Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

モータースポーツ文化の語り部。

(4月23日放送)
中島秀之 中島秀之

「Tipo」「カーマガジン」を始めとするクルマ雑誌のライター、全日本GT選手権レース中継のピットリポーター、「PIT FM」(サーキット場内FM)のアナウンサーとして活躍中。プライベートでもクルマに相当なこだわりを持っていることで有名。イギリス車をこよなく愛する、お洒落なジェントルマン。東京モーターショーには、なんと1965年から皆勤賞!

http://www.hobidas.com/blog/tipo/nakajima/l


このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は『Tipo』『カーマガジン』などクルマ雑誌のライターとして、フォーミュラ・ニッポンの実況アナウンサーとして、またスーパーGTのピットリポーターとして、クルマ文化とレースを見つめ続ける中島秀之さんをゲストにお迎えします。お楽しみ下さい。



F1がどんどん近くなる!
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鹿島 :今週のゲストは中島秀之さんです。よろしくお願いします。

中島 :よろしくお願いします。

鹿島 :今シーズンはもうレースが本格的に開幕して、色んなサーキットでお会いしていますけども、相当スケジュールはハードですよね。

中島 :ねえ、今シーズンは日本の国内のレースもかなり開幕からハードなスケジュールで。毎週末サーキットに行っていますね(笑)。

鹿島 :色んな立場でクルマ文化やモータースポーツを見つめ続けてらっしゃるわけですけども、今年はなんと言ってもF1がまた話題になっていましてね。

中島 :はい。

鹿島 :例えば、日本人2人を、鈴木亜久里さんが擁して新しいチームが立ち上がって。苦戦はしていますけどこれはビッグニュースですね。

中島 :この間、オーストラリアのグランプリに行く直前に佐藤選手にちょっとお会いしたんですけど、お子さんが生まれてすごく喜んでましたよ。

鹿島 :うーん!

中島 :で、奥さんがちょっと実家に帰っている(笑)みたいな話をしてましたけど。まあ私生活もありますけど、新しいチームで大変なんでしょって言ったら、「いや、やりがいはありますよ」って笑顔で答えてましたから、まあ楽しんでいるんじゃないですか、本人はね。

鹿島 :もう1人の井出有治選手は昨年、国内最高峰のレース、フォーミュラ・ニッポンでランキング2位。優勝もしましてね、そしてF1へ行ったんですけど、ほとんど練習無しで行っていますからかなり大変そうですよね。

中島 :こんなにテストも無しに、いきなり初めてのサーキットに連れて行かれて。ほとんど運転したことの無いクルマで、しかもまわりはみんな世界のトップドライバーなんてことは、今まであまり考えられない事態ですから。

鹿島 :無いですよねー。

中島 :これはちょっと、井出選手はかわいそうな感じはしますよね。しかもそこでタイムが佐藤琢磨選手よりちょっと遅いのは仕方が無いですから。それで、やれ交代だなんだっていう噂が立っちゃうのは・・・。そんなこと言うなよと、そんな気はしますよね。もうちょっと長い目で見てあげてほしいなって気はしますよね。

鹿島 :それから、ルーキーですごい新人が登場しまして。ニコ・ロズベルグ。

中島 :ねえー!!

鹿島 :最近、例えば今まで全然F1なんか見たことが無い女の子の友達とかも「ニコって良くない?」みたいな。

中島 :ツウですね、なんか(笑)。

鹿島 :カッコいいっていうか、なんかいいんですよね。

中島 :お父さんはね、ケケ・ロズベルグ。82年でしたか、1度だけだったんですがF1でチャンピオンをとりまして。ニコもずいぶん長くドイツのF3、ユーロF3をやってましたけども、F3の頃はそんなに飛びぬけて速い感じはしなかったんですが、やっぱりF1にきたら本当の速さを見せていますよね。

鹿島 :いきなり上位集団を走っていますし、先輩ドライバーを蹴散らすシーンがよく見られますけど、こういうのはやっぱりルーキーとしてはアピールどころ。開幕してまだ新人と呼ばれている間にああいう動きをしていると、このあと株が上がりそうですね。

中島 :トントンっと出世するパターンですよね。F1ドライバーとしては。期待できるんじゃないですかね。

鹿島 :お父さんもかなりビッグネームですけど、父を超えそうですね、記録っていう意味ではね。

中島 :そうですね。チャンピオンをとったのはケケは1回でしたけど。でもケケの場合は記録よりも記憶に残るドライバーでしたから。ニコの場合は記録に残りそうな感じではありますよね。

鹿島 :楽しみですね。それから、この番組でもずっと応援しています、パナソニック・トヨタF1レーシング。トヨタのF1チームが、去年は2位表彰台も獲得して、地元鈴鹿でポールポジションもとって、今年は優勝だってことでずっと盛り上がって、色んな媒体、一般の媒体でも取り上げられてきているわけですけど。なんとかこの間は3位表彰台を獲得して道が開けてきたような気がするんですけど、どうなんでしょうね、今年は。

中島 :おそらくはね、開幕から2戦に関しては、ブリヂストンタイヤとのマッチングというか、色んな要素があると思うんですよ。タイヤの温度の温め方というか。その部分での経験値が少なかったんじゃないかなあ。で、やはりオーストラリアではそれをきちんとアジャストしてきたんじゃないかと。ということはもしタイヤが車体とマッチできれば、もっともっと成績は上がってくると思いますけどね。

鹿島 :2007年には、箱根から非常に近い富士スピードウェイで、F1が開催されることが発表されましたが。

中島 :ねえー!そう言われてはいましたけど、いざこう発表になると、本当にやるんだと言う気がしますよね。

鹿島 :今から楽しみですね。鈴鹿のグランプリって今年で20周年ですよね。何度も言ってますけど、今までは「行ってみたいんだけど、なかなか遠いので休みが取れない」とか「行ったことがないから地理が分からない」っていう人が多かったんですよ。関東の友人とか知り合いは。これが御殿場ってなると。大概のことは分かりますから、今までなかなか行くチャンスが無かった方が気軽に行けますよね。

中島 :そうですね。


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場外乱闘も、真剣勝負だからこそ。