Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

新撰組の血が戦わせる!

(7月4日放送)
番場琢 番場琢

(ばんば たく)

1982年1月30日生まれ。東京都出身。フォーミュラ・トヨタ・レーシングスクールを経て02年にF・トヨタで4輪デビュー、ランク3位(1勝)。03年から全日本F3に参戦、今季は表彰台の常連として活躍中。あの新選組の土方歳三の玄孫(やしゃご=ひ孫の子)にあたり、ファッション雑誌のモデルも務めるイケメンドライバーとして人気急上昇中!

このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、今、最もF1に近い男のひとり。名門トヨタ・チーム・トムスのドライバーとして全日本F3選手権で活躍。新撰組の土方歳三の末裔で、ファッション誌のモデルもこなすイケメンレーサーの番場琢選手です。どうぞお楽しみ下さい。


極意はレースを楽しむ事にあり。
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鹿島 :今週のゲストは、レーシングドライバーの番場琢選手です。よろしくお願いします。

番場 :こんにちは。番場琢です。よろしくお願いします。

鹿島 :今年、全日本F3選手権2年目。このF3というのはF1のひとつ下のクラスといってもいいものです。ミハエル・シューマッハも、引退したミカ・ハッキネンも、多くのドライバーがこのF3で頑張って、F1への切符、プラチナチケットを掴んできているわけです。日本のF3は年間10ラウンド、全20レース。スケジュール的にもかなりハードですよね。

番場 :そうですね。レースの数も多いですしハードですね。僕らにとっては年間20レースもできるのでいろいろな経験になるし、毎レース毎レース勉強になっていますね。

鹿島 :F3をやっていて大変だなあと感じるポイントや、このF3がF1への最後の登竜門といわれるゆえんはどんなところだと思いますか?

番場 :F3はすごくタイムが接戦なのです。ドライバーのタイム差が接戦なので、レース中も数多くのバトルがあったりします。観ている人たちも激しくてエキサイトするようなバトルがあるクラスです。ドライバー自身もテクニックを磨いたり、セッティングもかなり基礎的なことからやっていけないとマシンを速くできない。きっとそういうところがF1に近くて登竜門と言われるゆえんじゃないかなと思っています。

鹿島 :レーシングカートで活躍したあとにフォーミュラ・トヨタのレーシングスクールで才能を認められてフォーミュラ・トヨタへステップアップ、そこでがんばって、その後にF3にステップアップをしたわけですけど、去年1年間は苦労していましたね。フォーミュラ・トヨタでの活躍ぶりから考えると、成績がなかなか出ないのでドライバーとして自信をなくすようなことも起きてしまうのではと思っていたのですが、どうですか?

番場 :正直、結構自信をなくしていました。フォーミュラ・トヨタをやっていた時は思ったよりも速く走れていて自分にも自信があったんですけど。必ずできると思ってF3にステップアップしたんですけどレベルがとても高くて、できるはずだと思っている反面、なんで結果が出ないんだという心があって、だんだん自信をなくしていきました。でもできるはずだという自分の葛藤…心の中でしょっちゅう戦っていましたね。

鹿島 :今年、F3のトップチーム、名門トヨタ・チーム・トムス。このチームの、このマシンに、この体制で乗って表彰台に上がれないようなことがあると、ドライバーとして実力、腕が問われますよね。その中で見事に鈴鹿の開幕戦で表彰台に上がりました。

番場 :テストの時はプレッシャーで押しつぶされていて全然ダメだったんですけど、プレッシャーの撥ね退け方をチームから教わり覚えました。それからは全然プレッャーを感じなくて、自分の実力が出せた開幕戦だったかなと思っています。

鹿島 :チームがアドバイスしてくれたプレッシャーを跳ねのけるアドバイスというのは、どんなことでしたか?

番場 :プレッシャーを感じるのは自分に自信がないから、自分に自信を持つのが一番なんです。でもやっぱりいろいろな人が応援してくれているという心強さですかね。それを素直に受け止めてもっと気楽に楽しみながら走る。やっぱりレースは楽しむというのが一番なので、楽しみながらレースをしようと思ってからは結構気楽になってきました。




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