Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

その名も『F1速報』!

(9月26日放送)
高橋浩司 高橋浩司

高橋浩司 (たかはしこうじ)

1991年、三栄書房へ入社。
「オートスポーツ」編集部(当時月2回刊)に配属となり、F1専門速報誌「アズ・エフ」の創刊をはじめ、国内外の レース/ラリー担当を歴任。
「週刊オートスポーツ」の立ち上げ に携わった後、2002年より「F1速報」(ニューズ出版刊)の編集長。
1967年7月17日生。北海道札幌市出身。


このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、10月10日のF1日本グランプリを前に、レースの4日後に発売されるF1雑誌『F1速報』の高橋浩司編集長をお迎えしてお送りします。



F1がいよいよ中国へ!
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鹿島 :10月10日に決勝を迎えるF1日本グランプリ、非常に盛り上がっていてチケットも非常に売れているというウワサが届いています。そんな今週のゲストは『F1速報』編集長の高橋浩司さんです。よろしくおねがいします。

高橋 :よろしくおねがいします。

鹿島 :レースの4日後に発売されるというF1の速報誌、その名も『F1速報』。レースが金土日とあって本が発売されるまでは寝るヒマも無いような生活が続いてらっしゃるんでしょうね?

高橋 :そうですね。決勝の後はずっと徹夜して作るもんですからね。

鹿島 :その編集長として、年間ものすごい数のレースを。今は何レース?

高橋 :今年は18戦、来年は19戦でなないかと言われています。

鹿島 :昔は16戦くらいだったんですけどね。

高橋 :それがスタンダードだったんですが、まあヨーロッパ以外の国での開催が増えていけば、当然そうなりますよね。

鹿島 :中国の上海にF1のサーキットが出来まして、ちょうど今日が(※9/26現在)その決勝日。事前に何度か取材に行かれているということで、その時に感じたことは?

高橋 :今年の6月に、上海インターナショナルサーキットのオープニングイベントがあったんですが、その時はフェラーリが来て走ったんですね。とにかく中国の人たちはF1の情報がまったくないという状態だったんですが、F1の走るエンジン音を聞いたときに、巨大なグランドスタンドを埋めた3万の観客から、ものすごい「オオーッ!」という歓声が出たときは僕も鳥肌が立ちましたね。

鹿島 :でも意外ですね。情報があまりないんですかね。これだけ映像やインターネットが普及しているのに? ・・・きっと生で観るチャンスはほとんどなかったんでしょうね。

高橋 :いままでなかったでしょう。我々も『F1速報・中国版』というのを立ち上げてやってますが、中国側の編集方針も「F1とはなんぞや?」から。そこから始めてあげないとブームを作っていく上で厳しいと言っていました。我々にとってはスーパーヒーローのゲルハルト・ベルガーがウロウロしていても、向こうの人たちは誰も気がつかないんですよ。

鹿島 :アハハハ。

高橋 :まあそういう状況です。現役のシューマッハのようなドライバーじゃないとわからない。日本でベルガーがウロウロしてたら大変なことになるけど、やっぱり中国の方には、ちょっと前のトップドライバーはわからない。そういう意味でもこれからのマーケットになっていくんだろうなと思いますね。

鹿島 :人口は多いですから。これからお客さんが増えていくと…

高橋 :火がつけばものすごいことになると思います。自動車文化も入ってきて間もないんですよ。上海の町を走っていても特定の車種しか走っていない。最近でこそトヨタさんやベンツさんなどいろんな種類が入ってきていますけど、タクシーなんかは全部フォルクスワーゲンに限られるんですよね。

鹿島 :そこにF1が、色とりどりの華やかなエンターテインメントが入ってくるんですよねぇ。

高橋 :いやーインパクトあると思いますね。

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