Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

2つのF1雑誌の編集長を兼任する男。

(2月27日放送)
高橋浩司 高橋浩司

高橋浩司 (たかはしこうじ)

1991年、三栄書房へ入社。
「オートスポーツ」編集部(当時月2回刊)に配属となり、F1専門速報誌「アズ・エフ」の創刊をはじめ、国内外の レース/ラリー担当を歴任。
「週刊オートスポーツ」の立ち上げ に携わった後、2002年より「F1速報」(ニューズ出版刊)の編集長。2005年より「月刊 F1レーシング」編集長を兼任。
1967年7月17日生。北海道札幌市出身。

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、F1レースの4日後に発売されるF1雑誌『F1速報』、そして『月刊F1レーシング(日本版)』、2つの有名F1雑誌の編集長を務める高橋浩司さんをお迎えします。お楽しみ下さい。



グローバリゼーションの波。
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鹿島 :今週のゲストは、『F1速報』と『月刊F1レーシング』、2つのF1雑誌で編集長を兼任される高橋浩司さんです。よろしくお願いします。

高橋 :よろしくお願いします。

鹿島 :いや〜いよいよ開幕。3月6日、オーストラリアグランプリでF1が開幕しますね。

高橋 :そうですね。例年どおりオーストラリアから。

鹿島 :寝る間もない日々が続いていると思いますが、今日もこの後は徹夜?

高橋 :はい。ちょうど校了ということなので。

鹿島 :大体、タイムリーな時に出演していただこうと思うと、そういうことになってしまうんですね。

高橋 :そうですね。

鹿島 :昨年を振り返りますと、佐藤琢磨効果とかトヨタ3年目の期待など、いろんなことがあって観客は結構入りましたよね。

高橋 :日本の盛り上がりという意味では、ものすごかったと思いますね。日本グランプリは、土曜日が残念ながら台風で、セッション中止になってしまったんですが、日曜日には15万6000人もの観客が集まってくれたのは、まさに琢磨選手が観たいから。そしてトヨタ、ブリジストンといった日本組を観たいから。そういうお客さんが駆けつけてくれたのは非常に我々もうれしいことですね。

鹿島 :それから、今シーズンの年間スケジュールを見ますと、「驚いた!」という言う方が多いんですが、マレーシア、中国、中東バーレーン、トルコのイスタンブールでもF1が開催されますよね。

高橋 :まあ今年は19回もありますから。

鹿島 :そのうちの4つ5つが、アジアであったり中東であったり、新しいエリア。これも最近のニュースの一つですね。

高橋 :去年は中東で初となるバーレーン、7年位前にはマレーシアが東南アジアで初でした。もっと言えば日本だって18年前の鈴鹿での開催が東アジアで初、70年代に1回富士でやってますが。ヨーロッパ中心の選手権がいろんな地域に広がっているというのは、自動車メーカーのグローバリゼーションの波にF1が乗っかっているということと、タバコ広告の問題があります。2006年でタバコメーカーは実質F1を広告ツールとして使えなくなってしまいます。日本でいうとJTさん、ラッキーストライクやマルボロとかF1の資金源を支えている既存のタバコメーカーに頼れなくなった。その場合どうするかというとヨーロッパ・EUでのタバコ広告の規制があるわけですから、他の国、アジアを含めたヨーロッパ外の国に出て行こうという動きが活発になってきているような気がしますね。

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久しぶりの全開アタック。