Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

芸能界クルマ秘話!

(7月25日放送)
梨元 勝 梨元 勝

(なしもとまさる)

血液型 A型
昭和19年12月1日 東京都中野区生まれ
学歴 昭和43年3月 法政大学社会学部卒業

大学卒業後、講談社「ヤングレディ」取材記者として活躍。のち、テレビのワイドショーの創世記に芸能記者として参加。「アフタヌーンショー」で突撃取材が受け芸能リポーターとしての座を確立する。以降、反骨精神を胸に他の芸能レポーター陣と一線を画しながら第一線に立っている。

梨元さんのサイトは芸能情報満載で評判です。
http://www.nifty.com/nashimoto/


このコーナではレース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、芸能界ではこの方に「恐縮です」と追いかけられることがステイタスの証。芸能記者&レポーター生活37年、記者会見場にこの人あり。梨元勝さんです。どうぞお楽しみ下さい。



紫のロールスロイス。
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鹿島 :今週もこの方をお迎えしました。よろしくお願いします。

梨元 :恐縮です。梨元勝です。よろしくお願いします。

鹿島 :僕も取材の時に言いたいですね。恐縮です!と。梨元さんは、恐縮ですと言いながらも突っ込んでいきますよね。

梨元 :そうそう。“恐縮”って珍しい言葉で、英語にはないんだよね。前に、外国人の誰かのインタビューの時に英語でどうやろうか思ったら、ディレクターが“Thank You”と“I am sorry”とをいっぺんに混ぜたようなものじゃないですかって。言われればそうかなって思ってね。これはね、週刊誌の記者の時ですよ。相手がなかなか取材に応じてくれない。電話でも切られちゃいそうになるわけですよ。そういう時に、人間一歩退くしかないから。もう、すみませんすみません、恐縮ですが恐縮ですがって言っているうちに癖になっちゃったんですよ。

鹿島 :すばらしいですね。あと、相手の言葉を引き出す時に有効な言葉はありますか?

梨元 :あのね、どうしても相手が話さない時ってあるじゃないですか? 例えば高倉健さんは喋らないですからね。テレビだとまだいいんですよ。

鹿島 :黙っちゃっている姿が語っていますものね。

梨元 :そうそう。それでこっちが、もう耐えられないから何か言えば、「ええ」しか言わないのですよ。これ、ラジオだったら質問して黙っていたら、(放送)事故になっちゃいますよ。そういう時にはね、自分側から自分の大変だった話をするんですよ。自分の苦労話とかね。そうすると、人間って不思議なもので喋るというのがあるんですね。“僕は駆け出しのころはどうしようもなくて…”なんて話をね。これは毎週やる雑誌の対談の時にやるの。頭10分は使わなくていいですからといって、毎回、同じことを言うんですよ。それで相手が、「あっ梨元ってたいしたことない。なんだ、結構(スクープを)抜かれていたりするんだ」というふうに安心してくれると、心を開くというかね。

鹿島 :心をつかむ術ですね。

梨元 :そう。入り方みたいなものはありますね。それでも喋らないとまた大変ですけどね。

鹿島 :今週のテーマは、芸能人・有名人とクルマ。先週予告されました紫のロールスロイスというのは…

梨元 :これはビックリしました。あのね、美輪明宏さんです。今はもう乗っていないですけど。美輪さんの舞台があって、その取材の帰りに梨元さん乗っていきませんかって言われて乗ったの。あれは池袋から新宿ぐらいでしたよ。僕はてっきり運転手さんがいる普通のクルマかと思っていましたよ。見たら…紫ですよ。でね、これは乗るのはいいですよ。美輪さんと一緒に後ろの席に乗ってね。これはね、別に地下を走っているわけじゃありませんから。表に出ますよね、交差点で止まります。ほとんどの人が見ますよ。

鹿島 :見ますね。

梨元 :それで昔だから、スモークとかはしていなかったのかな。美輪さんは堂々としているけど、僕は困ってどうしようかなみたいな感じでね。そりゃー僕だって横に紫がくれば注目しますからね。あのセンスというのはおもしろかった。そもそも美輪さんは紫が好きなんですよ。だから、舞台構成もほとんど紫を基調にしています。

鹿島 :どう考えても特注でしょうね。今乗っていらっしゃらないということですから、誰かがそれに乗っていらっしゃったりしたら、すごいですよね。

梨元 :あれは特注でしょうね。もしかしたら譲り受けるか買う時に、色だけは替えてくださいとかしないとね。






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あの手この手のカーチェイス。