Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

筋金入りの・・・エンスージアスト

(9月4日放送)
飯田一 飯田一
(いいだ はじめ)

1948年2月2日 東京都生まれ。
1972年2月、三栄書房に入社。格調高き『MOTOR FAN』編集部に配属され、自動車雑誌の王道をいく同誌で編集部員として活躍。ロードテストはもとより、偏平タイヤやアルミホイールを業界1番乗りでテスト。第1次スーパーカーブームではマニアックな切り口で紹介し、やがて『GENROQ』へと継承。70年代後半から80年代に掛けては『AUTOSPORT』編集部も経験。
さらに、ヨーロッパのチューナー最前線を報じた『Special Cars International』の編集長。『GALS PARADAISE』の創刊号も第1編集企画部時代に手がけた1冊。
2003年10月、三栄書房の50周年記念企画、自動車情報事典『大車林』を刊行。この春には世界でブームが再燃中のスロットカーの大全集『最新スロットカー大全』を編集長として世に送り出した。趣味は自転車、模型、ヒストリックカーなど。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、2003年の暮れに発刊され好評を博した、クルマ版イミダスとも言われる自動車情報辞典『大車林』の編集長、お仕事もプライベートも自他ともに認める相当なクルマ好き、飯田一さんをお迎えします。お楽しみ下さい。



伝説の『モーターファン』再び!
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鹿島 :今週のゲストは飯田一さんです。よろしくお願いします。

飯田 :こんばんは。よろしくお願いします。

鹿島 :ところで飯田さんは、最近お仕事ではブログを始められたという情報が。

飯田 :ええ。まあ私どもの鈴木脩己社長がですね、「どうしてもこれは今やっておきたい」ということで始まったんですけども。まあすでに戦後60年、確かに日本のクルマも世界に冠たるものになりましたけれども、でも自動車っていうのは、まあ人それぞれだと思いますけれど、そこから人の心を捉えるようなプラスアルファ、あるいは作り手の温もりが感じられるような、そういったものがあってこそ魅力のある工業製品として出来ているのではないかと思います。で、まあ、クルマ作りの情熱と努力、そして執念を傾けた大先輩たちがいらっしゃいますので、そのモノ創りの精神をこれから後世に伝えることが出きればと。そういったことでこの『Motor Fan Diaries』を始めることになりました。

鹿島 :例えば、“ようこそモーターファンダイアリーズへ”というような見出しが踊っていたり、新着記事があったり、懐かしの『モーターファン』発掘、昔の『モーターファン』の振り返りだったり。書評もあってフォーラムもあってと多岐に渡ってなかなか楽しめるという。これは見始めると本当に夜が明けるコースのブログですよ。

飯田 :まあ〜、そういって頂ければありがたいんですけど、この表紙もですね、実は戦後、第二次世界大戦後の昭和22年に復刊第1号というのが出たんですけど、これが悲しいかな我が社には本物が無いんですよ。

鹿島 :え!? そうなんですか!

飯田 :で、どっかに無いかなということで探しまして。そして愛知県豊田市の市立図書館にございまして、それで写真を撮らせて頂きまして、非常に丁重に扱って頂いたんですけども。トヨタ博物館にもお世話になりまして、戦前の『モーターファン』も撮影させて頂きました。

鹿島 :すごいですね〜。ちなみに…今(ブログを)見ていますが、第1回ですよね、懐かしの『モーターファン』発掘。うわレトロです。レトロっていうかこれが時代なんでしょうけれども、どんな内容だったんですか。

飯田 :まあこのころはですね、残念ながら日本に4輪自動車そのものが非常に少なかったものですから、やはりスクーターですとか3輪のクルマが多かったんですけどね。

鹿島 :これは表紙が高峰秀子さん。

飯田 :そうです。

鹿島 :そして乗っているスクーターが富士重工のラビット。

飯田 :ええ。

鹿島 :これはもう、すごいですね。超レアものですね。でもなんか、今見てもっていうか、逆になんだかカッコいいって言いますか、お洒落ですよね。

飯田 :でもこの当時でね、高峰秀子さんにショートパンツを履かせてしまっているっていうのは、すごいですよね。

鹿島 :あ、ホントですね! これ生足ですよね。

飯田 :生足なんですよね(笑)

鹿島 :うわー。

飯田 :まあでもこれはおそらくメーカーの写真を頂いてというかたちで使わせてもらっているんだと思いますけど。

鹿島 :終戦後の昭和22年。

飯田 :すごいですよね。

鹿島 :まあとにかくこの『Motor Fan Diaries』、本当にまだ始まったばかりの、ブログという名のプロの仕事なんですけれども(笑)アドレスは非常に簡単で、motorfan.jp です。ぜひ覗いて見て頂きたいと思います。

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それはもう夢のような世界です。