずっと4駆になっちゃいましたね。

鹿島 :なるほどねー。ちゃんと昔思っていたことを形にしちゃったわけですね。

スガ :なんかね、バイクもそうだと思うんですけどね、当時買えなかったものって大人になってからどうしても欲しくなっちゃうんですよね(笑)。

鹿島 :フフフ、分かりますね。

スガ :ギターとかもそうなんですよ。

鹿島 :ギターもものすごいですもんね。

スガ :そう。ギターもね、こないだね、衝動買いで1万円でネットオークションで買っちゃったんですけど。

鹿島 :ええ!? 1万円ですか?

スガ :当時僕らが憧れていたギターっていうのは、7〜8万円のギターなんですよね。それが今はネットオークションで中古で1万円くらいで出ているんですよ。そうすっとね、押さえ切れないんですよねえ。

鹿島 :アハハ! 増えちゃってしょうがないですね。

スガ :もっといいの買えばいいじゃんってみんなに言われるんだけど。

鹿島 :音とかはどうなんですか。

スガ :ショボショボ。全然ショボショボなんですけどね。

鹿島 :でも手に入れておきたい。

スガ :手にいれたいんですよねー。

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“プチ天才”くらいにしておいて下さい。