Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

走りのDNAがついに開花、中嶋Jr.から中嶋一貴へ!

(8月7日放送)
中嶋一貴 中嶋一貴
(なかじま かずき)

1985年1月11日 愛知・岡崎市生まれ
173cm 62kg A型

父親は元F1レーサーの中嶋悟氏。10歳の時レーシングカートを始め、99年鈴鹿選手権ICAクラ ス総合優勝。2002年フォーミュラ・トヨタ・レーシングスクール(FTRS)入校。FTRSのスカラシップを受けてフォーミュラ・トヨタに参戦し総合優勝。
2004年に全日本F3選手権にステップアップ、鮮烈の開幕2連勝を飾る!
今季はスーパーGTにトヨタMR-Sで参戦、第4戦で初優勝。F3でもトップランカーとして上位争いを展開、日本レース界期待の若手レーサー。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、元F1ドライバーの中嶋悟さんを父に持ち、レースシーン期待のレーサーとしてGT、そしてF3で活躍中の中嶋一貴選手をお迎えします。お楽しみ下さい。



このところ3連勝、ツキ過ぎて怖い!
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鹿島 :今週のゲストは、中嶋一貴選手です。よろしくお願いします。

中嶋 :よろしくお願いします。

鹿島 :先週、全日本F3選手権で2連勝。

中嶋 :はい。久しぶりでした。

鹿島 :よくよく考えたら、去年のデビューウィン、2連勝以来の優勝なんですよね。

中嶋 :500日ぶりくらいってことで、かなり久しぶりでしたけれども。

鹿島 :その前には7月24日に、今日本で最も観客動員の多い、スーパーGTという人気のレースで。これは宮城県のSUGOで行われたんですけども、トヨタのMR-SでこちらもGT初優勝! ですから先々週GTで優勝して、先週F3で2連勝。

中嶋 :3連勝中です、ハイ。

鹿島 :3連勝男(笑)なんか、ツキが回ってきたというかブレイクしたという実感があるんじゃないですか。

中嶋 :ツキ過ぎて怖いくらいですけどね。もう何をやっても上手く行っちゃってる状況ですね。

鹿島 :いいですねえー。まあそんな中、今回ラジオに出て頂くことになって、久しぶりなので中嶋選手の1年半くらいを僕なりに振り返ってみたんですけど、去年はF3、木村拓哉さんが主演したドラマ『エンジン』でも良くそのF3のシーンが出てきましたが、いわゆるF1の1歩手前のフォーミュラーカーのレース。

中嶋 :そうですね。

鹿島 :世界中で「このF3で成績を残してF1に上がろう」っていう若手が本当にひしめき合っているクラス。その全日本選手権なんですが、非常に熾烈でね、その熾烈なレースに中嶋悟の息子さんがいきなりデビューして2連勝したっていうのは鮮烈でした。あれからしばらく勝てそうで勝てない、表彰台に上がれそうで上がれないという非常に長い時間があったんですけど、どうですか? 今だから振り返ることが出きると思うんですけど?

中嶋 :最初がかなり派手だった分、その後苦戦した時期が長くて自分なりにすごい焦っちゃったりして、どうしても結果がついて来なくなったりとか。やっぱり苦しい時期は長かったですね。

鹿島 :その苦しさですとか、焦りみたいなものを自分なりに克服した結果、先週2連勝したんだと思うんですけど、何かこう、自分なりにトライしたり変った部分っていうのは感じてますか。

中嶋 :今年が2年目のシーズン、今年になってからもしばらくは勝てない時期が続いて。まあトップの方にはいられるんですけど、もう一歩足りていない部分があって、でまたちょっと焦りが入っちゃったりしかけて。夏場になってちょっと良くない時期があったんですけどね。前回の鈴鹿のレースからちょっと時間が空いて、自分の時間もゆっくり取れて、心の部分もリフレッシュできたということもあって、先週のSUGOのGTレースで勝てたので、自分の中ではすごく前向きな精神状態でレースに臨めたので、そこら辺の気持ちの持ちようがレース結果にも上手く繋がったんじゃないかと。

鹿島 :今年は何度もF3のレースを生の現場で観ているんですけど、なんか今日は登場した瞬間から…なんて言うんですかね、爽やかなのは元々なんですが、余裕があるというか。

中嶋 :そうですかね。まあ今は流れが良い分、全てのことに余裕を持って臨めているような気はしますけど。

鹿島 :全てのことに。それはレース以外のことでも?

中嶋 :そうですね、レース以外も。と言ってもレース以外はあんまり無いんですけど(笑)。


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偉大なる父を追い抜く日。