Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

史上最速の“デパマン”登場!

(12月12日放送)
デパマン石渡 デパマン石渡

デパマン石渡(でぱまん いしわた)

90年に某有名百貨店に入社、現在、“デパ地下”担当。自ら企画したスイーツがTVでも取り上げられスーパーヒット商品となるなど活躍中。実力、人気共に急上昇中の異色のレーシングドライバー。

96年に友人2人で共同購入したマーチでレースデビュー。翌年、AE86を共同購入し、筑波AE86レースへ参戦。その後、「筑波プロダクションカーFRクラス」シリーズ3位を経て、02年には「ネッツカップヴィッツ関東シリーズ」でシリーズ8位。03年、ドライバーネームを“デパマン石渡”へ改名、同シリーズで見事チャンピオンを獲得!今季は「ネッツカップアルテッツァ」へステップアップし最高位12位。2年目の来季はチャンピオン獲得を目論む。

所属チーム:ジースパイス レーシングチーム

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、某有名デパートのデパ地下に勤務しながら、レーサーとして着実にステップアップを続けているレーシングドライバー。デパマン石渡選手をお迎えしてお送りします。お楽しみ下さい。



“デパ地下”勤務のチャンピオン
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鹿島 :今週のゲストは、某有名デパートのデパ地下に勤務しながら、レーサーとして活躍するこの方です。

石渡 :どうも。デパマン石渡です。

鹿島 :僕も90年代後半から、レーサー鹿島っていう名前でライセンスを取ってレースをやっていますけれども、デパマン石渡 っていう名前を初めて見たときは、ハンマーで頭をっていう感じでしたね。

石渡 :そうですか(笑)。これは前のチームメイトにつけてもらった名前なんですね。でもこれが非常にウケが良くてですね。

鹿島 :きっとデパマンなんだろうなと思っていたら、やっぱりデパート勤務でしたね。しかもデパ地下。それも、あえて言いませんが、結構アレじゃないですか? 芸能関係の方とかも訪れるような有名百貨店のデパ地下勤務ですよね。

石渡 :あーもう、すごいですよ。いっぱい来ますよ。野球選手、芸能人、ぞろぞろ来ます。

鹿島 :かなりお忙しいと思いますが、レースを始めたきっかけって何ですか?

石渡 :やはりジムカーナ。ジムカーナというものを、まず始めてですね。それをやったのがモータースポーツのきっかけです。はい。

鹿島 :ジムカーナといいますと、よく工事中の現場に立っているような三角錐のパイロンを立てて、その間を一発勝負でね。まあ基本は一発というより2本くらいですよね。その日に発表されたコースをきっちり憶えて、1分とかそのくらい、瞬間芸の勢いでコースを周ってタイムを競うもの。成績はどうでした?

石渡 :いやー振るわなかったですね。最高で7位くらい。

鹿島 :でも素晴らしいじゃないですか。その後、実は2003年にはネッツカップのヴィッツシリーズ。この番組でも何度もご紹介していますが、いわゆるナンバーがついたままの、極論を言えば普段、買い物に行ったり美容院に行ったりしているクルマでも、レース用の装備をつけてしまえば出ることができるという。このシリーズで2003年シリーズチャンピオン!

石渡 :ありがとうございます。

鹿島 :しかも激戦の関東シリーズで。

石渡 :そうですね。大体いつも1レース100台くらい出てきますからね。ここでチャンピオン取れたっていうのはね、本当に今でもうれしいなあと思っていますね。

鹿島 :感動したんじゃないですか?

石渡 :感動しましたよ。去年はチャンピオン狙いに行きましたからね。それで取れたんでね。すんごくうれしかったですね。

鹿島 :11月6日の読売新聞の夕刊でも特集をされていましたけれども、デパ地下勤務っていいますと本当に忙しいでしょうし、まさにお盆やこの時期っていうのは激務だと思うんですが、仕事とレースの両立、コントロールはものすごく大変だったんじゃないかなと思うんです。

石渡 :あの、最初はホント大変でした。でも、チャンピオン取ったからじゃないんですが、会社の人たちにも、こう…徐々に話していってですね。

鹿島 :フフフフ。

石渡 :徐々に浸透させて、応援させるっていう雰囲気を作りました。それで今は逆に「(レースに)出ていいよ」みたいな、そういう雰囲気を作ったっていうのが、今はいいのかなって思っていますね。

鹿島 :なかなか…日本の職場ですと一般的に、みんな休みを取りたいっていうところもあって。レースって金・土・日じゃないですか。

石渡 :そうですね。

鹿島 :僕も放送局に勤務しながらレースをやっていた時期がありまして、その頃は“若者はとりあえず平日休み”という暗黙の了解みたいのがあって、そのせめぎ合いが大変だったんですけどね。でもその辺はさすが人徳ですよね。応援させる方向で。

石渡 :いやいや、ようやくですよ。7年、8年やって、ようやくそうなりましたね。

鹿島 :そのうちアレじゃないですか、某有名デパートの名前をドーンとクルマのサイドに書いて、みたいな?

石渡 :ああー! 入れてみたいですねー。会社が応援してくれれば一番いいんですけど。

鹿島 :そういう時代が来るかもしれませんからね。

石渡 :ああ、いいですねー。

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当たって砕けろ! これぞ、デパマン流。