Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

愛のある芸能リポーター、驚愕の事件簿

(8月8日放送)
梨元 勝 梨元 勝

(なしもとまさる)

血液型 A型
昭和19年12月1日 東京都中野区生まれ
学歴 昭和43年3月 法政大学社会学部卒業

大学卒業後、講談社「ヤングレディ」取材記者として活躍。のち、テレビのワイドショーの創世記に芸能記者として参加。「アフタヌーンショー」で突撃取材が受け芸能リポーターとしての座を確立する。以降、反骨精神を胸に他の芸能レポーター陣と一線を画しながら第一線に立っている。

梨元さんのサイトは芸能情報満載で評判です。
http://www.nifty.com/nashimoto/


このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、いよいよ4週目、ファイナルに突入です。芸能記者&レポーター生活37年。梨元勝さんです。どうぞお楽しみ下さい。



世田谷、白昼のカーチェイス!
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鹿島 :今週もゲストはこの方です。よろしくお願いします。

梨元 :恐縮です!梨元勝です。ども。

鹿島 :もう本当に恐縮です。4週に渡ってありがとうございます。これまでを振り返ると、本当に3週間ドキドキしながらメリハリのあるトークで…。さて、梨元さんはこれまで“追っかける”“チェイスする”仕事をやられていますが、危険な目にあったりもしているのではないですか?

梨元 :そうねえ。安西マリアさんって知ってます? 最近また復活したようですけど、この人アイドルの時大変だったのが、担当のマネージャーと親密になっちゃったんです。それで所属事務所が「なんだ!」ってことで2人を監禁しちゃったんですよ。これが大騒ぎになって、結局もちろん社長は逮捕。裁判になったの。

鹿島 :ええ。

梨元 :まず安西マリアさんの裁判があって、終わった後にみんな追っかけるんですよね、インタビュー取りたいから。でも逃げられて、どこに逃げたかわからない。それでこの間、何十年ぶりにテレビ局で彼女に会ったらね、「梨元さん、あの時どこに逃げたかわからないでしょ?」って。聞いたら、いわゆる護送車で逃げたんだって! そんなの税金の無駄遣い…だとは言いませんでしたけど、それじゃわかんないよねぇ。

鹿島 :すごいですねー。

梨元 :そうなると、次はマスコミもエスカレートするんですよ。次の裁判の証人がマネージャーだったんだけど、もう大変。この人はそのまま正面から出てタクシーで逃げたわけ。みんな追いかけるでしょ。すると信号を無視するみたいにバーっと逃げるわけですよ。5〜6台の追いかけるクルマもクラクション鳴らして、もうほとんどカーチェイスですよ。

鹿島 :えぇぇ!?

梨元 :マスコミも追っかけなれてるドライバーだから。それでついに世田谷まで行ったんです。たぶん彼の住んでるところだからくわしいんでしょうね。僕はちょうど真後ろにつけてたんですが、見失わないように走っていて踏み入りに入ったんです。するとちょうど警報音が鳴り始めたんです。マネージャーのクルマが踏切を抜けたから僕も進んだら、前にいるそのクルマが急停止したの! ぶつかっちゃいけないから止まるでしょ。そうしたら後ろの遮断機がガチャン、前の遮断機もガチャン。

鹿島 :……!!

梨元 :いまだに僕は目をつぶれば思い出すけど、夜の警報機がカンカンカンと鳴って電車のライトが迫ってくる。ただ反対車線が開いていたから、そっちにハンドルを切って踏み切りを壊せば大丈夫なんですけど、でもそんなことしたら翌日の見出しは「梨元 無謀な取材 踏切壊す」とか出るに決まってるんですから。

鹿島 :そうですよねぇ。それでどうしたんですか?

梨元 :僕がクルマをパッと出て遮断機を手で上げたんです。あれ結構上がるもんなんですよ。そのまま反対車線へ行くと、また向こうのクルマは逃げる。僕の乗ったクルマの運転手さんは「許せない」ってさらに追っかけたけどやっぱり細かい道でわからない。ただその時、後ろで各社見ていて写真を撮ってるんですよ。それで後で言われたのが「あれは梨元だけ逃げたんだ、あいつは自分だけ逃げりゃいいんだ」って。そんなことないって!

鹿島 :アハハハハ!

梨元 :遮断機を上げたのに「いや、ついでに上げただけだ」とかね。

鹿島 :ひどいですね。運転手さん置いて逃げたんじゃないか、みたいな。でも危ないシーンでしたね。

梨元 :うん。あれはいまだに覚えてますよ。







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