Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。
桑野信義 40歳が成人式



ツッパリなのにクルマ酔い。
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鹿島 :7月7日、クワマンwithスリービックリーズとして、アルバムがリリースされました。“スリービックリーズ”とは?

桑野 :たぶんラジオを聴いている方は、どんな女性3人なのかわからないと思うんですか、彼女たちは3人組コーラスグループで7年前に結成。顔を黒く塗ってます。名前はスリーディグリーズというグループからもじってます。

鹿島 :本格的で、かなりいい雰囲気です。

桑野 :彼女たちがソウルミュージックをやっているというので、ライブを観にいったんですよ。そしたらビックリ。歌はうまいしステージはおもしろいし、泣かせるし。それで僕がどうしても一緒に音楽をやりたくなっちゃったんですね。で、彼女たちを口説いてユニットを組もうということで、今回アルバムを作っちゃったんですけど。

鹿島 :かなり楽しそうですよね。アルバム自体はカッコイイ部分と楽しい部分が共存していると思いますが、レコーディングも相当盛り上がったんでしょうね。

桑野 :彼女たちは1人づつそれぞれシンガーなんですよ。実力はすごいし。ただ、やっぱりエンターテイメントを追求しているので、このアルバムの中にはちょっとしたお芝居とか、そういうのも入れてあるんですよ。これはもちろんラッツ&スターのスタイルとまったく同じなんですよ。

鹿島 :ちょうど週末の夕方の時間帯、ドライブしていたり家族で走っていると、そろそろお父さんは限界になる時間じゃないですか。

桑野 :家族はお菓子食ってしゃべって寝ちゃったりするんですけど、お父さんは運転があるから寝られないですからね。

鹿島 :僕なんかもちっちゃいころはワガママ言ってましてね。急にアイスが食べたくなったり、食べた瞬間寝たりとかですね。大体僕はこの時間帯には眠りに入って、気がつくと家でした。

桑野 :なるほどね。

鹿島 :それで最後、家に近づくときにいつも月が出ていたんですよ。その月を見ながら家の門を入っていって…そんな子どものころの思い出があります。クワマンはそういう思い出はないですか?

桑野 :僕はちっちゃいころからクルマ酔いしてたんですよ。だから遠足とか大っ嫌いだったんですよ。

鹿島 :じゃあ、錠剤とかを飲んでいた?

桑野 :そうそう。あとは「朝はゆでたまごを食べるな」とか「前の方に座れ」とか。これは笑えるんですけど僕は中学校のときツッパってたんですよ。ツッパリって一番後ろに座るわけですよ。ところが俺、酔っちゃって!

鹿島 :アハハハハ!

桑野 :一番前の、社会の先生の横に座ったっていうのを覚えてますよ。それから社会の先生に逆らえなくなっちゃったっていう。

鹿島 :ちょっと、スタイルとしてはあんまりツッパってる感じが出ないですよね。

桑野 :カッコわりーよねー。



人知れずナイフを磨く・・・
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鹿島 :7月7日にリリースされた、クワマンwithスリービックリーズのアルバム『恋のモーレツラッパ吹き♪』。3曲目の「Top Speed で歩こう!〜 Feel Soul Good 〜」という曲があります。

桑野 :ドライブ中のお父さんたちが元気出る曲だと思います。

鹿島 :元気でますよね。でもこういう曲が作れるようになったのは、やはりクワマンもお父さんになったから?

桑野 :まあねぇ、1回目の結婚のときはメチャクチャやってたんだけどね。2回目はやっぱりねぇ。

鹿島 :あっ1回目の結婚はやっぱりメチャメチャでしたか?

桑野 :メチャクチャでしたよ。今でも本当は悪いやつなんだけど。ただ、40歳過ぎて2回目の結婚で、子どもがまだ5歳と4歳なのね。だから孫みたいなんですよ。今まで肩の力張って厳しい芸能界やってきたんだけど、やはり40歳過ぎたら肩の力を抜いて、自分の原点である音楽をやってみようかと。だいぶ丸くなったと思うんですけど。

鹿島 :僕はまだ子どもはいないんですけど、やはり自分も親の背中を見て育っているなと最近は自分の体験で思うんですよ。昔はそんなことなくて、「コノヤロウ!」と思ったこともあるんですが、この年になってくると、なんだかんだ言っても親の背中を見てたんだなと。

桑野 :それはやっぱり、その年齢にならないとわからないよね。

鹿島 :ちょうどお盆休み明けの日曜日、ドライブシーズンだし夏休みじゃないですか。そういう時期にそんなことを思ってよかったなと思いますね。そういうご経験は?

桑野 :俺個人は今でも子どもみたいなもんですけどね。男ってそういうところあるじゃないですか。それで思うのは、男の成人式って40歳じゃないかなと思うんだよね。40歳になって何となくわかってくるのよ。若いころにはわからない。うまいことできてるんだよなー。

鹿島 :でもお話しを聞いて思ったのは、いろんなことをやってきて、「メチャクチャでした」なんて言えるくらいのことをしてきたから、今のなんともいえない優しさを感じるんですよね。

桑野 :戦ったからこそ優しさがあるわけだよ…いやカッコイイな俺(笑)

鹿島 :きょうはそんなことを感じちゃいましたね。

桑野 :でもね、こう見えても“心の中にはいつもナイフをしのばせてるぜ…” そのくらいの気持ちで行かないとな男は。レースで勝負するとき、ステージで勝負するときに“光るもの”をもっていないとね。

鹿島 :人知れず、磨いておかないとね。

桑野 :そこがカッコイイんだよね。人知れず、嫁さんに知られずに俺は遊んでるんだよな!

鹿島 :本当にトークも盛り上がって来ましたが、来週もまたお越しいただいて、聞ききれなかったクルマトークの続編です。ゲストはクワマンでした!

桑野 :サンキューでした!






今週のゲストは、ラッツ&スターの
トランペッターとして一斉を風靡。
ミュージシャンとしてのみならず
バラエティー番組でもその才能を
いかんなく発揮するクワマンこと
桑野信義さんでした。

来週も桑野信義さんをゲストに
お迎えしてお送りします。
お楽しみに!



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