Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

クルマ好きにもほどがある

(11月13日放送)
RYUICHI(河村隆一) RYUICHI(河村隆一)
(かわむら りゅういち)

INORAN、H.HAYAMAと共にTourbillon(トゥールビヨン)
を結成。9月にデビューシングル「HEAVEN」、10月に「your place」、11月2日、3rdシングル「もう一度君に」をリリース。
さらに11月30日には1stアルバム「HEAVEN」がリリースされる。
“超”のつくクルマ好きとして有名で、レース、カスタマイズシーンの重鎮からも一目を置かれている。


http://tourbillon.jp/index_fla.html

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、ついに3週目に突入です。今週もクルマを、レースを、そしてドリフトを愛してやまないアーティスト、TourbillonのRYUICHIさんをお迎えします。お楽しみ下さい。



チーム監督 河村隆一!
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鹿島 :いよいよ3週目に突入してしまいました。今週のゲストも、TourbillonのRYUICHIさんをお迎えしました。よろしくお願いします。

RYUICHI :よろしくお願いします。

鹿島 :“観る”レースと“参加する”レースっていうのがあると思うんですけども、河村さんにはここまで“走る”“取り組む”プレーヤーとしてのクルマの話を中心にお伺いしてきたんですけど、観るレースはどうですか。

RYUICHI :観るレースはそうですねえ、D1グランプリはやっぱりすごいなと思う。ハコと呼ばれているクルマをあそこまで振り回すってことと、あともう一つは街のチューニング屋さんが発想しそうなところのハイクオリティなものを作っているから、F1とかGTみたいに絶対たどり着けないものじゃないんじゃないかなって思わせてくれる夢があるっていうか。

鹿島 :はっはー。

RYUICHI :僕のクルマもあそこで走れるんじゃないかっていうような感覚を、D1を見せてくれて。

鹿島 :クルマを自分なりに改良していくっていう観点から言うと、確かにD1は何とかなる?

RYUICHI :なんとかなるのかなって思わせてくれる何かがありますよね。

鹿島 :話は変わりますけど、観るレースの究極っていうのはチームの監督だったり、もしくはスタッフとして傍で見る、イコール応援する、サポートする、一緒に戦うってことだと思うんですけど。

RYUICHI :はい。

鹿島 :今年の夏、東京中日スポーツに「河村隆一、鈴鹿1000km参戦 チーム監督」と出ていました。監督、どうでした、というかどういう経緯でレーシングチームの監督になったんですか。

RYUICHI :まずですね、M's Machineさんというショップさんから依頼があったんですね。「焼きたて!!ジャぱん」さんていう。そして飯田章選手とアマチュアの方2人っていうことだったんですよね。それでそこの、まあ僕は実際に、あと燃料がどのくらいあって何周走れるみたいな計算はさすがに出来ませんよってことで、総監督としてチームワークをまとめて欲しいってことだったんですけど、そうこうしているうちに、僕の親友の青山コウジくんっていうクルマ好きがですね「兄貴がそこの監督やるなら俺も出るよ、チーム河村としてクルマを作ってくれ」ってなっちゃって。そこに高木真一選手が来てくれて、青山くん含めてアマチュアの2人と。僕はほとんどそっちのクルマの監督として動いていたんですけど、やれ雨が降ってきたぞとか、やれ雨脚が止んできたぞとか。あとはドライバー交代まであと何周なんだとか。そして次のドライバーにどんな心積もりをさせておこうとか。そんなことをずーっとやってましたね。まあチームマネージャー的な監督だったと思います。

鹿島 :例えばドライバーのモチベーションの管理ですとかそういう部分は、想像ですが、例えばライブをたまに仕事柄舞台裏から観させて頂く事もありますけど、アーティストさんを送り出していくときの張り詰めた雰囲気だったり、時にリラックスさせたりっていう独特な雰囲気ってありますよね。

RYUICHI :そうですね。

鹿島 :似たようなものがあるんじゃないかななんて想像するんですが、その辺はどうですか?

RYUICHI :あの、見極めが出来るかってところだけ不安だったんですよ。それはどういうことかっていうと、高木選手は当然GT300でも有名な選手なので何もいらないと思うんですけど、アマチュアの2人が、例えば「行って来い!」って言うことがプラスになる選手と、「きょうは雨だからスピンしないように最後まで楽しんでね」っていうことがプラスになる選手とか、色々いるじゃないですか。そのボルテージの上げかたとかその辺の采配ってやっぱり監督という名前がついている以上はやらなきゃいけないところだから。ヤマが外れたらやばいなと。

鹿島 :フフフ。

RYUICHI :抑えて本当にタイム落ちちゃう人もいれば、抑えてタイムが伸びる人もいるだろうしってことで、その辺が初レースだったんで不安と期待が入り混じってましたね。

鹿島 :耐久レース特有で、僕は何度か耐久レースにチャレンジして完走して、本当になんでだろうと思うんですけどちょっと涙がね、出ちゃったりすることが多くて。あれっていつも始める前はそういう風に思わないんですけど不思議と感極まっちゃったりするんですけど。そういう気持ちになったんじゃないですか?

RYUICHI :まさに、泣ける!泣くぞ! って思ってたんですけど、もうね、最後は色んなことが・・・その日一日の予選からの色んなことが頭の中にいっぱいになって、その時には涙は出てきませんでしたね。ただこみ上げてくるものはやっぱりそれ以上に大きかったから、レースの素晴らしさっていうのを本当に感じましたけれども。

鹿島 :また挑戦するんですか?

RYUICHI :う〜ん・・・。やっぱり自分が何らかのカタチでクルマが進化していく場面、つまりサーキットでの何らかの携わりっていうのは持っていたいですね。自分が子供の頃憧れた最先端のものはノートパソコンではなくてやっぱりクルマだったんですね。だからクルマが進化していく場面にはいつもそばにいたいなと思うから、チャレンジ出来たらしたいですね。

鹿島 :楽しみですね。

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