Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

桐島ローランド、初の海外ラリーで3位入賞!

(8月28日放送)
桐島ローランド 桐島ローランド
(きりしまローランド)

ニューヨーク大学写真科卒業後、フォトグラファーとしてファッションや広告など幅広いシーンで活躍中。
30歳の記念にオートバイで47都道府県を巡り、36歳で、この番組がきっかけでレーサー鹿島と共にオートバイレースにデビュー。
そして37歳の今年・・・

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、オートバイで初の海外ラリーに挑戦、見事クラス3位入賞の快挙を成し遂げたフォトグラファー、桐島ローランドさんをお迎えします。お楽しみ下さい。



遠い砂漠に届いた見知らぬ誰かのメッセージ。
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鹿島 :今週のゲストは、もう何回目かになるんですが、フォトグラファーの桐島ローランドさんです。よろしくお願いします。

桐島 :どうもよろしくお願いします。

鹿島 :いやー、素晴らしいです。

桐島 :ですかね(笑)3位といっても7台中の3位なんで。

鹿島 :いやいやいや。6日間走るということで僕もウェブサイトで毎日様子がアップされてたのを見ていたんですけど、もうとんでもない道無き道を行くという、まさにクロスカントリーという感じのラリーだったようですけど、元々、実は去年から“もて耐”というもてぎのロードレースの耐久レースは一緒にチームを組んでやらせてもらっているんですけどね。いきなりまた、「オフロードのラリーに行く」って聞いたときはちょっと驚きましたね。

桐島 :いやほら、そもそもロードの練習になるかと思って、オフロードが。MotoGPの選手がオフシーズンにモタードとかに乗って、ちょっと後ろを滑らせる練習するとかってよく聞くじゃないですか。だからそういう意味でいいかなと思って。それがきっかけでちょっとオフロードに乗ってみようと思って。買ってはみたものの、やっぱり何かレースに出たいなと思って。それでたまたま雑誌を見たら今回の『ベイジン‐ウランバートル・インターナショナル・クロスカントリーラリー』という長い名称なんですけど、その記事をみて、ああこれだったらちょうど楽しいかも知れない思って、何も考えずエントリーしてしまいました。

鹿島 :『モンゴルラリー』として知られているイベントだと思うんですけど、歴史的にはどのくらいのものなんですか?

桐島 :けっこう長くて、詳しくは分からないんですけど1995年が一番最初の大会で、その時は『ラリーレイド・モンゴル』っていう名称で開催されていて、四国にあるSSERというオーガナイザーがやっている、日本人が開催するラリーなんですよね。だから日本人が初めてやる国際ラリーだと思うんですけど。今年は今までと違って、中国とモンゴルのニ国をまたいだラリーっていうことを視野に入れて、また『ラリーレイド・モンゴル』とはまた一味違うラリーにしようっていう主催者のアレだったんですけど。

鹿島 :で、実際は?

桐島 :そうなんです。残念なことにね、今回の中国のステージが急きょ1ヶ月くらい前になってキャンセルになっちゃって。まあ今は実際に日中関係がそんなに良くないってこともあって、もし何かがあった場合対応しきれないということで、まあリスクマネージメントということで・・・せっかく中国にみんな入ったんだけど、そこから国境までバスで移動というね。15時間の移動で結構辛い移動だったんですけど、まあ本当に残念だけど中国の景色は見れたんで、まあそれはそれで楽しかったですね。

鹿島 :このモンゴルラリー、何を求めて行われている大会なんですか。

桐島 :やっぱり冒険がしたい人。単純にちょっとした冒険がしたい人たちの為のラリーで、まあ初心者には向いていないんですけど、ある程度オフのバイクの扱いが判れば一応出られるレベルのレースだと思うんですよね。僕もそういう意味ではほとんど初心者で、3度か4度しかオフロードのバイクを今年乗っていない中で参加しちゃったから(笑)

鹿島 :フフフ…

桐島 :そういう意味では色んな人に、可能性を広めたと思うんですけど。僕が完走したっていうのは。

鹿島 :このラリーは非常に面白いポイントが幾つかあって、日本で応援したいと思った場合、毎日ウェブサイトにリポートですとか結果がアップされていて、さらに応援メッセージを送る項目があってね、BBSみたいな形で。まあ情報交換は一方的なものなんですけど、「ローリー頑張れ」とか「毎日見てるぞ」とか、色んなメッセージがね。

桐島 :ハイ、僕も読ませてもらいました。

鹿島 :何度か送っちゃったんですけど、正直なんて言うんですかね、今までのこういったラリーレイド、ラリーみたいなものって、例えばテレビとかウェブサイトでニュースとして見ることはあったんですけど、ちょっとだけ参加しているようなね、そういう臨場感が味わえたので、あのサイトの企画は素晴らしいと思いましたね。

桐島 :うん。実際その、休憩地点のブルテンボードにみなさんのメッセージが張ってあってね。もちろん俺の友達とか多かったんだけど、全然知らない人とかがやっぱりメッセージを送ってくれるとすごく励みになって。特にそこが中間地点で一番辛いステージが終わった時に、初めてそのブルテンボードに張ってあったから、結構泣けてきましたね。ああもうちょっと頑張らないとって感じで。


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