Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

桐島ローランド、初の海外ラリーで3位入賞!

(10月2日放送)
山本左近
→山本左近
山本左近
(やまもとさこん)

今季、スーパーGT、フォーミュラ・ニッポンで活躍中の日本期待の若手レーサー。鈴鹿で、ジョーダングランプリの第3ドライバーとして念願のF1デビューを果す!
関谷正徳
→関谷正徳Part1
→関谷正徳Part2
関谷正徳
(せきやまさのり)

日本を代表するレーサーの一人、ルマン・24時間での日本人初優勝をはじめ数々の舞台で活躍。現在は、トヨタの若手育成などに尽力している。
小林稔
→小林稔Part1
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小林稔
(こばやしみのる)

「CAR GRAPHIC」の社員カメラマンを経て独立、国内外でクルマとモータースポーツの写真を撮り続けている。日本レース写真家協会(JRPA)副会長。

鶴田真也
→鶴田真也Part1
東京中日スポーツ鶴田真也
(せきやまさのり)

94年、中日新聞社へ入社。東京新聞宇都宮支局を経て、96年に東京中日スポーツに配属される。現在まで
モータースポーツを担当。

今週は、三重県の鈴鹿サーキットで行われますF1日本グランプリを目前に、ドライバーや関係者のコメントとともにその見や魅力に迫ります。


いよいよ来週末に迫った、F1日本グランプリ。昨年は決勝日に史上最高の15万6千人の観客を集めたんですが、今年はさらにその記録を上回りそうです。ジャパンパワー、トヨタの地元優勝への期待。佐藤琢磨の渾身のアタック。鈴鹿でF1ドライバーデビューを果たす山本左近など話題も豊富。そこで今週はスーパーGTが行われた富士スピードウェイで、F1に縁のあるモータースポーツ関係者にお話を伺ってきました。

まずは地元、鈴鹿のF1日本グランプリでジョーダンチームの第3ドライバーとして念願のF1デビューを果たす山本左近選手。海外修行を経て、昨年トヨタチーム・トムスのF3ドライバーとして活躍。今シーズンは同じくトムスのGTスープラドライバーとしてスーパーGTへ。ルーキーながら第3戦で早くも優勝。さらにフォーミュラ・ニッポンでも活躍中の期待の若手です。先週イギリスで行われました、初めてのF1ドライブの感想から聞いています。

山本左近山本 :シルバーストーンで2日間乗ってきたんですけど、最初の予定としては「2日間で300km走りましょう」と。まあ1周5kmのサーキットなんで、2日間で60周乗れば良かったんですけど、もう1日目の午前中の段階でチームが想定していたタイムよりも速いタイムで僕が運転できて、F1ていうクルマにもだいぶ慣れることができて。
1日目に71周、要は350kmくらい走っちゃって。それで1日目の午後は鈴鹿のレースに向けたドライタイヤのテストっていうことで、4セットの違うタイヤ、コンパウンドなどのタイヤをテストして。

2日目は午前中が雨で午後が晴れだったんですけど、午後の最後の2時間くらいが晴れだったんですけど、雨の中でも鈴鹿に向けての構造とかコンパウンド違いのタイヤ4セットをテストして、晴れてきたら今度はジョーダンの来年用のリアのサスペンションまわりのパーツをテストしたいっていうことでそれをつけてテストをしてたんですけど、まあ要は1日目の午後から2日目の最後まで、僕は300km乗りましょうねっていう習熟走行のために取ってあった時間は、もう1日目の午前中で終わって、後は本当にテストドライバーみたいな。逆に仕事をしてたっていう感じがありましたね。
1日目と2日目だと、やっぱりスタッフの対応も全然違って凄くみんなフレンドリーだったし。メカニックは僕と悪ふざけするような仲になったし。あとエンジニアの数も1日目は3人くらいしかいなかったんだけど、2日目になったらその倍、6〜7人くらいがもう、僕が走っている間ずっとパソコン見てて。さらに普通テストの日ってテストのエンジニアしかこないんだけど、その日はレースエンジニアも来て僕のコメントを何回も聞いてたりとか。だからすごくその、この2日間はチームとの信頼関係を作ることが出来たんで、すごく僕にとっては有意義だったと思います。

テストの時に色々話したんですけど、金曜日のサードドライバーって結構やらなきゃいけないことが一杯あって、サードドライバーの出したセッティングとか選んだタイヤとかで、土日のレギュラードライバーのセットアップとかタイヤが決まってきちゃうんで、まあわりと重要な仕事だなと。だからまずはその仕事を、チームの為に100%こなして。
チームのレギュラードライバーが少しでも速く走れるようなセットを見つけたいと思っていますけど。あとはやっぱり自分自身、やっぱ鈴鹿でF1に乗って走れるっていうのはすごく楽しみですし。

実は僕、2001年かな? F3初めて乗ったときにF1を鈴鹿に観に行ったんですけど、それ以来僕はF1を鈴鹿に観に行っていないんですよ。というのも2001年に観た時に、次に鈴鹿に戻ってくるときはF1ドライバーとして戻ってこようと思ってて。で、それ以来鈴鹿サーキットのF1のある日には行ってなくて。今回、ちょっと自分が考えていたレギュラードライバーとして鈴鹿に行くわけじゃないですけど、まあサードドライバーとして金曜日に走行できるってことでまた鈴鹿に戻って来れて嬉しく思っています。たぶん僕が一番楽しみにしていると思います(笑)。

