Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

カーライフスタイルマガジン『Daytona』、新ステージへ!

(1月8日放送)
陰山惣一 陰山惣一
(かげやま そういち)

1996年、(株)ネコ・パブリッシングへ入社。高校時代から愛読していた「デイトナ」の編集部へ配属となる。その後、モノ情報誌「クアント」、ガレージ専門誌「ガレージライフ」、オートバイ雑誌「BMW BIKES」などの編集部を経て、2005年より「デイトナ」の編集長。1973年3月7日生。神奈川県横須賀市出身。

デイトナ公式HP:http://www.daytona-mag.com/

ホビダスHP:http://www.hobidas.com/


このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週は、カーライフスタイルマガジン『Daytona』の陰山惣一編集長をお迎えします。毎月取材に行かれているカリフォルニアのカーライフ事情から、クルマにまつわるアメリカンドリームにいたるまで様々なお話をお伺いします。お楽しみ下さい。



味のあるカーライフを追い求めて。
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鹿島 :新年1回目のゲストは、『Daytona』編集長の陰山惣一さんです。よろしくお願いします。

陰山 :よろしくお願いします。

鹿島 :『Daytona』と言いますと、よくコンビニ等でも非常に目立つビビットな、黄色に黒でデイトナ! みたいな文字でご存知の方も多いと思いますけど、創刊されたのっていつですか?

陰山 :ええと、15年前ですね。

鹿島 :うわあー。

陰山 :これは僕が高校生のときでね(笑) 僕もデイトナは買っていて、所ジョージさんをトータルコンセプターとしてね。テレビ番組にも『デイトナTV』っていうのがあって。深夜に僕も観ていたんですね。それを面白れーなあとか思っていて。まさか自分が編集長になるとは思わなかったんですけどね。

鹿島 :ちょうど去年の8月。

陰山 :そうですね。それから編集長をやらせて頂いてまして。ちょっと前までは、アメ車のカスタムの雑誌っていう感じで定着していたんですけども、それもやるんですが、人にちょっとポイントを当てて色んな人に登場してもらって。その人がクルマでどういうライフスタイルを送っていてどういう仕事をして、どういう遊びをしているのかその辺を着目してですね、特集を組んでいますね、最近は。

鹿島 :特に、カリフォルニア取材が多いですよね。

陰山 :そうですね。

鹿島 :まあ、以前みたいにクルマにスポットを当てるんじゃなくて、そのクルマをとりまく人たちの背景にあるものとか、例えば仕事のお話だったりプライベートな話だったりを盛り込んで、クルマをフックにした総合カーライフスタイル誌。ロサンゼルスですとかカリフォルニア周辺の匂いが。

陰山 :はい。8月からは毎月LAとか、ナスカーの取材でナッシュビルとか。毎月行っててですね、自分で写真を撮って原稿書いてっていうことをやってるんです。


アメリカンドリームは健在です。
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鹿島 :アメリカは僕も、ちょうど5年前くらいからレースに挑戦していて、LAに拠点がありまして時々過ごしていますけど、何て言うんですかね、ある意味変わらない部分ってのがたくさんあって、まだまだアメリカンドリームみたいなものがそんじょそこらに普通に存在するという。そこがひとつの魅力であって、ああいう雰囲気がずっと続いているのってさすがだなって思うんですけど。

陰山 :はい。

鹿島 :11月ごろでしたっけ、ものすごい方が紹介されていまして、ちょっと僕も憧れてしまったんですけども。

陰山 :あの、サミュエル・ヒューバネットさんっていうドリフトレーサーなんですけれども、その人を取材いたしまして。僕はドリフトって全く興味無かったんですよ、日本のものっていう感じがするじゃないですか。だけど「フォーミュラD」っていう、アメリカでも結構ドリフトがブームになっていまして、その去年の年間シリーズチャンピオンがサミュエル・ヒューバネットさんていう人で。その人がどんなところに住んでいてどんな仕事振りなのかっていうのをレポートしているわけですね。

鹿島 :ずいぶん豪華ですよね(笑)何歳でしたっけ。

陰山 :33歳ですね。

鹿島 :元々スウェーデン出身で、アメリカに来たときは本当に貧乏だったっていうエピソードが。

陰山 :スウェーデンではボルボで働いていたんですけど、昔からスウェーデンという寒いところにいたので、この人はアメリカの暖かいカリフォルニアの気候に憧れていたんですよ。で、もういつか抜け出そうと思っていて、ボルボで働いていたんでそこそこ給料も良かったんですけど、男サミュエル30歳でですね、「このままでいいのか」って自分に問いかけて、もう何にも無しで体だけでLAに渡っちゃったんですね。

鹿島 :うーん。それでドリフトのテクニックで、要はクルマの運転技術で上り詰めたってことですよね。

陰山 :結局、スウェーデンっていうのは氷が多いですから、小さい頃から池の上でクルマを滑らせて遊んでたんですよ。それでアメリカに来て、日本で言うD1グランプリ、あれの選考会にレンタカー借りてタイヤだけ替えてですね。レンタカーでですよ。

鹿島 :フフフ…。

陰山 :それであの(笑)選考会に行ったんですよ。そしたらそれに通っちゃってドリフトレーサーになったというね。

鹿島 :すごいですよね。写真がここにありますけれども、自宅にジャグジーがありまして、美女2人と入ってますね(笑)

陰山 :3年前アメリカに渡ってきた当時は、食うや食わずの生活だったらしいんですけど、今はダッヂのワークスドライバーでバイパーに乗っていて、ニューポートビーチっていうお金持ちエリアに住んでいるんです。

鹿島 :いやー、もう数年の間に。

陰山 :数年の間に!

鹿島 :アメリカンドリームを手にしたわけですねえ。

陰山 :そうですねえ…。それでビキニのお姉ちゃん2人と、ホットタブに入って庭で。しかもこれ、シャンパンをチャンピオンカップで冷やしているっていうね。

鹿島 :フフフフ。

陰山 :もうカリフォルニアドリームっすよね。

鹿島 :ある意味やな奴ですよね、この人(笑)

陰山 :ほんと、PV(プロモーションビデオ)の世界そのまんまって感じで、ええ。カッコいいし。

鹿島 :ゴージャスな。あの、記事を読んでいて思ったんですけど、ちょっとアメリカで有名なレーシングスクールがあるんですよ。それにちょうど僕が行った頃にインストラクターをやってたって書いてましたね。

陰山 :あの「スキップバーバー」?

鹿島 :そうですそうです。結構日本で活躍しているドライバーも、そのスクールにちょっと合宿で行った経験があるって人がいるんですけど、僕もその中の一人なんですよ。

陰山 :あ、そうなんですか!?

鹿島 :でも確かにその当時も何人かいたんですよ。今は俺はインストラクターだけど、そのうち絶対俺は運転でアメリカのNO1になるんだ! とかアメリカンドリームを達成する! っていうドライバーが。その中の一人だったんでしょうね。ちょっと記憶には残ってないけど。でもそれが2001年とか2002年ぐらいですから、もう2005年の春くらいにここまでのものを獲得しているっていうのは相当の努力もあったんだと思いますけどね。

陰山 :そうでしょうね。

鹿島 :でもそういうのを感じさせない。そこがまたいいですよね。

陰山 :うん。

鹿島 :サミュエル、これからも注目したいというかどこまで行くのか楽しみですよね。

陰山 :楽しみですね。

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ヒップホップ×ドリフト×ビキニ