トヨタのF1ドライバー育成プログラム、TDP=トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラムの監督、そしてトヨタチーム・トムスの監督を務める関谷正徳さんに、教え子の1人である山本左近選手について、また、F1日本グランプリの期待のポイントを伺いました。

関谷正徳関谷 :いきなり凄いですねえ。あの〜僕もビックリしましたけど。だけど彼ならいけると思いますよ。本当に今、GTスープラでもね、初年度で優勝しちゃうドライバーはそうはいないですからね(笑)こないだの観てても本当に速いし、もう十分いけるんじゃないですかね。シルバーストーンのテストではレギュラードライバーより速かったみたいですから、まあそういうことを考えると、ぜひ本番も走って欲しいなという感じですね。
やはりヨーロッパでしっかり2年間勉強してきてね、まあそういった部分が彼の強さになっていると思いますね、ハイ。まあ僕は何といってもトヨタに期待しているんでね、トヨタが優勝してくれ…れば面白いなあっていう風に思ってます。

モータースポーツといえばトーチュウです。以前この番組にも出演して頂きました『東京中日スポーツ』の鶴田真也記者にF1日本グランプリの見所を伺いました。

鶴田真也鶴田 :やっぱりジャパンパワーじゃないかと思いますね。特にまず日本人ドライバーとして佐藤琢磨選手。ちょっと今年は色々と自分で発熱で欠場したりとか、チームの事情で失格で走れない時期もあったと思うんですが、まああの、今までは琢磨君は日本グランプリでは必ず入賞を果たしてくれているんで、今年はぜひ表彰台といいますか、もちろんその上でも結構ですので、ぜひいい成績を残して来年につなげて欲しいと思ってます。で後はやっぱりトヨタですよね。
トヨタは去年はところどころでちょっと苦手なグランプリがあったと思われてたんですけど、今年を見たら開けてビックリというか、どのサーキットでも安定感バツグンの走りをしていますし。
特にそのドライバーもトゥルーリとラルフ・シューマッハという、まあ非常に大看板ですよね。ですので彼らの期待値っていうのは、実はルノーとマクラーレンの2チームよりも何かやってくれそうな感じがすると思ってます。
まあやっぱり決勝が終わってからのあの雰囲気ですよね。夕暮れ時にみんなで琢磨コールをしたりですとか、トヨタコールとか。渋滞でみんな待っているんで、みんなでレースの完走戦というか、それを楽しむかっていうのがポイントになるんじゃないですかね。

最後は、ファインダー越しにF1日本グランプリを観つづけてきたベテランフォトグラファーの小林稔さんに、日本グランプリならではの魅力、そして観戦ポイントを伺いました。

小林稔小林 :まずはその、お客様がやっぱりすごくいつものレースよりも圧倒的に多いこと。それがやっぱり、その雰囲気が楽しいというか。我々カメラマンが写真を撮っていても、お客さんの前で撮ってるわけですよね。
そのお客さんの視線を感じながら(笑)、お客さんに押されるように、写真を撮っているようなところもありますよね。ですから日本人の選手もそうですし、日本のチーム、日本のメーカーの関係のクルマって盛りあがるじゃないですか。その盛りあがっている中で僕らもシャッターを押している。そういうところがやっぱりいつものレースと違う、鈴鹿のF1だけの魅力ですよね。

まああの、みんな気にしているでしょうけど、琢磨の去就の問題があるので、この先どうなるか分からないですけど彼がその日本グランプリで活躍することによって、また違う展開があるんじゃないかなっていう期待も込めて彼の頑張りをすごく楽しみにしていますし、そしてもちろん、日本のメーカーであるトヨタがね、どれだけ母国で活躍するか。
それって要するに、例えばイタリアだったらフェラーリでありね。そういうその国のメーカーが力を発揮するっていう、それはすごく楽しみですよね。
写真を撮るのはなかなか大変なところもあるんですけど、やっぱりあの大観衆、みんなとその雰囲気を一緒に楽しむためにはS字コーナーとかね、ああいう辺で観るとすごく一緒に盛りあがれるんじゃないかと思いますし。

その昔、セナ・プロ対決の時代なんですけども、カメラマンも1コーナーのスタンドに陣取るわけなんですが、撮影台にね。その時にカメラマンまで一緒にウェーブをやったりとかね(笑)そんな時もありましたし。
僕らもやっぱりそうやって一緒に楽しんで写真を撮りたいなと思うし、みなさんもその雰囲気、あの空気を楽しむのが一番じゃないかなと思います。

今年のF1日本グランプリ、史上初、フジテレビが生中継を行うことも話題になっています。現地で生で観るのが最高なんですけれどもね、生放送の臨場感もいいですよね。先週のブラジルでチャンピオンが決まってしまったわけですが、逆に来シーズンへ向けてドライバーがアピールの意味でし烈なバトルを展開する可能性もあります。話題も見所も満載のF1日本グランプリは鈴鹿サーキットを舞台に10月9日が決勝です! 

今週は、いよいよ来週末、鈴鹿サーキットで行われますF1日本グランプリの直前スペシャルでした。

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